抜歯して6カ月後にインプラント 都内新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関神谷町歯科

左下第一大臼歯の歯根が破折。破折により周囲歯槽骨が失われていたため、抜歯と同時に骨を再生させた後に、インプラント手術をした症例。

30代女性、左下の奥歯の根管治療を他院にて以前にしましたが、その歯が折れてしまい当院を受診されました。

痛みはそれほどなく、違和感。縦にわれており抜歯が必要となりました。

折れたことでその隙間に細菌感染が認められ、周囲の歯槽骨が失われていたため、抜歯と同時に周囲歯槽骨を再生させて、6カ月待ってからインプラント手術をする治療計画をたてました。 

抜歯後6カ月経過してからCT撮影にて骨の再生を確認し、CT画像上でインプラントシミュレーションを行います。黄色矢印先の点線部分が骨再生したところです。ただ抜歯してしまうと、骨が失われてしまい、インプラントしづらい環境となってしまいます。インプラントをお考えの患者さまは、①抜歯即時インプラント手術  ②抜歯の際に骨を造成する治療の2つの方法をまず検討された方がいいでしょう。ほかさまざまな方法がありますのでご相談ください!
写真は、シミュレーション後に切開し歯槽骨にドリリングしその方向を確認している画像です。当院では治療の経過を写真で残し、安全確実な治療を心掛けております。

歯槽骨にドリリングで小さな穴をあけ、そこにインプラントフィクスチャーを埋入します。埋入後は縫合し下顎であれば2~3カ月、骨とフィクスチャーが結合する期間を待ちます。

手術の翌日は消毒、1週間後には抜糸。その後は1カ月に1度チェックさせて頂きます。2~3カ月後には2度目のオペを行い、その後型どり、セット治療終了となります。
手術というと痛いのでは?と連想しがちですが、20分ほどのオペ時間で無痛麻酔無痛治療です。

当院では多くのインプラント治療を施術させていただいております。
当院ホームページには、ご自身のご希望や状況に似た症例もあるかと思います。詳しくはこちらをご参照ください。

 

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

インプラント治療について(保険外治療・自費治療)

治療内容

人工の歯の根をあごの骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を作製します。

入れ歯やブリッジ治療とは違い、固定源があごの骨なので、咬合力が強く、他の歯に影響なく、欠損部分に人工歯を補綴することが可能です。

標準費用(自費・税別)

45万円(1本あたり)

インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。

治療期間・回数

インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。

①カウンセリング~治療の検査・計画

②1次手術

③2次手術

④人工の歯を作製・装着

⑤定期検診(半年に1回程度)

インプラント治療では、2回の外科手術を行います。

1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。

1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3~6ヶ月間の治療期間があります。

口腔内の状況や治療内容により異なります。

メリット

歯を欠損された患者様がインプラント治療を行うことで、再びしっかりと強く咬め、美味しく食事を楽しめるようになります。隣の歯を削る必要もなく、ブリッジや入れ歯と比較して安定性に優れています。発音がしやすくなったり、セラミック歯で見栄えよく仕上げることができるので、笑顔に自信が持てるようになったりまします。

副作用やリスク

治療には手術を伴います。重度の歯周病がある場合脱離のリスクが高くなります。体質等によりインプラントと骨の定着が困難な場合があります。骨の状態により増骨等の処置が別途必要になります。全身疾患の持病がある場合は主治医にご相談ください。

また、埋入後に口腔内の衛生管理を怠ると、インプラント周囲炎に罹り、健康な天然歯が歯周病で抜けるのと同じように抜け落ちてしまう可能性があります。

インプラント治療のリスク

インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。

①血管損傷

②神経麻痺

③手術後の腫れ・痛み

血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。

また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。

※メリット・副作用・リスクには個人差があります。

インプラント治療と、他の治療との違い

「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。

また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。

歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。

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