上顎大臼歯の深いむし歯を他院にて指摘され、根管治療が必要と説明され当院を受診された患者様の症例です。
レントゲンでも明確に判定できる神経(=歯髄)に近接した深いむし歯です。
根管治療の可能性もご説明させて頂いた上で治療に臨みます。
症状をお伺いすると、「これまで痛みがあったことはなかった」とのことでした。
Ricucciの研究と照らし合わせてみると、病状は「可逆性歯髄炎」のカテゴリーに入り、神経(=歯髄)を残す治療の成功率は96%です。
上動画をご覧いただけると、本症例の全容、当院の治療法を見て頂くことができるでしょう。
むし歯治療には以下の2点が大切です。
① 細菌感染を徹底して取り去ること
② 隙間のない精度の高いインレーやクラウンを装着すること
上動画は、神経を残した後、精度の高いオールセラミックスインレーを装着した際の口内動画です。②に該当します。
当院ではやり直しのない、一生に一度となる歯科治療を目指しております。