平成25年1月17日
右上最後方臼歯の歯冠破折。
つまり、 「歯が割れている」 症例です。
他院にて、写真中央のセラミック治療を行ったが、うまくいかず、
その後方の歯にも違和感が生じ、虎ノ門 宮崎歯科医院を受診されました。
天然歯でも割れてしまう、原因は ブラキシズム(歯ぎしり) 。
下アゴがしっかりしている方は、噛む力も相当です。 歯ぎしり の力は、ガムを噛む力の十数倍という研究論文もあります。
冠や詰め物、インプラントや歯周病治療には、こういった「かみ合わせ」や「歯ぎしり」に対する配慮が大切です。
この症例では、割れてしまった歯を抜歯し、インプラント。その手前のセラミックは根管治療からやり直し、最終的には「かみあわせ」に十分な配慮をしたうえで治す予定です。