下7番 抜歯 インプラントは必要か?

先生は奥歯が一本無いとのことでしたが、下七番の歯でしょうか?

こちらにインプラントをされないのは何故でしょうか?

左下7番です。

理由は以下の通りです。
①抜歯理由は根管治療後30年経った歯の歯根破折です。周囲の骨が随分と無くなっており、インプラントがしづらい状況にあること。
②抜歯となった以外は健全な歯である事。歯の神経を取り除く「根管治療済みの歯」がないこと
③かみしめ、くいしばりなどの悪習癖はしづらい上下のかみあわせであることから、この歯がなくても、他の歯に負担をかけることはないこと。
④多少食事はしづらく感じますが、それほど困っていない事
①に対しては、GBRなどで骨を造成してからインプラントをする方法はありますが、④のことからその必要性を感じていません。
また、④のように必要性を感じていなくても、②のような根管治療済みの歯が多く、③のようなかみしめをする患者様は、やはり残っている歯の負担軽減のためにインプラントが必要でしょう。
また③のような患者様は、左下7を失うことで、左上の奥歯の歯並びが変わる可能性も否定できません。
そのような場合はインプラントは最善の打開策かもしれません。
私が現時点においてインプラントを必要としない理由の根拠は上記①~④となります。
このような診断を下させる歯科医師は、かみあわせやインプラント治療、そして適切な根管治療を行える歯科医師ではないでしょうか。
ぜひそのような歯科医師をご選択頂ければ幸いです。
どの歯科医院も、ホームページやSNSで、そのような情報を発信されているでしょう!
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