かみあわせ 

みあわせ(咬合、噛み合わせ、顎関節症)の治療には様々な方法があります。

かみあわせでご苦労を重ねている患者さまはよくご存じでしょう。治療の効果がなく転院し、転院先の先生からは前医と違う説明を受けることが多々あるのではないでしょうか。

「〇〇という治療法でかみあわせ治療に効果を上げています!」という文句をネット上でもよく目にします。本当にそうでしょうか

かみあわせの不具合から、歯が痛い、顎関節症(口が開かない、顎がなる、痛い)、頭頸部領域の違和感(肩がこる、首が痛い)、頭痛めまい、舌が痛い、顔が痛い・・・症状は様々です。我々歯科医師は、この不具合に対して、主に「歯冠形態を変える」ことで治療しようとします。

こういったかみあわせの不具合の原因は、歯だけでなく、自律神経系の不調和から生ずるかみしめ・くいしばり、頭蓋・上顎・下顎の3次元的位置関係、舌位、姿勢など、多岐にわたります。生活環境や生活習慣も人それぞれです。歯に対する負担も人それぞれでしょう。

そのため、かみあわせの治療では、「すべての患者さまに効果がある優れた一法」はありえません。

綿密なる診査、患者さまとのコミュニケーションを通じて仮診断を下して治療に臨む。そう簡単には効果はでないでしょう。また患者さまと相談して診査、仮診断、治療。この繰り返しで着地点を見いだすことが、かみあわせ治療には必要のようです。

いうなれば、患者さまは「大地」、歯は「家」。
地震が多発する「大地」もあれば、地盤のゆるい「大地」、しっかりとした「大地」、傾斜した「大地」 様々な「大地」があります。当然、そこに建てる問題の起きづらい「理想的な家の形態」はそれぞれ異なるのではないでしょうか?

咀嚼運動は、脳幹のパターンジェネレーターでもとより決定されています。末端の歯の形態を変えたところで、そう簡単には脳は変化しないのです。脳は変化を拒絶することで、外的要因からの侵襲に対抗する器官なのです。

脳に気づかれないように、患者さまの生活習慣や価値観を考慮しつつ、それぞれの「大地(患者さまのお身体)」に合った「家(歯)」を建てる、つまり噛み合わせをつくることが、かみあわせ治療には必要です。

当院ではかみあわせの治療の際、徹底した診査とコミュニケーションをお願いしております。ときおり、「〇〇治療はしていますか?それをしてください」こんなお話しをいただきます。診査の上、妥当性があればその治療法を行いますが、基本お断りしております。藁をもすがるお気持ちで発せられたお言葉であることは重々存じ上げておりますが、素人である患者さまに治療法がわかるのであれば、当院にご相談にいらっしゃることはなかったはずです。

重ねて申し上げます。当院ではかみあわせ治療の際、徹底した診査の上、患者さまと共に試行錯誤しつつ治療に臨んでおります。ご理解ご協力いただけますようお願い致します。

※実際に拝見しないことには、明確な回答ができないこともあり、電話での治療に関するお問い合わせはしておりません。当院でどのような治療を行っているかにつきましては、当院ホームページ「かみあわせ」をご参考くださいますようお願い致します。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。