根管充填 樋状根 (新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関歯科) 神経治療マイクロスコープ

他院で根管治療をしていた歯を引き続き当院にて行った症例。

部位は下奥歯(下顎第2大臼歯)。樋状根という変形根管を有する根管治療の難しい症例です。

根管治療は2回で終了です。
本ブログはその2回目、根管充填についてです。

上動画はその治療の様子です、お困りの患者様は当院の治療の実際をみて頂くことが可能です。ぜひご参考ください。

また、1回目の治療の様子、樋状根とは何か?についてはこちらをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23527

根管治療は、歯の内部深くに侵攻した「細菌感染」を駆除することが目的です。

複雑に入り組んだ「根管」内部をキレイにするためには、マイクロスコープCTなどの診査・治療機器が効果を発揮します。

当院では、このような治療機器を揃え、治療に臨んでいますが、一番大切なのは、「治療時の無菌的な配慮」です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であることから、治療している歯に、治療中に唾液が混入することは、再感染の機会を与えるばかりでなく、治癒を阻害しかねません。

そのため、当院ではラバーダムを必ず装着し、治療に臨みます。

歯の治療は何度もするものではありません。
1回1回の治療を徹底して行うことで、やり直しのない歯科治療を目指すべきでしょう。

むし歯治療は、以下の2点が非常に大切です。
①徹底した細菌の除去
②失った部分を精度高いクラウンやインレーで補い、再感染を予防する

この2つにはマイクロスコープが効果を発揮します。