平成23年8月24日
私の講義のスライドより・・・歯を失うと、こんなことが起こるというお話。
歯には「歯根膜」という組織が付属しています。
噛んだ感覚を感じ取る「センサー」のようなものです。
歯を失うと、これも失う・・・そうすると、
・ 顎の動きが悪くなる (運動再現性の低下)
・ 噛む力が1/4~1/6に低下する (咬合力の低下)
・ 食べづらくなる (食べ物の識別能力が低下する)
歯が失われると、
この「センサー(歯根膜)」も失うため、「かみづらくなる」んです。
当然、食事はおいしくなくなるでしょう。
できる限り歯を失わないようにしたいものですね!!