2週間前に他院でむし歯治療を受けてから痛みがあり、さらに他院で診てもらうと、神経をとらなくてはいけないと説明された患者様。「夜中に痛くなったり、冷たいものが染みたりする」という症状があり、当院で治療することとなりました。
当院で行った治療は、ラバーダムを装着してマイクロスコープで診ながらMTAによる直接覆髄法です。
むし歯は神経にまで達しており、神経(=歯髄)は若干の炎症を起こしていました。
感染源である細菌をマイクロスコープで取り去ることで、症状は改善するでしょう。
しかし、むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症、目に見えない感染や歯髄のバイタリティーが下がっていると、歯髄炎(神経の炎症)治まらず、今後、根管治療が必要となる場合もあります。経過を観察し、適切な治療を施す予定です。
根管治療や神経を残す治療で、当院には多くの患者様が来院されます。
初診でいらっしゃる際は、初診の流れを必ずご一読ください。よろしくお願い致します。
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