ちなみに、歯医者恐怖症ではなく、聴覚過敏ってら最近わかりました。 どうすれば、楽に治療うけれますか?
聴覚過敏、存じ上げません。ゴメンなさい。
私が拝見していて想う事があります。
私見ですのでお聞き流しください。
歯科恐怖症には2つのことがその根拠、原因のようです。
・歯科治療でご苦労をされた経緯があること
・自信がないこと
前者は誰もが分かる事。そのほとんどの方がこれが原因と感じているようです。
たしかに、そのきっかけ、引き金を引いているのは間違いのないことでしょう。
歯科治療、コミュニケーションが不足した状態では、だれもが恐怖を感じます。
人は知らないことに恐怖を感じるもの、これは本能です。生命維持のため、当たり前に感じる感情です。
しかし、それを過敏に感じてしまう方もいるようです。
これには、自信の欠如を強く私は感じています。
歯科恐怖症の方は、歯科治療だけでなくすべてのことに対して不安を感じていらっしゃいます。
これは、これから何が起きるのだろうという不安からくるのでしょう。誰もが感じる感情です。
しかし、どんなに素晴らしい技術と知識と設備を持つ歯科医院でも、必ず治療がうまくいくとは限ります。
可能性は高まりますが、必ずということは、「人生において」絶対といっていいくらい無いと断言できることでしょう。
私は沢山経験しました。
世界一の教授の元で、世界一の知識と技術を学ぶべく、大学院に進学したら、実情は全く違った(笑) 毎日ほぼお茶くみ状態、牢獄生活を4年(笑)
自分の肩を壊して、整形外科、専門外来、日本一の専門外来へ行くも治らず(笑)
こんな無駄なことばかり(笑)
いずれも自分の心構えと日々の生活に問題がありました。いずれも問題は自分自身であり、それを他者に何とかしてもらおうという依存の心からくるものでした。
自分のことは自分が何とかする、それを決断し、失敗し、再度チャレンジする「強い心を決断する」こと。
これが「自信」でしょう。
それが、少しばかり不足しているのが「自信のない方」かと感じます。
そんな方は、治療法や治療環境、歯科医師の対応に一喜一憂します。
これでは治るものも治らない、私は自分の臨床で強く強く感じます。
歯科医師という職業を長きに渡り従事させて頂き想う事、むし歯・歯周病・噛み合わせなどの「病気」とは、すべてはストレスから始まるということです。
身体に対して、心に対して、圧し掛かる難関を「ストレス」と感じるか?「乗り越える壁」とチャレンジするのかは、「その人の心次第」。
負けてはいけない。自分自身に。
皆さんにはそれを毎日の臨床でお話しをさせて頂いてます。
ぜひこの回答が少しでもお力になれていれば幸いです!