良い歯医者・歯科医院の選び方

歯科医院を選ぶにあたって何か気にしたほうがいいポイントなどはありますか? 私の祖父が、親知らずを抜いて菌がまわってしまったらしく命に関わる事態になったので、慎重に選びたいのですが何かあれば選ぶにあたってのアドバイスをいただきたいです

それは大変な想いをされましたね、その後いかがでしょうか。

おっしゃる通りですね。歯科医院は慎重に選んでいただきたいと私も日々実感しています。

歯医者の知識・技術は、患者様には計り知れないものでしょう。

また、患者様の「価値観」もそれぞれです。

・痛みが無いようにしてもらいたい方

・たとえ歯を抜くことになったとしても、やり直しの無い歯科治療を望まれる方

・時間に制限のある方

・治療期間に制限のある方

・費用を抑えたい方

・審美的にキレイにされたい方

ホント、それぞれです。

そのため、これ!という1つの価値観で、歯科医院を選ぶことはできないでしょう。

でも、間違いないことがひとつあります。

上記に挙げたご希望に沿う「保険適用の歯科治療」は無い!ということです。

現在の保険診療は、1970年以降の国民皆保険制度そのままが踏襲されているように感じています。

つまり、これから経済は上向き、人口は増加傾向にある、イケイケドンドンの時代背景のもと作られた医療システムです。

今のように、多種多様な価値観が認められる、だれでもな何でも手に入れられる時代ではありません。

何もなかった時代に作られた医療制度です。これは「対症療法」に重きを置いた、多くの患者様を可能な限り安価な費用で診ることのでき、国にその財源があるのを前提とした医療システムです。

現在はその真逆の時代。保険医療システムで、十分なる歯科治療が受けれるはずはありません。

この点を患者様には十分にご理解頂いた上で、「ならどうする?」とご自身にあった歯科医院をご選択頂きたいと感じております。

そのための、Youtubeチャンネルが、当院のこのチャンネルです。

では、どうやって歯科医院をご選択頂くか?

まずは、患者様が、歯科治療に「何を求められているのか?」でしょう。

これがあって然るべきであり、これがないと、多くの歯科医院から自身にあった歯科医院を選ぶことはできません。

そのためにはどうやればいいか?

この大前提があります!

これ一番大切です。

『”痛くなってから”、歯科医院を選ぶことは絶対にしない!』

これです!

痛くなってから歯科医院を選んでは、冷静な判断は出来ません。

おぼれている人に、横からクロールの泳ぎ方を教えても、理解はできないでしょう。

その時、手を伸ばしてくれた人の手を掴んじゃいますよね?

その人が、救える能力があるのか無いのか?別にして。

救える能力が無ければ、一緒におぼれます。状況はさらに悪化するでしょう。

良い歯科医院を選べない人の典型的なパターンです。

では、さらに、ならどうするか?

まずは『予防で、クリーニング』で歯科医院へ行くんです。

痛みが無くてもいいんです、クリーニングしてください!って言って歯科医院へ行くんです。

こんな地に足付いた状況ならば、冷静に、心フラットな状況で、その歯科医院を、その歯科医師を、そこで働くスタッフを、そこで提案される治療内容を品定めできるでしょう。

もしそこで、「治療が必要です」といわれたとしても、痛みが無ければ、そこに必要性を感じていなければ、すぐに治療に取り掛かる必要もありません。

ほかの歯科医院で診てもらい、ホントにその治療が必要なのかを「見極める余裕」もあるでしょう。

こんな準備が為されていれば、ご自身にあった歯科医院選びが可能ではないでしょうか。

その上で、歯科医院の何処を見ればよいのか?

私が感じる1番は、「笑顔と安心」をくれる歯科医院です。

言葉を選ばずに言わせてもらいますね(笑)

・患者を脅す歯科医師は最低です

・スタッフを怒る歯科医師は最低です

・愛想の悪いスタッフは最低です

・勉強しない歯科医師、スタッフは最低です

逆を言うならば、

・優しく笑顔で前向きな歯科医師を選びましょう

・雰囲気の良い歯科医院を選びましょう

・優しく笑顔のスタッフがいる歯科医院を選びましょう

・保険治療に拘らず最新医療機器を装備した歯科医院を選びましょう

これが出来ている歯科医院では次のことが出来ています。

「十分なコミュニケーションが取れる」

・歯科医師が患者様に合ったアドバイスを適切にしてくれます

・笑顔で優しくスタッフが対応してくれます

十分なコミュニケーションがあれば、納得できる歯科治療が受けられます。

間違いないでしょう。

でも、人それぞれです。合う合わないというのも現実として必ず起こりうることでしょう。

私も然り。はっきりものをいう性格です。時には患者様には辛いと感じることも、一緒に頑張りましょう!とアドバイスせざる得ないこともあります。

それを、傲慢、言葉がキツイ、患者の立場になっていない、などと誤解されることも、ほんと稀にございます(笑)

それもしょうがないことですが、それを避ける意味でも、十分なコミュニケーション大切です。

まとめます。

良い歯科医院を選ぶには!

・予防で来院し、品定め

・コミュニケーション

この2つ!ぜひ!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル