神経/根っこ 根管治療 回数 膿 マイクロスコープ

上顎大臼歯の根管治療。根管治療に限らず、治療には診断が重要です。何が原因なのか?病態はどのような状態なのかを製作に把握することなく治癒はありえません。

本症例の診断は、歯髄壊死による慢性根尖膿瘍。言葉が専門的過ぎてむずかしいですね(笑)。「むし歯が神経に及び、神経が死んでしまったことで、その感染が周囲の歯槽骨にまで及んでいます」という状態です。

上左写真は根管から膿が出ている状態、真ん中の写真が根管内をニッケルチタンファイルなどで清掃洗浄した状態です。本症例の根管は、肉眼で見えるのは通常3つですが、8割の確率で4つ目が認められます。この4つめを通称MB2といいます。これは肉眼では見えません。マイクロスコープで診ながら根管内の形態を整理しているのが右写真です。

MB2を染色し、場所を特定します。マイクロスコープ用の超音波チップで拡大清掃します。次亜塩素酸という薬剤を根管内に繰り返し満たして消毒後、水酸化カルシウムを貼薬して終了です。次回は根管充填、よって根管治療は2回で終了となります。

以下の動画は、上顎前歯の再根管治療の流れです。
当院ではラバーダム+マイクロスコープを用いて根管治療に臨みます。



―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。