歯科治療は3つの問題を解決すること。
非常にシンプルです。
① むし歯
② 歯周病
③ かみあわせ
この3つの問題のうち、①と②は唾液中に存在する細菌の感染症であることが分かっています。治療内容も非常にシンプルです。
1.感染を取り除くこと(原因を除去する)
2.再度感染させないようにすること(感染しづらいように口内環境を改善する)
この非常にシンプルなことを徹底して行う先に、「やり直しのない歯科治療」が待っています。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
細菌感染、つまり、むし歯を徹底的に削り取り、その後は細菌感染しづらいように、精密に隙間のない「補綴(ほてつ=人工歯のこと、インレーやクラウン)」をすれば治ります。
この1と2の作業をするために、これまでは歯科医師が経験と知識をもとに、「肉眼」で治療に挑んできました。
しかし敵は極小の見えない細菌です。限界があります。
取り残しがあっても気づくこともできません。
治ったように感ずるのは、大半のむし歯を取り去ることで、「細菌数」が激減することと、また細菌感染しづらいように、人工歯で封鎖していたためでしょう。
細菌数が激減すれば、ヒトのもつ「免疫機能」でその細菌の感染力、拡大力を抑えることもできるでしょう。
しかし、残っている細菌は、空気のない環境下でその感染力を高めます。
しばらくすれば、むし歯が再発し、再治療となってしまいます。
現在、歯科医療機器は日進月歩で進化しています。
その中で、ひときわ目立つのが、インプラント、CT、そしてマイクロスコープです。
上動画では、そのマイクロスコープとラバーダムを活用した「徹底的にむし歯を取り去る治療の実際の様子」について、マイクロスコープの動画画像で15分程度、簡単に分かりやすく解説しています(歯科医師の先生方もご覧になっていることから、専門用語となっている箇所もあるかもしれません。ごめんなさい!)
治療内容は、他院で神経を取る・抜く治療=根管治療が必要と診断された患者様の歯を、ラバーダムを装着して、神経を取らずに残す治療です。MTA直接覆髄法といいます。
「歯の神経を残したい」
「歯を出来るだけ削りたくない」
「やり直しのない治療はないか?」
「マイクロスコープの治療ってどんな治療?」
こんなご心配や疑問をでお困りの患者様はぜひご参考ください。