インプラント 失敗しない怖くない《動画でご説明》

「インプラント トラブル」「インプラント 失敗」「インプラント 怖い」「インプラント 費用」・・・。

インプラントについてインターネットで検索すると、こんな言葉が上位に検索されてきます。インプラント治療に対する認識に大きな誤解を生じているようです。本動画をご覧頂くことで、そんな誤解が解消できるかと思います。ぜひ上の動画をご覧下さい。

・15分ノーカット、当院のインプラント手術の様子
・40分ノーカット、インプラント治療の全体の流れ
・インプラント治療は本当に怖い治療なのか?
・なぜブリッジではなく、インプラント治療なのか?

当院の実際の手術風景を供覧頂きつつ解説させていただきます。

血の出るような怖い動画ではありません。当院の明るいスタッフとともに、和やかに見て頂ける内容となっております。

インプラント治療をしたいけれど、不安、心配・・・。こんな方は必見でしょう。

インプラント導入に否定的であった大学病院が、歯科の各専門家を招集し、インプラント科を設置したのが私が大学院在学中、24年前だったでしょうか。

そのころ、私は顎関節症や入れ歯治療など、噛み合わせに治療に関する臨床、研究、教育に携わらせて頂いておりました。

大学病院でのインプラント治療というと、インプラント治療のトラブル症例か、総入れ歯の下に少ない本数のインプラントを設置する治療でした。

トラブル症例のインプラントシステムの治療コンセプトには当時より“疑問”の声も多く、この風向きを大きく変えたのが、現在のインプラントシステムの源流となるオッセオインテグレーションインプラントです。

当院で行っているインプラントシステムに限らず、現在の日本の歯科医院で行われているほぼ全てのインプラントシステムは、このオッセオインテグレーションインプラントをもとにしたシステムでしょう。

このシステムは、多くの基礎的研究と臨床結果、システム化された治療術式が評価されるものです。安心・安全なる治療術式であり、90%を超える治療成績が報告されています。

インプラント治療について悩まれている患者様よりよく伺うお話があります。

「もう少し待っていれば、歯を再生させる治療が開発される!それまで待ってみようかな」

IPS細胞をはじめとする再生医療の進化は、いずれ歯の再生を可能とするでしょう。しかし、そこにはいくつかの問題点があるのも事実です。

・いつになるのか?それまで失った歯をどうするのか?
・再生可能となった場合、実績のない治療を受けたいと思うだろうか?
・再生治療はその貴重性より相当なる費用が必要となる可能性がある・・・。

現在のインプラントシステムは過去の失敗を糧に作り上げられた信頼性のある治療法です。

その高い臨床成績と約50年に及ぶ蓄積された基礎研究・臨床結果。アフターフォローも確立された現在のインプラント治療に勝る再生治療はしばらくは出てこないでしょう。

将来、入れ歯、総入れ歯になる症例は、「最初の抜歯をどのように治療したか?」にかかってきます。

歯を削ることのない、残っている歯を助ける・守る、歯を再生させる第2の永久歯、インプラント治療。

歯を失った時、両隣の歯を削ってつなげて被せるブリッジ治療。
残っている歯に引っ掛けて負担を強いる入れ歯治療。

これらを選択するのか、抜歯したところに人工歯根を設置して、歯を再生させ、残っている歯を助けるインプラント治療を選択するのか?

この選択は、将来入れ歯となるか否か?さらなる抜歯となる負のスパイラルに入るか否か?の大切な分岐点、決断といえるでしょう!

歯は真ん中から数え左右にて7本ずつ。上下で合計28本です。
3本目までの糸切り歯、犬歯までを前歯、その後ろ4本を奥歯(臼歯)といいます。

本症例のインプラント治療部位は、上顎右側第一小臼歯です。
真ん中から数えて4番目の奥歯に分類されます。

4番目がなくなったから、入れ歯は取り外しで嫌だから、両隣を削ってブリッジと考えがちですが、ぜひそれはやめて頂きたい。

歯には役割があります。
奥歯はガチっとくいしばった時にかみあわせを支えます。
前歯は前後、左右にギリギリを歯を動かした時、その動きを導くガイド役となっています。

ガチっとかんだ時は奥歯が支え、前歯は弱く接触し、前歯を守ります。
ギリギリっと横、前に動かした時は、奥歯は当たらずに前歯のみ接触し、奥歯を守るのです。

こうやって、歯は常に加わる大きな噛み合わせの力を逃がし合っているのです。

例えるならば、前歯は車のガードレールのような役割といえるでしょう!
ガードレールは車の走る道しるべです。その枠から外れると事故を起こします。
ギリギリとかみしめることは、ガードレールから逸脱することです。歯に事故を起こすこと同じです。
そうならないように、ギリギリした時に前歯が接触し、力を逃がします。
厳密にいうならば、接触する前に力を弱め、歯に過剰な力がかからにようにしているのです。

本症例をブリッジで治療すると、「くいしばれる奥歯」と、「その力を逃がすべく導くガイド役」をつなげることとなり、常に食いしばる力が歯に働き、ブリッジが持たないばかりでなく、さらなる抜歯の原因となってしまうのです。

歯はつなげない方がいいのです。

また、歯を失うには原因があります。そのほとんどが、かみわせによる「力」、かみしめなどによる過剰な力によるものです。

基本、両隣の歯を削り、3本分を2本で支え、残っている歯を削るばかりでなく1.5倍の力を強いるブリッジ治療。

残っている歯に引っ掛ける違和感の強い入れ歯治療では、歯を失う原因となった「力」に対抗するのは困難です。

やはりインプラント治療、第一選択の治療といえるでしょう。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル