平成24年11月19日
歯を抜くことはとても辛い事です。
しかし、早く抜かなくてはいけない歯の治療を先延ばしにすることで、とても辛い結果が待っていることがあるのです。
問題の歯は、写真中央の歯。
レントゲン写真は、硬いものがより白く、軟らかいものは黒く写り込みます。
歯の神経の治療をし、金属の冠をかぶせてある中央に写る歯は、歯周病により、その骨(歯槽骨)が溶けてなくなっています。
通常ならば、赤いラインにまで骨があるのですが、この症例では、黄色いラインまで骨がなくなっています。
虎ノ門、宮崎歯科医院では、
歯周病治療に力をいれ、できる限り歯を残すことを第一に考えます。
しかし、この症例では、歯の根の先まで骨がなくなっており、保存が極めて難しい状況です。
ピンク色の部分の骨が現在なくなっており、現在進行中。
歯周病はほぼ無症状に進行する怖い病気です。
このままこの状況を放置すれば、矢印の方向へ拡大し、隣の歯まで抜かなくてはならなくなってしまうのです。。。
早期の治療対応すれば、
歯を抜くと同時に、埋まっている親知らずを
『移植』することも可能でしょう。
治療は痛くありません。
痛くない無痛治療でおこないます(^^)
インプラントや入れ歯に頼ることなく、ご自身の歯で末永く美味しい食事が営めるのです。
痛くならないと、治療をしたくないお気持ちはとても良くわかります。
お困りの際は、いつでもご相談ください!