歯の神経近くまで進行した症例では、このような治療が必要です。
むし歯とは唾液中に存在する「むし歯菌」の感染症です。細菌が歯を溶かしながら感染を内部に拡げる病気です。そのため、細菌が溶かしたところを除去するのがむし歯治療ではなく、「無菌化する」ことが治療となります。
上のような歯と歯のあいだに生じたむし歯。レントゲンで診査すると神経近くまで進行していることがわかりました。こんな症例では、ただ削ってはいけません。
ただ削るのは、不衛生な部屋で開腹手術をすると同じです。開腹手術は衛生的な手術室で行います。ラバーダムをつけることで、唾液の侵入を防いだ上で治療をすることがとても大切なのです。
ラバーダムを装着した上で、むし歯を染色し、削り取ります。神経近くまで進行しているむし歯をラバーダムなしで削るということは、再感染させているのと同じです。治るわけがありません。丁寧に慎重に治療は進める必要があるのです。ただ削ってはいけません。
マイクロスコープを用いて慎重にむし歯を除去します。裸眼・肉眼では見えません、勘です。当院は勘の治療は行いません。むし歯を神経近くまで除去した際は、水酸化カルシウムやMTAという薬を塗り神経の保存に努めます。これ以外の薬には現在科学的根拠はありません。これらの薬を効かせるためにもラバーダムは必要です。
歯の奥深くまで進行したむし歯を取り去り、神経を残すためには、それ相当の準備と術式が必要です。当院では徹底した治療を行います。ご希望の患者さまはご相談下さい。
ちなみに、上記の治療は「保険適用」ですのでご安心を。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。