「神経の治療(根管治療、根っこの治療)をしたのに痛む・・なんでだろう」
「神経取ったのだから、痛みはないはずでは??」
結論。「歯の内部に進行した”細菌感染”をしっかり駆除すれば痛みはなくなります」
つまり、痛みが残っているということは、感染が残っている可能性があるということ!
本症例は、上顎大臼歯の再根管治療症例。この歯は3歯根。1歯根に1根管(神経)がありますが、80%の確率でもう一つ根管(神経)が存在します。しかし、その根管(神経)、肉眼では見えずらいのです!
本症例も同様に、その根管治療が為されていなかったことが痛みの原因でした。
歯の根っこの治療(根管治療、神経の治療)は、歯の内部に感染侵攻した「細菌」を駆除する治療です。
歯の内部を壊さないように削り取り、消毒します。削り取った後は、樹脂(ピンク)を詰め込み、再感染しないようにする。これが根管治療の流れです。
そのため「再根管治療」はその逆の手順となります。
根管充填材(ピンク)を外して根管内を洗浄消毒します。そして再度、樹脂を詰め直すという手順です。
本症例の治療時間は1時間、1回の通院で終了です。
しかし、未治療部位はキレイに洗浄できたのですが、先端が感染により壊れていたため、MTAを用いて封鎖しました。
このような症例の場合、確定的な治療として、歯根端切除術が必要となります。本症例では、患者さまと相談し、治療後の回復具合をみて、歯根端切除術を行うか否かを決定することとなりました。
やり直しのない、一生に一度の歯科治療を目指す。当院の目標です!
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。