院長ブログ

麻酔が効きづらい なぜ 歯医者

私は中学生なんですが注射恐怖症で注射全てが恐怖です…

なので歯医者に行きたくても無痛治療をして下さる歯医者がありません…

それに私は注射を見るだけでも刺すのも恐怖です、なので私は注射をしない歯科を探しているんですが…

ここの歯科なら大丈夫なのかな…と不安です

痛く無い麻酔は可能です。

ただし、過剰なまでに歯科医師を疑い、痛みを勘繰るようだと、麻酔は効きづらい。

痛みは末梢で感じるものではなく、中枢で感じるもの。

末梢とは、指先、舌、唇、足の先などの皮膚や口内の粘膜、つまり身体の末端部分です。

痛みは末梢で感じているのではなく、そこに与えられた刺激が「中枢→脳」に送られて、脳でその刺激を「痛み」として感じるのです。

1~10の強さで、手を叩くとします。

3の力で叩いても、5でも、はたまた7でも、痛みを感じないという方もいます。

そんな方は、「痛い」という認識ではなく、「叩かれたのだから、多少は叩かれた刺激は感じるし、多少は痛いよね」と感じるのです。

そんな方は、こんな風にも考えます。

「麻酔をしないで削ったら、耐えがたい痛みだけれど、麻酔をすればそれが弱くなるから治療できる」

「だから、多少麻酔が痛くても、チョット頑張ろうかな。永遠に続くわけではないしね」

こんな思考です。

でも、そもそも、麻酔という「行動」に嫌悪感を感じている方は、与えられる刺激に過度に敏感です。

1でも痛いといいます。実際に、触れただけで、押しただけで痛いとおっしゃる方、いらっしゃいます。

これは、1の刺激が痛いのではなく、1の刺激でも痛いと感じてしまうのでしょう。

おそらく、これが歯医者さんではなく、楽しい時間のひと時であれば、1の刺激は全く何も感じないはずです。

嫌いな人が近づいてきたら、それだけで嫌な気持ちになる。

その嫌いな人は何もしていないにも関わらず、すごく嫌なな気持ちになる。話しかけられるなって持ってのほかでしょう。

麻酔をすることで得られるメリットには目が向けられず、デメリットに目が向いてしまう。

そもそも、歯科治療をしなければ、どんどん悪化するにも関わらず、そこにさえ目が向けられなくなる。

こうなると、身体は緊張状態、交感神経優位な状態、呼吸は浅くなり、神経は過敏。

酸素摂取量が少なくなることで、身体は酸性に傾き、注入する麻酔薬はアルカリ性。効くものも効かなくなる。

麻酔が恐怖に感じ、その負のスパイラルに入れば入るほど、麻酔は効かない。

この原因としてはいくつかあるようです。

その一番は、「過去の歯科治療での痛みの記憶」でしょう。

配慮の足りない歯科治療により、我慢に我慢を重ねた経験は、トラウマになりかねません。

しかし、これを「歯科医師のせい」にしても、何も解決には至りません。

その時たまたま、麻酔も効きづらい急性炎症が有った時に、たまたま、麻酔が上手ではない、配慮の足りない歯科医師に、たまたま遭遇してしまっただけ。

そのように考えないと、解決の道はありません。

実際に、歯医者は余るほどいます(笑)

僕の周りには、痛く無い麻酔をする人ばかりですよ(笑)

痛み麻酔する人は友達にはいません。

では、どうするか?

「痛く無い麻酔をする先生を探しましょう」

ネットで、電話で、実際に逢ってみて、聞いてみましょう。

今は便利な世の中です。面倒くさがらなければ、いくらでも探す手立てがあるはずです。

その上で、痛みを少なくしてくれる歯科医師を探したうえで、まだ対策が必要です。

それは何か?

自分自身の身体の状態を整えることです。

麻酔が効きづらい人には特徴があります。

① 緊張しやすい

② 猫背である

③ リップクリーム必須でいつも唇が乾いている

④ 歯並びが混んでいる

⑤ 疲れている

⑥ 食生活

いずれも、つまりは「身体が酸性化している」ということです。

真面目で実直な精神性をお持ちの方は、周りの方に配慮した気配りの素晴らしい方が多い。

このような方は、いつも緊張していることから、交感神経が優位な状況。つまりは「呼吸が浅い」

呼吸が深く行えていれば、緊張することも少ない。

腹式呼吸であり、鼻呼吸です。

人は本来鼻呼吸です。口呼吸は異常ですが、緊張しやすい方は、胸で、口で呼吸しています。

これは首、大頬筋や頸部の緊張を伴うことで、首はやや前傾となり、猫背となる。

そんな方はリップクリームが欠かせません。

首が前傾になっていることから、舌骨は舌に下げられる。

これにより、本来舌は口蓋にくっついているはずなのに下げられてします。

この状況が幼少期より常態化していると、上アゴの成長が適切になされないことから、歯並びにも悪影響を与えていますのです。

そのため、「歯並びが混んでいる人」は麻酔が効きづらい。

疲れている方は、当然、身体が酸性化しています。睡眠をとり、ストレスを解消して頂きたい。

逆をいうならば、睡眠がとれていない、いつもストレスにさらされている方は、麻酔が効かないといえるのです。

 

軟らかい食事ばかり、つまりはコンビニで販売しているような、「糖質」「脂質」に偏った食生活は、身体を酸性化させます。

ビタミン、ミネラル、たんぱく質、つまり肉類、野菜類を摂取する必要があるでしょう。

現代の飽食の時代、糖質の摂取は少なくて良いようです。

 

では、どうすれば良いのか?

① 麻酔を出来るだけ痛くなくしてくれる歯医者さんを探しましょう

同時に、麻酔は痛いものだとあきらめましょう(笑)

③ 規則正しい美味しい食生活

④ 姿勢正しく、笑顔で挨拶

この3つです。

麻酔は痛いものだとあきらめてしまえば、もし少しでも痛く無い麻酔をしてくれる歯科医師がいれば、そこに光を感じることができるでしょう。

明確な治療計画のもと、目標をもって歯科治療に取り組めば、ゴールが決まっていれば、辛くても耐えられるのではないでしょうか。

ちなみに、僕の麻酔は無痛です(笑)

また、規則正しい食生活は身体をアルカリ性に保ち、バランスの取れた食生活もそれを助けます。同時に、虫歯予防にもなるでしょう。

そもそも麻酔が要らなくなる(笑)

歩くときは5メートル前を見据えてへその下に適度な意識をもってリズムよく歩くことで、素敵な姿勢が得られます。

笑顔で前向きな思考を保ちつつ、人間関係に基本となる挨拶。

麻酔が効きやすくなる?というよりは、そもそも、「歯医者不要となる」アドバイスです(笑)

まだお若い、ぜひ!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

甘いものを食べると強烈な痛みが1分 原因は?

いつも動画拝見しております。 20年以上前に治療して銀歯を入れた歯があるのですが、もう記憶が定かではないのですが、1年か?2年か?前くらいに甘い物(特にチョコレート)をそちらの歯で食べると強烈な痛みが走り1分位でおさまりましたが、そのような事から甘い物はそちらで噛むのは避けるようにしていました。

やはり気にはなっていた事なので歯科医院で見てもらったのですが、特に処置はされていません。

しばらくそちらの歯で甘い物を噛むのを避けていたのを一度確認の為、食べてみては?ということで、甘い物をそちらの歯で食べてみると、痛みは無く、現在も何の症状もなく食べれています。

でも気になるのは、あの痛みは何だったのか? 実は銀歯の下で虫歯になっいるのでは?と考えるのですが、歯科医院では、その銀歯を今何の症状も無いのに触れない、との事。

セラミックに変えるのであれば、処置できる、との事でした。

でも、現状何も症状無いのにセラミックに変えた事により、痛みが出るような事態になったら嫌だな、とも思います。 先生の見解を是非お聞かせいただけたら幸いです!

『でも気になるのは、あの痛みは何だったのか?』 「しみる=むし歯」だと勘違いをされている患者様が大変多くいらっしゃいます。

ぜひ上の動画ご覧下さい、心当たりがあるかもしれません。ぜひ!
〇歯医者で「削られない」ために大切なこと!《歯が「しみる」からむし歯?削れば治るの?
その当時の「しみる」痛みは、かみしめ、つまり疲れやストレスが原因でしょう。
『銀歯なら何もしない、セラミックなら、、、』この考え方は理解ができません(笑)
銀歯の下にむし歯がある場合は、レントゲンでは正確に判定することは大変難しいようです。
当院ではおっしゃるような病状の場合、治療したことで痛みが出る場合を考慮して、「治療中に感染させないように!」、ラバーダムを装着してい治療に臨んでいます。
そうすれば、たとえむし歯が深くとも、治療により問題が起こることはりません。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症ですので、ラバーダムとマイクロスコープで臨めば、マイナスなことは起きないでしょう!これが私の見解です。
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歯一本の根管(根幹)治療トータルで25万円程度 適正?

【患者様からのご質問】

コメント失礼します。 昨日奥歯が痛むため歯医者に行ったところ根管治療が必要とのことでした。

ラバーダムを使った処置を行うようで費用は、歯一本トータルで25万円程度だったのですがこの金額は適正でしょうか?

【当院の回答と質問】

コメントありがとうございます!

ご質問に、ご質問で恐縮です。

ご通院されている歯科医院を存じ上げないため、まずは前提条件をそろえさせて頂ければと感じております。

① 『適正』とは、どのような意味合いになるでしょうか?
たとえば、ステーキを食べます。

1)平均の原価率を20%だとした場合、原価が200円ならば、1000円で提供するのが適正。
あるいは、

2)お客さんが、「美味しい食事を食べたい」と感じています。その価値観は人それぞれですが、その「美味しい」という「価値」に見合った「ステーキの美味しさ」でしょうか?

3)その地域のステーキはみんな200グラム800円。だからそこで開業するステーキ店は、ステーキ仕入れの質を問わず、その料理人の腕を問わず、200グラム、800円が適正

例をあげるときりがありませんが、どんな意味合いでしょうか?

② 25万円の治療内容は、根管治療のみの金額でしょうか。

【患者様からの返信&回答】

ご返信ありがとうございます。

文章が拙くて申し訳ありません。以下、回答になります。

①『適正』は、マイクロスコープやラバーダムを使った保険適用外の根幹治療の料金相場から逸脱していないかという意味合いです。

②25万円の内訳は、根幹治療が88,000円、土台?が33,000円、被せものが80,000~120,000円くらい(選択可能)+他 だったと思います。

【当院からの再度回答】

ご返信・ご回答ありがとうございます。
保険適用外の根管治療の料金相場は、地域によって、その歯科医師のもつ資格や腕によって、若干違いがあるようです。
奥歯のどの部位を治療するかは分かりませんが、東京都内のある歯科医院での費用を以下にお示しします。
前歯 ¥110,000-
小臼歯 ¥132,000-
大臼歯 ¥154,000-
これが根管治療の基本料金のようです。ここに付加的な料金が加算される場合があるようです。
ここに例を挙げさせていただた料金は、私が「都内の相場ではないか?」と感じた料金の一例です。
頂きました回答の金額を拝見いたしましたが、”金額としては逸脱したものではない”ように感じています。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

熱いもの飲むと染みるんですが、それ以外は大丈夫なんですが根幹必要ですかね?

熱いもの飲むと染みるんですが、それ以外は大丈夫なんですが根幹必要ですかね?

実際に拝見していないため、何とも申し上げづらいですが、回答させていただきます。

「しみる」という症状の表現は「個人差」があるようです。
ぜひ以下の動画で「しみる」を解説していますのでご覧下さい。ご質問の回答となっているかもしれません。

〇歯医者で「削られない」ために大切なこと!《歯が「しみる」からむし歯?削れば治るの?》

「熱いものでしみる」この症状から、現在の病状、それに対する適切な治療法についてチェックできる表があります。
こちらも併せてご活用下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

上記2つをチェックしてしていただき、該当するのは、以下の2つのです。

① 歯の神経がある場合で、神経に近いむし歯で、神経が炎症を起こしている
② 歯の神経がある場合で、神経はむし歯により既に死んでしまっている状態(歯髄壊死)
③ 歯ぎしり・かみしめなどにより、一時的に歯が過敏な状態となり、症状が発現している
④ 歯の神経が既に無い歯であれば、その歯の根管治療が不十分で、再根管治療が必要な状態

このいずれかでしょう。

①②、④は根管治療が必要な可能性があります
③は歯ぎしり、くいしばり。マウスピースの装着などが効果的です。

マウスピースについては以下の動画で解説しています。

〇歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

マイクロスコープだと必ず原因わかりますか?

根管治療やって、もう少しで、5ヶ月になります。毎回、全部の穴から、出血してます。

最近マイクロスコープで、治療することを知り、病院かえようか、、悩んでます。

マイクロスコープだと、必ず原因わかりますか?神経が、切れてるかもと、言われました。そろそろ抜歯する事になりそうです。参ってます。

5カ月は長い、、、。
一生懸命に治療して下さっているのでしょうが、治らないならば、転院も必要かと。
いくら優しい先生だとしても、その感謝の気持ち、感情論だけでご自身の歯を判断しては可哀そうです。

抜歯する前にセカンドオピニオンもお考え下さい。
その上で、抜歯が必要であれば、それが最善の策なのでしょう。

「マイクロスコープだと必ず原因わかりますか?」とのご質問。

これは、「この高価な貴重な、機能的なフライパンなら、最高の食事ができますか?」という質問と似ています。

確かに、最高の食事を作る知識と技術をもっている方が、最高のフライパンで料理を作れば最高の食事となるでしょう。

でも、その知識と技術を持ち合わせていなければ、宝の持ち腐れかと。

マイクロスコープを活用している歯科医師をお探しください。

簡単に検索可能なのは、「根管治療専門医」「歯内療法専門医」などのキーワードでしょう。

自費治療であることがほとんどですが、適切な知識と技術をお持ちであることが多く、適切な診断を下してくれる可能性が高いでしょう。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

壊死すると骨が溶ける?治療後の患者様へのご説明(樋状根の根管治療) #マイクロスコープ​ #ラバーダム

【タイムスケジュール】

00:00 この動画について
00:46 当院での治療後のご説明 開始
00:51 本症例のレントゲンとCT所見
00:59 治したいと思った根拠とは? 歯の周りの骨が無くなる原因とは?
01:35 生きてる神経&死んでる神経
01:57 周囲の骨を溶かした原因とは?
02:06 樋状根とは?
02:17 今回の治療の意義について
02:58 根管治療後の痛みについて なぜ痛む?歯ブラシは?
03:15 歯の治療は毎回が外科治療です
03:46 治療後の飲酒について
04:22 ここから樋状根、根管治療の様子です!
04:49 術前の問診
05:53 銀歯を外す
06:08 ラバーダム装着
06:38 ラバーダムの理由
06:48 歯の消毒
07:18 CT所見
07:31 根管治療の開始
07:49 歯の神経は死んでいる(歯髄壊死)
08:25 樋状根とは?
08:48 根管治療後、なぜ痛くなるの?
09:32 根管内を薬液で洗浄する
09:58 水酸化カルシウムを貼薬する
10:11 仮蓋をする
10:21 根管治療は1回でほぼ終了
10:26 【必ずご覧下さい】動画最後のご挨拶

 

 

1年以上前に根幹治療した歯の側面を指や舌で押したりするとチクチク

ご質問失礼します。 1年以上前に根幹治療した歯の側面を指や舌で押したりするとチクチクします。

完治していないんでしょうか? 考えられる事を教えていただけると幸いです。 よろしくお願い致します。

回答させていただきます。

実際に拝見していないため、推測の域を出ることはありませんが、ご参考頂ければ幸いです。

『根管治療した歯の側面を、指や舌で押したりすると、チクチクする』

これには2つの可能性があるでしょう。

① 根管治療で完治していない

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
その細菌感染を取り除くのがむし歯治療であり、歯の内部の神経にまで至った場合は、歯の神経ごと細菌感染を取り除く!これが根管治療です。

その感染が取り切れていないと、違和感や痛み、腫れるなどの不快症状が残ります。

1年前に治療を完了したとのこと。
治療完了後よりずっと続いているのであれば、根管内の感染の残存、つまり根管治療で完治していない、つまり再根管治療が必要となる可能性が高いでしょう。

しかし、ここ最近だけ、というのであれば、次のことが強く疑われます。

②歯ぎしり、くいしばり

夜間睡眠中のギリギリとした歯ぎしり、あるいは音の鳴らないくいしばりで、歯に負担がかかり、歯が打撲している状態となると、おっしゃるような症状が発現します。

これには原因となるストレス因子を改善することや、もし、日中に噛みしめる癖などをお持ちの場合は、それに意識し予防する必要があるでしょう。

※ 歯が折れている

この可能性は非常に低いものですが、もし歯茎が腫れてくるようであれば、これも疑う必要があります。

おそらく、②ではないでしょうか!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

ちなみに予防策は以下の動画を!

〇歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

 

 

 

 

 

 

 

【歯医者】麻酔が効かない・効きづらい理由

いつも歯医者で麻酔が効きません。

麻酔が効かないまま根幹治療をしたときは死ぬかと思いました。

先生に何度相談しても、痛かったら麻酔足すからねーって言われておしまいです。

唇は痺れるのに、歯の痛みは取れません。仕方ないものなんでしょうか。

コメントありがとうございます!

麻酔の深度が浅いように感じます。

他に麻酔が効かないには理由があります。

以下にその理由をお話します、長文ですが、ご活用いただければ幸いです!

私は患者様には「少しでも痛いと感じたら」「我慢なんて一切しなくていいですよ」と伝えています。

一切我慢はいらないんです。一切、要らないんです。

これには理由があります。

痛みを我慢すると、麻酔が効きづらくなり、それ以上の侵襲度の高い治療ができなくなるからです。

人は痛みを『理性的に』我慢することが可能です。
多少の痛み、相当なる痛みでも我慢できます。

確かに我慢してもらえば治療はできるかもしれませんが、「正確な治療」ができなくなるんです。

ヒトは理性では我慢しても、「本能」では我慢していません。

つまり、「痛い」と感じていると、唾液の流出量が多くなり、患部からの出血も多くなります。
我々歯科医師が見たい、「手術部位、治療部位」が血液や体液、唾液などで見えなくなるんです。

これが「痛かったら我慢しないで言ってください」という最大の理由です。

我慢されてしまうと、「見えないんです」。これは再治療につながります。

逆をいえば、我慢させて治療する歯科医師は、「見えていない」。これは問題です。

また、麻酔を我慢することの一番の問題点が以下のこと。

ヒトは痛みを我慢すればするほど、さらなる痛みを「早期に発見しよう!」と本能は働きます。

つまりさらに麻酔が効かなくなる!ということなんです。

痛みを感じる閾値(いきち)という警報レベルを、我慢すればするほど下げていきます。

下がり切ってしまっては、どんな刺激をも「痛い」と感じてしまうんです。

実際には、ただ触れているだけ、押しているだけなのにも関わらず、患者様の頭では、「痛い」と感じてしまうんです。

これが常態化している方もいらっしゃる、これは大変です。

痛みは我慢してはいけないんです。

でも麻酔、効きづらいことがあります。
それは以下の理由です。

麻酔が効きづらい方には共通するポイントがあります!

① 治療する部位の炎症が強い(ズキズキとした急性炎症)
② 心配性、極度に緊張している
③ 生活習慣に問題あり

【麻酔でなぜ痛みがなくなるのか?】

それは麻酔薬が、痛みの感覚を脳へと伝えるチャンネルをブロックするからです。
チョット、難しいですね(笑) 私もよく分かっていませんが、phをご存知ですね。

pH値(ペーハー)とは、酸性、中性、アルカリ性の度合い表す単位です。 数値の幅はpH0~14まで。pH値の中性は7.0になり、これを基準として高い数値はアルカリ性、低い数値は酸性と言われています。

歯科治療で使用する局所麻酔薬はアルカリ性。
アルカリ性の環境下で効果を発揮します。

健康状態のヒトの血液のpH値は、7.3~7.4と弱アルカリ性です。

しかし、上記のような
・炎症
・ストレス
・食生活の問題

これらにより、体内の体液バランスが崩れると、血液は弱アルカリ性から『酸性』の方向に向かいます。

つまり
・呼吸が乱れるほどの緊張状態→身体が酸性化
・加工食品などの日常的な過剰摂取による体内環境が酸性に傾いた状態→身体が酸性化
・ストレスにより体内環境の変化→身体が酸性化

これらにより、体内環境はアルカリ性から酸性に傾き、局所麻酔が効きづらくなるのです。

一生懸命に物事に取り組まれる真面目な精神性をお持ちの方がは、首が前に傾き前のめり。やや猫背の姿勢になりがちです。
これにより、呼吸は浅く、胸呼吸となるがゆえに、交感神経優位に常時傾き、酸素摂取量が不足。身体の酸性化を招きます。

こんな全身姿勢が麻酔へ影響することもあるでしょう。

少し長くなりましたが、お分かり頂けましたでしょうか?

痛いのを我慢してはいけませんが、麻酔が効かない理由もある。
これを踏まえて、歯科医師ー患者ともに共通のゴールである治癒へ向かって共に努力を重ねたいです。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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神経を残してセラミックインレー 噛むと痛い時がある 原因は?

動画の患者さんと似ているかも・・と思い質問させていただきます。

先生に診ていただくことを検討しています。

神経を残してセラミックインレーを4年前に入れた奥歯に違和感があるのですが、

①温冷痛なし 

②歯磨きや指・舌で押した時に、横から歯にかかる圧力を敏感に感じる、痛くはない(上からの力にはあまり敏感ではなく、食事は摂れる。ただし硬いものは負担になると思い避けています)

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック③自発痛、誘発痛はないが、歯磨き後などに拍動を感じることがある(痛くない)、その後完全におさまる

④2週間前のレントゲンでは虫歯や根尖異常なし。

歯周病検査も異常なし 先生のHPにある神経を残せるか?のチェックシートでも、どこに当てはまるのかよくわからず困っています。

先生に早い段階で診ていただくことのメリットを教えていただけますでしょうか?

初診を受けた結果、「このまま経過観察しましょう」となることもあるのでしょうか?

原因は『噛みしめ』『くいしばり』でしょう。

もし、むし歯が歯の神経に達しているのであれば、冷温刺激で痛みがあり、それが持続します。症状がもっと明確になるでしょう。

①~④の症状は、『噛みしめ』や『くいしばり』を日常的にされている方の症状、そのものです。

痛みが和らがない時こそ、痛みが明確になった時こそ受診のきっかけでしょうが、その時は、おそらく根管治療になりかねません。

そもそも、現在の痛みはおそらく、『噛みしめ』でしょう。
この予防策をぜひご考え下さい!

マウスピースについて動画をご案内します、ぜひご活用下さい!

〇歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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咬合紙で噛み合わせ調べる時は、寝てる状態から起こした方が正確に診れる

咬合紙で噛み合わせ調べる時は、寝てる状態から起こした方が正確に診れると聞きましたが、如何でしょうか? インレー装着でラバーダム付けてもらっことないからそれは滅菌の為にしてもらいたいな。。

コメントありがとうございます!

おっしゃる通りですね。

『起きている状態、座っている状態』のかみ合わせを再現するならば、ご推察の通り、起こして、座った状態でかみ合わせを取った方が正確に取れます。

ただし、治療ユニットの上で、足を延ばした状態では意味がありません。
椅子に座っているような状態を再現しないと意味がないでしょう。

脚を前に伸ばした状態で座る姿勢、いわゆる長座は、腸腰筋を収縮させるとともに、首の前傾を伴う姿勢です。
これでは、下あごは後ろ下へと引っ張られ、正確なかみあわせは取れません。

もし座る姿勢でのかみ合わせを再現されたいのであれば、ぜひ、椅子に座った状態でかみ合わせを取っていただければと思います。

私は、かみあわせはほぼすべて、水平姿勢、寝た姿勢で採得しています。

姿勢によって、かみあわせは変化しますが、その偏位方向は人それぞれです。
その方の全身姿勢、骨格、頭蓋と上顎と下顎の3次元的位置関係によって偏位方向が異なります。

人の姿勢は、立ち姿勢、座り姿勢、寝姿勢。この3つのうち、どこでのかみあわせに重きを置きたいのか?または、どの程度、遊びをつくりたいのか?などを考慮した上で、かみ合わせを採得し、インレーやクラウンの製作に生かします。

どのような骨格で、どのような姿勢でかみ合わせを採得した上での人工歯なのか?
これが分かっていれば、調整は簡単ですが、その判断基準もなく、採得したかみあわせでは、まったく意味をなさないでしょう。

このような点を考慮した上で、歯科医師はかみ合わせを採得しています。
たとえ寝姿勢でかみ合わせを採得しても、こういったことが分かっていれば、何も、問題はないかと感じております。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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