クラウンでもラバーダムは必要か?

為になる動画ありがとうございます!

以前自費治療で根管治療から被せまでしたクラウンが欠けてしまい、作り直す予定の者です。

現在通院中の歯科ではクラウンを被せる際はラバーダムは必要ないとの事だったんですが、そういうものなんでしょうか?中が虫歯にならないのか心配になってしまい、、、良ければ教えていただけないでしょうか?

コメントありがとうございます!

皆さんが疑問に思う点、素晴らしいご質問をありがとうございます!

回答させていただきます。

よろしくお願い致します!

おっしゃる通り、可能であれば、ラバーダムを装着した上で、クラウンを付けることが出来ればそのようにした方がよろしいでしょう!

この動画でジルコニアクラウンをラバーダムを装着した上でセットしています。

01:18でその様子をご覧頂けます。

概要欄・コメント欄にタイムスケジュールがあります。

その01:18をクリック頂くと、その様子をご覧頂けます。ご活用下さい。

但し、クラウンになるまでの病状では、むし歯が歯茎の下にまで及んでいる場合がほとんどです。クラウンの種類にもよりますが、歯肉の下に、クラウンと歯との境目が位置する場合もございます。

そうなると、歯肉を下げてラバーダムを装着しなくてはなりません。

不可能ではありませんが、歯肉を痛めてまでそのようなことをする意義がない場合もございます。

そのような症例では、可能な限り唾液が侵入接触しないよう配慮した上で、歯に付着した唾液を洗浄。さらに酸処理、さらにマイルドな酸処理を行ったうえでクラウンを装着します。

自費治療のクラウンはこのようにしてセットするのが通法であり、当院でもそのような症例多数ございます。

できれば、ラバーダムを装着してクラウンをセットしたいので、当院では、出来る限り早期に治療し、歯茎より上の部分に境目を設定し、ジルコニアやオールセラミックスでクラウンを装着するようにしています。

審美的にも機能的にも優れた状態でセットが可能となります。

ラバーダムがなくても、それをフォローできるような配慮をもってクラウンを装着するように全国の歯科医院の先生は治療されています。大丈夫です!ご安心ください!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル