平成24年5月29日
歯科治療において、冠やつめもの、インプラントなどの人工物による治療を「補綴治療」といいいます。
冠やつめものを「補綴物」と呼びますが、その補綴物の「適合性」、これがとても重要です。
虎ノ門 宮﨑歯科医院では「かたどり」の際は「シリコーン」を使用しているため、誤差は最小限、再現性の良い精密なかたどりを行っております。
このような、オールセラミックスによるブリッジを製作する際には、「かたどり」による誤差や「石膏模型」による誤差などが必ず生じます。
その誤差をそのままとせず、補正するステップとして「メタルトライ」という作業があります。
このような金属のキャップを別に製作し、オールセラミックスなどの製作物を作る前に、あらかじめ模型の精度を確認いたします。
これにより、かみあわせの再チェック、模型の精度確認を行うことができるのです。
適合性の良い補綴物は、かみやすく審美的にも美しいだけでなく、むし歯の予防や歯周病予防にも寄与するのです。
細かなことではありますが、当然のことを当然に行うことをモットーに日々臨床にむかっております!(^^)