歯周病は、歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける怖い病気です。原因は、口腔内に存在する歯周病菌の感染です。治療は、この細菌の住処となっている汚れ(プラーク、歯石)を除去することから始まります。
歯肉が腫れる、
歯肉から出血する、
口臭が気になる、
歯がグラグラする,
などの症状があれば、歯周病に罹患している可能性があります。歯周病は自覚症状が少なく、気付いたときには手遅れになっている場合もあります。また、歯周病は歯を失うだけでなく、心臓病や糖尿病などの全身疾患にも悪影響を与えます。
歯周病治療は、欧米を中心に急速な進歩を遂げました。20年程前までは、「不治の病」とされていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となりました。状況によっては元の健康な状態に戻すこと(再生療法)さえ出来るようになってきました。
当院では、1本でも多くの歯を残す事ができるよう常に努力しています。
歯周病の完治なくして永続的な歯の健康はありえません。
歯周病治療を『家の建築』にたとえると・・・←クリック!
30代までは「むし歯」が原因で歯を失う確率が高いですが、30代の後半から40代以降では、「歯周病」で歯を失う確率が高くなります。免疫機能の低下に伴う歯周病の進行・・・。定期検診でしっかりと予防をしていきたいところです。
歯周病の原因は、プラークです。プラークとは、歯周病菌やむし歯菌と食べカスの塊です。歯周病とは、このプラークの中の歯周病菌が引き起こす病気なのです。プラークや歯石は、食べカスのように見えますが、実際は細菌の塊で、プラーク1mg当たり1億匹以上の微生物がいるといわれています。
歯周病の進行程度は歯周ポケットを測定して調べます 。歯と歯肉の間のミゾ(歯肉溝)にプラークが溜まり、炎症が起こる、これが歯周病のはじまりです。炎症が進行すると、歯肉は腫れ、骨は溶けるため、このミゾは深くなり、ポケットができます。このポケット内で歯周病菌は繁殖し、歯石もできて、歯を支えとなる骨を溶かしていきます。この歯周ポケットの深さを測定することにより、
・ 歯周病の進行程度を把握することができます。
・ 適切な歯周病の治療法を選択することができます。
・ 定期的に測定することで、「予防」に役立てることができる。
歯周ポケットが深いとどうなるの?(院長ブログにて解説)←クリック
当院では、歯周ポケットの測定値を診断基準の一つとして、歯周病の治療方法を選択しております(上図参照)。一般に、歯周ポケットの数値は健常者で1~3mm程度ですが、歯周病の進行とともに、その数値は大きくなります。数値が大きいということは、歯を支える骨がより溶けてなくなっているということになります。
歯周ポケットの数値の増大とともに、治療方法も異なります。
・スケーリング (歯石の除去)
・スケーリングとルートプレーニング (歯周ポケット内に入り込んだの歯石の除去)
・歯周外科処置 (歯周ポケット内深くに入り込んだ歯石の除去)
・歯周再生治療 (失った歯槽骨を再生する手術)
このような治療方法を、歯周病の進行段階に応じて適切に選択する必要があります。
当院では痛くない治療、痛くない麻酔を行います。
歯周病でお悩みの方はご相談ください。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。