平成26年10月7日
昨日は東京にも台風が来て、雨風がとても強かったですね。
そのような中でもご来院いただいた患者さま、有り難うございました(^^) 詳細を見る
かみあわせ(咬合)の不調和が顔と身体に及ぼす影響についてのお話です。
頭頸部領域には多くの筋肉が付着します。
その筋の「機能」を読み解くこと、これが「かみあわせ=力」を読み解くことにつながります。
生体力学において、
『機能は力であり、力は形態』として表現されます。
『よい機能は良い形態として、よくない機能は良くない形態』として表現されます。
つまり、形態を診ることで、機能を診ることができるのです。右図は歪みのない顔貌と全身の状態です。
左側の奥歯、つまり図向かって右側のかみあわせが低いことで、下顎が左側へ偏位します。これにより顔貌は左右非対称となります。目、鼻唇溝(ほうれい線)、口裂の水平性などに変化が生じます。
顔貌の非対称は頭位(頭の傾き)にも影響を与え、左側への頭位の傾斜が認められるようになります。顔面筋、咀嚼筋、頭頸部領域の筋の緊張も認められるようになります。
肩凝りなども認められるでしょう。
頭位の傾斜により、僧帽筋など頸部領域の筋が緊張し、肩のラインにも傾斜が認められるようになります。
肩の傾斜は背筋(せすじ)の傾きにも影響を与えます。
頭位、肩の変化は、腰、膝、足へと移行し、体重のバランスにも影響を与えます。
頭位、下顎位、咬合の関係は密接です。頭位が側方へわずか10°傾斜することで、平均約1.8mm下顎の位置が側方へ偏位するという文献があります。
無理な全身姿勢では、適正なかみあわせは得られないという示唆がこの文献より明確です。
かみあわせに歪みがある方に、上記のような全身的な症状がしばしば認められます。骨格の華奢な方、筋力の弱い方では顕著となります。
宮﨑歯科医院では、かみあわせに不具合を感じる患者様や全顎的治療、矯正治療を施す患者様に、「かみあわせの診査」を必ず行います。
かみあわせと全身姿勢の関係は密接ではありますが、どちらが卵でどちらが鶏なのかは未だ明らかではありません。日々の生活習慣などで崩した姿勢では、適正なかみあわせは得られず、無理な姿勢でかみあわせに不具合を感ずる患者様も多く見受けられます。
-図は日本歯科大学小出教授監修の著書より引用-
姿勢矯正アーユルチェアサイトにおいて、院長宮崎のコメントが掲載されましたのでご報告いたします。

姿勢などの生活習慣が「かみあわせ」に与える影響は多大なるものです。
成人であれば、無理な姿勢を維持しつつの長時間にわたる仕事に無意識の「くいしばり」が加わると、頭頸部の筋の慢性痛や顎関節痛などの不快症状が発現します。
幼少期の不適切な姿勢、呼吸、咀嚼、嚥下は、「悪いかみわせ、悪い歯並び」の一因として働きます。
かくある私も診療時の無理な姿勢がたたり、身体を痛めた一人であります。
宮崎歯科医院では、診療時間の大半を占める「座り姿勢」に重きをおき、 「アーユルチェアー」を導入しております。
・ お子さんのもつポテンシャルを適正に促したい方
・ お仕事の無理な姿勢を改善、解消した方
・ かみあわせの不具合や姿勢が気になる方
などの「姿勢矯正、負担軽減」に一役を担うのがアーユルチェアーではないでしょうか。
当院にもディスプレイしております、一度お試しください。
また不明な点は、スタッフまでお尋ねください。
以下にアーユルチェアーサイトにアップされた私のコメントをのせておきます。
詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.ayur-chair.com/specialist/
『食事中、勉強中など、身体を丸めた猫背の状態の子供たちをよく目にします。
身体に負担のかかる姿勢では、本来子供たちがもつ身体のポテンシャルを発揮できずに成長するだけでなく、上顎・下顎の発達を妨げる事となり、結果的に、その歪みによって「悪いかみ合わせ・歯並び」として症状が発症します。小さい頃から、特に成長期のお子様にとって、アーユルチェアーのような姿勢を矯正する椅子に座り、正しい姿勢を身につける事により、良い「かみ合わせ」「歯並び」を形成する事を可能にしていくのです。 』
http://www.ayur-chair.com/specialist/