他院にて治療された右上大臼歯のセラミックスクラウンが欠けてしまった症例。セラミックスの一部が欠けて、内側のメタルが見えている状態です。
痛みはありませんが、食べ物が挟まってしまいます。前歯科医の削り込みが足らないことで、メタルの裏打ちの無いセラミックスが噛む力で割れてしまっています。
削りすぎはいけませんが、適正な削り込みは、治療の効果を長持ちさせ、むし歯歯周病を予防します。
むし歯を取り去り、なおかつ適切なかぶせものかぶせるためのスペースづくりをします。かぶせものは「精度」が命です。マイクロ単位で削り込み、精密にかたどりします。
セラミッククラウンだけでも上の図のように4種類あります。いまではジルコニアだけで製作することも可能になりました。
①メタルの上にセラミックスを焼き付けたかぶせもの(裏側がメタル)
②内面だけがメタルのかぶせもの
③オールセラミックス(セラミックスのみで製作、メタルフリー治療)
④ジルコニアのフレームにセラミックスを接着させたもの
⑤ジルコニアのみで製作したもの
症例とご希望に応じて、この5種類より選択し治療に臨みます。
当院で治療したセラミッククラウン症例です。お口が小さく、大きなお口を開けることが出来ない場合、削り込みの量も不足しがちになります。そのような場合は、削り込みできない部分をメタルで補強することで、審美性+耐久性+機能性を満たすことが可能です。本症例では、削り込み量の少ない舌側(裏側)と近遠心(歯と歯の間)をメタルで仕上げることで、耐久性を大幅に向上させています。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。