マイクロスコープ 精密歯科治療



歯医者さんが治療する病気は主に3つ。「むし歯、歯周病、かみあわせ」です。
むし歯と歯周病は、唾液中に存在する見えない「細菌(バクテリア)」の感染症です。バクテリアにとって、隙間や食べかすは格好の棲み処になるため、毎日の歯ブラシだけでなく、治した歯の精度が非常に大切になります。「ミクロン単位の精度で製作した冠や詰め物」、これが再治療を予防します。

そのために、治療にはマイクロスコープが不可欠。上写真は、マイクロスコープで診ながら歯を削ります。上写真は根管治療後にファイバーコアを植立した状態。周囲をキレイに削ります。歯と歯ぐきの間には2mmほどの隙間があるため、そこにシルクの糸を入れることで、精度の高い型どりが可能となります。ひと手間ですがとても大切なステップです。

型どりはシリコンで行います。シリコンは精度の高い型どりが可能です。歯と歯ぐきの境目めがけて流し込みます。


口内が精密に再現された型どりに石膏を流しこみ、精度の高い模型を製作します。その上で、技工士がマイクロスコープを覗きながら、精度の高い冠(クラウン)を製作するのです。ひと手間を惜しまず、徹底して治療する。当院の日々の臨床です。