院長ブログ

お気軽にご相談くださいね!

平成25年3月30日

最近、メールによるお問い合わせ や治療に対するご質問、セカンドオピニョンインプラント治療についてのお問い合わせやご希望がとても多いように感じます。

ある方は、現在通院中の治療法に対する疑問であったり、
ある方は、インプラント治療をすすめられたが、他の治療はないだろうか、であったり、
またある方は、インプラント治療ってどんな治療なの?不安でしょうがない。。。であったり。

歯を失うこと。。。
このお気持ちは、歯を失う立場にならないとわからない 辛いお心持ちです。
察するに余りあるものがあります。

この状況にあっては、治療法の選択などできたものではないでしょう。
我々歯科医師の言葉など 届くまでもありません。

こんなとき、まずはその不安をお聞きすること。 これがとても大切なようです。
お聞きしているうちに、お心持ちも楽になるようです。

そこからはじめて 共に、今後の治療法や解決策を模索するのです。

ひとりで解決できることなんて限られている。
まずは 小さな一歩、この小さな一歩を積み重ねていけば、明るいゴールも見えてくるようです。

本日、お悩みになっている患者さまが、
「先生、こんなに時間とってもらって大丈夫ですか?こんなに私の話を聞いてもらってていいの?なんだか悪いな~。」
と笑って帰っていただくことができました。

なんだか嬉しい気持ちになりました。
お悩みの際は、いつでもご相談ください!

きれいになりました!

平成25年3月29日

左写真が術前、右写真が術後です。

はえかわった時からこのような着色があったようです。

乳歯である時に、転んで前歯をぶつけてしまったりすると、このように永久歯の前歯に変色が生じることがあります。 ず~~っと我慢されていたようです。

一回の治療でこんなにキレイになりました。
「先生!ありがとう! 先生ってスゴイ!」
って言っていただけて とっても嬉しかったです(^^♪

みなさんも、我慢しすぎないでくださいね。

意外と簡単に、事は解決するものです!

親知らず、どう抜く?

右下の歯を横から断層したCT画像です。

オレンジの矢印が、ななめにはえた「親知らず」です。
その前方にある臼歯(奥歯)と接触し、虫歯になっています。

青い矢印が、「下歯槽管」 神経ですね。

このまま親知らずを抜歯すると、右側面の下唇周囲にマヒが起こります。
しかし、抜かないと、その前方の歯はむし歯で痛みがでます。
抜かずに、その前方の歯を治しても、時間とともに、その歯を抜くなくてはいけなくなる。。。
前方の歯は できるだけ抜かずに治したい。

親知らずを どうやって抜きましょう!?
前方の歯を どうやって 抜かないように治療をしましょうか?

治療計画、とっても大切ですね。

宮崎歯科医院の治療は痛くない治療です

このような場合は、矯正治療を併用します。
前方の歯は根管治療でできる限り抜かないで残す。
親知らずは安全に抜く。

治療は、治療計画が大切ですね!


移植

平成25年3月26日

インプラント周囲には、しっかりとした 「ハグキ(歯肉)」 が必要です。
インプラントだけでなく、天然歯においても、その周りには「角化歯肉」が必要です。

歯の周りにある白っぽく見える歯肉がそれにあたります。

この「角化歯肉」、その有無と量には個人差があるため、その量が少ない患者さまは、歯周病が進行しやすくなってしまったり、歯ブラシをすると痛くて出来ないとうことが起こるのです。

写真の患者さまも、他院で施術したインプラント周囲に角化歯肉が欠如したことで、歯ブラシができず、痛みがあり来院されました。

そのため、当院にて、上顎の口蓋より角化歯肉を移植する『遊離歯肉移植術』を施しました。
経過は良好。 黄色の線で囲んだ部分がその移植した歯肉ですね。

補綴物は消耗品である

平成25年3月13日

『補綴物』とは、冠やつめもの、インプラントの上部構造といった、歯医者さんで装着する人工の歯のことです。

我々歯科医師は、治療したものが永く持つこと、これを大切に日々の臨床に取り組んでいます。

「装着したかぶせものは、変化してほしくない、壊れてほしくないもの」と考えがちです。
しかし、

歯は、日中の食事だけでなく、夜間の食いしばり(歯ぎしり=ブラキシズム)などにおいて、酷使されており、
経年的に変化し、摩耗するものです。

世の中で、変化しないものはなく、患者さまの口腔内も同様でしょう。

装着した補綴物も、いうなれば「消耗品」で、例外なく経年劣化し変化していくため、その変化を緩やかに、
また必要に応じて変化した部分を定期的に早期に調整、修理、交換、回復することが大切なことでしょう。

自動車も、安全に乗り続けるためには、定期点検に加え、劣化したタイヤやブレーキパッドを交換することが大切であり、
これを怠ると、突然の故障や事故につながる危険性が高まります。
人の命を守るために、車のボディーを壊れやすくし、衝突時の衝撃を和らげるという考え方が今日のスタンダードです。

経年劣化し、壊れるものを定期的に検査、調整、修理し、壊れていはいけないものを、大切なものをしっかりと守るという概念をもって、日々の臨床にあたる必要があります。

患者さまにおかれましても、このようなコンセプトを十分ご理解いただいた上で、定期メンテナンスに来院していただけることを願いつつ、永いおつきあいをお願い申し上げます。

ソケットリフト

平成25年3月6日


上顎の歯の上には、『上顎洞』という空洞が存在します。

下顎の歯の下には、『下歯槽管』という神経・血管が存在します。

上下顎臼歯部(奥歯)へのインプラント治療では、『上顎洞』や『下歯槽管』を損傷しないようにする配慮が必要です。


写真は、術前(左)術後(右)のレントゲン写真です。

写真上の黄色の先は、上顎洞の骨壁。

術後のインプラント先端の黄色の線に「膨らみ」ができていることがわかります。

上顎洞の壁にある膜を損傷することなく、上方に挙上し、インプラントを埋入する術式をソケットリフトといいいます。
(ソケットリフトの症例についてはこちらをクリック)

宮崎歯科医院では、CT撮影を必ず行ったうえで、上顎骨の薄い症例には、このソケットリフトを併用し、インプラント治療を安全確実に行っております。

インプラント治療につきましては、『インプラントに関するブログ』に多数掲載させて頂いております。

インプラント勉強会

平成25年2月20日

インプラントスタディーグループに参加いたしました。

自分の症例を評価頂き、また他医師の症例を拝見することは、自分の知識・技術を客観的に捉えるために とても貴重な時間です。

現在、「インプラント治療がすべて」、「インプラント治療が一番」という風潮があります。

インプラント治療は、欠損補綴(失った歯を補うこと)には、入れ歯より違和感のない素晴らしい術式です。

しかし、セカンドオピニオンや症例検討会から、はじめに「インプラント治療」ありきの治療計画カウンセリングが行われてはいないか?という疑問も感じています。

インプラント治療は歯科治療の一法なのです。すべてではないのです。

歯科治療の目的は、「 咬合(かみあわせ) 」の回復。

咬合の回復することにより、失われた咀嚼機能を回復し、全身の健康、精神の健康に寄与すること。。これが歯科治療の目的であり、私の目的でもあるのです。

そのためには、今まで行われてきた基本的な治療である、
「歯を残す」
ということを大前提に、インプラント治療を生かしていく必要があるのです。

安易なインプラント治療は罪ではないか?とすら感じます。

これまでの先人、先達が行ってきた歯科治療を受け継ぎつつ
「まず歯を残す」 「やるべきことをやる」
これが大切なのでしょう。

15年以上前を想いだしました。。。
私は歯科医師になり、大学院に入学。
咬合の世界的権威である小林教授を師事、その時言われた言葉。。。

「宮崎、誠意と努力だよ!」

日々精進ですね。

インプラント 抜歯の際に注意すること

インプラント治療には、インプラントフィクスチャーを埋入するための『骨』 が必要です。

インプラントは歯のないところに人工の歯根(インプラントフィクスチャー)を設置し、その上に歯をつくります。

骨がないと、インプラント治療の難易度は増すのです。当然リスクも高くなる。

そのため、宮崎歯科医院では、抜歯する際は、支えの骨がなくならないように、もしくは歯が再生しやすいようにして、丁寧に抜歯を行います。

抜歯する歯の周囲組織の損傷を可能な限り少なくする抜歯法。
宮崎歯科医院の治療はすべて 痛くない ですが、当然、抜歯後の痛み もありません。

抜かなくてはならない歯を抜歯して、インプラント治療をする際は、必ず必要な術式ですね!

インプラント治療について(保険外治療・自費治療)
治療内容
人工の歯の根をあごの骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を作製します。
入れ歯やブリッジ治療とは違い、固定源があごの骨なので、咬合力が強く、他の歯に影響なく、欠損部分に人工歯を補綴することが可能です。
標準費用(自費・税別)
45万円(1本あたり)
インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。
治療期間・回数
インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。
①カウンセリング~治療の検査・計画
②1次手術
③2次手術
④人工の歯を作製・装着
⑤定期検診(半年に1回程度)
インプラント治療では、2回の外科手術を行います。
1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。
1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3~6ヶ月間の治療期間があります。
口腔内の状況や治療内容により異なります。
メリット
歯を欠損された患者様がインプラント治療を行うことで、再びしっかりと強く咬め、美味しく食事を楽しめるようになります。隣の歯を削る必要もなく、ブリッジや入れ歯と比較して安定性に優れています。発音がしやすくなったり、セラミック歯で見栄えよく仕上げることができるので、笑顔に自信が持てるようになったりまします。
副作用やリスク
治療には手術を伴います。重度の歯周病がある場合脱離のリスクが高くなります。体質等によりインプラントと骨の定着が困難な場合があります。骨の状態により増骨等の処置が別途必要になります。全身疾患の持病がある場合は主治医にご相談ください。
また、埋入後に口腔内の衛生管理を怠ると、インプラント周囲炎に罹り、健康な天然歯が歯周病で抜けるのと同じように抜け落ちてしまう可能性があります。
インプラント治療のリスク
インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。
①血管損傷
②神経麻痺
③手術後の腫れ・痛み
血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。
※メリット・副作用・リスクには個人差があります。
インプラント治療と、他の治療との違い
「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。
また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。
歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。

チョコレート!

平成25年2月14日

スタッフからチョコ、もらっちゃいましたい(^^ゞ

でっかいチョコとちっちゃなチョコ(笑)

量より質か質より量か、どっち??!とのことらしい(笑) でも

どっちも心のこもった うれしい贈り物です!

いつもありがとう~! むし歯になっちゃいそうだよ(笑)

痛くない麻酔

麻酔のやり方、昔と変わったの??」 当院の患者様からよくご質問されるお言葉です。

「いま麻酔してたの?」
「いまなにしてたの?」
「いつ麻酔したの?」
「麻酔のやり方、昔と違うの?」


患者様からよく言われます(^.^)。
宮﨑歯科医院の麻酔は痛くありません!

以前、私が歯医者になったばかりの頃、
患者様に言われた言葉があります・・・
「痛くならないようにするための麻酔の注射がなんで痛いの?!」

おっしゃる通りです。
当時の未熟な私には、ぐうの音も出ないお言葉でした。

それからというもの、
「痛くない麻酔」
「痛くない治療」
「痛くない歯医者」
を心掛け、日々の診療に取り組むようになりました。

実は、麻酔の方法は、今も昔も変わりありません。

ちょっとした工夫で、痛みのない麻酔ができます。
痛くない歯医者をご希望の方、いつでもご相談ください。