神経を残す治療の後 オールセラミックスインレー (東京新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関日比谷港区千代田区歯科)


本症例は歯の内部深く進行したむし歯に対して、「神経を残す治療」を施した1症例です。術式はMTAによる直接覆髄法です。
その後、マイクロスコープを用いて歯を整形した上で精密に型どりを行いました。2週間後にオールセラミックスインレーを装着し、治療は終了です。

上にその型どり、オールセラミックスインレーセットの様子を動画でご説明しております。また、直接覆髄法の実際の様子については、下動画でご説明させていただいております。


神経を残す治療で成功をおさめるには、2つの重要なポイントがあります。
① むし歯を残さず取り去ること。
② 取り去った部分には精密なインレーやクラウンを装着し、2次感染を予防すること。
この2点が非常に大切です。

 

そのためには以下の治療環境が必要でしょう。
① にはマイクロスコープとラバーダム。
② にはマイクロスコープを用いた精密歯科治療。

また、材質として口内で変質・変形するメタルやコンポジットレジン系樹脂は、使用する材質としては不適当でしょう。セラミック系材料が最善です。