自費の根管治療 1回30分?マイクロスコープなし?

私も現在、前歯の感染根幹治療の途中です。

自費で行っているのですが、4回の通院で治療時間も30分程度です。

自費だと1から2回で終わるものだと思っていたのですが、なかなか聞く勇気が持てませんでした。

膿がある場合は回数がかかるものなんですかね??

またマイクロスコープを使って頂けると思っていたのですが、使っていただけませんでした。

前歯の裏側を削ったのですが、裏側を削っただけでも被せ物は必要ですか??

まずはこの動画の冒頭の表をご覧下さい!

また、下の動画では、自費と保険の根管治療の違いについて解説しています。
ぜひご活用下さい!

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?あなたの歯科医院選び、間違っていませんか?(根管治療には2つの方法があるって知っていました?)

ただし、自費と保険の区分については、「各歯科医院」に任されているのが現状です。
ご通院中の歯科医院でも、その違いがあるのでしょう。

それが、
・ラバーダムの装着をするか否か
・マイクロスコープを使用するか否か
・時間をかけるか否か
・ニッケルチタン製ファイルを使用するか否か
などなどなど、具体的な違いがあるかと思います。

上記動画での保険と自費の違いは、当院の違いでもありますが、いわゆる現在の保険医療における根管治療と、『根管治療専門医』の先生方の根管治療の違いでもあります。

つまり『根管治療専門医』の先生は、ラバーダム、マイクロスコープなどの必要機器を揃えたうえで、短期間少回数で治療を行います。

実際に拝見していないため、何とも申し上げがたいですが、膿があるか否かが回数と関係することは「当院では」ありません。

膿がある場合、1~2回の治療で改善が見込めない場合、根管治療はその時点で終了し、歯根端切除術か、再植術、あるいは抜歯が最善の治療法となります。

これは膿の原因が、歯の内部である根管内にあるのか?歯の外にまで及んでいるのか?という違いです。

こういったことは、根管治療専門医の先生では、最初の診査時の仮診断で予測が可能でしょう。

前歯の裏側から削っただけであれば、それ以上にむし歯や詰めものなどが入っていなければ、裏側から詰めて終了も可能でしょう。

歯科医院によりその治療法や持つ知識や技術が異なります。
ぜひご担当の先生と前向きにご相談くください!