大学院時代のエピソード 「誠意と努力」

平成23年4月26日

先日、片付け中に、大学院在学時代のノートを発見・・・

もう10年以上も前になりますが、大学院の博士課程にて、研究に没頭している時期がありました。
なつかしいですね。

補綴(ホテツ)学教室第一講座という医局に在籍し、主に「咬合」に関する研究に携わっていました。

とても厳しい医局で、1年のうちに休みは盆と正月くらい・・・約4年間、休みなく医局に閉じこもっておりました(^_^;)。
正直、きつかったですね。あの経験に比べれば、どんなことでも耐えられるという位です(^。^)。

そのおかげもありまして、歯科治療でとても大切な概念である「咬合」について、ある一定の知識を学ばせていただくことができました。
現在の臨床において、とても役に立つとともに、患者様にも喜んでいただけていることと自負しております。

ただ、臨床というのはとても難しいものです。
過去の多くの聖書(教科書や論文など)などは、色々と知識や技術を教えてはくれますが、やはり経験に勝るものはありません。

多くのことを患者様に教えていただくとともに、過去に学びつつ、最新の医療技術を貪欲に吸収することが大切であると実感しております。

大学院時代に、師匠である主任教授に
「宮﨑! お前はまだ未熟なんだから、患者に対して誠意と努力だよ!それがなかったらお前なんて何もないんだから勉強しろ!誠意と努力!」

・・・よく叱られました(^_^;)

大学院時代のノートに書いてあった「誠意と努力」・・・
まだまだだですね・・・今一度、誠意と努力で頑張ります!!