見えないものを診るために、マイクロスコープを使用する。メガネをかけるかのようにマイクロスコープを使用するのです。
私は、10年以上前は肉眼で治療していました。見えている「つもり」でした。
それから拡大鏡ルーペの2倍拡大率を使用しての治療、5倍、10倍と倍率は上がり、それでも見えている「つもり」でした。
そして現在ではマイクロスコープ。マイクロスコープと拡大鏡ルーペには「症例に応じて」使い分ける必要があります。なんでもマイクロスコープがいいわけではありませんが、マイクロスコープから得られる情報は非常に多く、その点を見落としていたことを自分の過去の臨床に見つけることがしばしばです。
マイクロスコープにより、以前は治らなかった・治りづらかった病状も今では改善可能となりました。
この動画はそんな日常臨床の一コマです。わざわざ撮影したものではありません(当院のブログをぜひご覧ください)。当院では術前術中術後をマイクロスコープで記録し、患者さまへのわかり易い説明に生かしています。
一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療には必須のマイクロスコープ。当院では全力でマイクロスコープに取り組み、治癒に貢献しています。