インプラントのブログ

抜歯 即時 インプラント

従来のインプラント手術の方法では、
①抜かなくてはいけない歯を抜歯手術
②治癒期間を数か月
③治癒後にインプラント手術
というステップをふみました。

虎ノ門 宮崎歯科医院では、
・治療期間の短縮
・インプラントに必要な歯槽骨の保存
・手術回数の短縮
などが可能となる「抜歯即時インプラント埋入手術」を行います。

インプラント手術には、術前のCT撮影が必須ではありますが、
それ以外にも確認すべき条件があります。

抜歯即時インプラント埋入手術の適応症として
・インプラントフィクスチャー周囲に血餅が維持できる環境がある
・徹底的な感染源の除去が可能である
・gap distanceが2mm以上とれる
・インプラントフィクスチャー先端部3~4mmでの初期固定が可能である
などの条件が聖書で挙げられています。

専門的な内容ではありますが、このような診査項目をクリアできれば、
抜歯即時インプラント埋入手術が可能となり、
大幅な痛みの軽減、手術回数の軽減と治療期間の短縮が期待できることとなります。

インプラント手術の原則は、リスクの少ない方法を選択することにあります。

抜歯即時インプラント埋入手術には、インプラントに必要な「支持歯槽骨の保存」という面においても、利点の多い、リスクを大幅軽減できる治療法です。

抜歯と同時にインプラント

平成25年11月28日

左下小臼歯を抜歯と同時にインプラント手術。

オペ回数を少なく、
治療期間を大幅に短縮、
抜歯による周囲歯槽骨の喪失を防止する
など、多くのメリットを持つ術式。

当然、痛みのない治療

術前診査をCTにより綿密に行い、信頼できるインプラント治療を。

CTによるインプラントシュミレーション 

インプラント治療に限らず、歯科治療には、綿密なる診査と治療計画が大切です。

右図は右下臼歯部へのインプラント治療の際のCT解析画面の一部です。

宮崎歯科医院では、インプラント治療の際に、CT撮影を行い、安全確実に治療を行います。

本日の患者さまも大変緊張して来院されましたが、
「え、もう終わったんですか??」
とのご感想。

当院は無痛治療です。

インプラント治療は、術前のCT撮影により、非常に簡単に治療が終了します。
それまでに、ご苦労を重ねてきた患者さまには尚のこと短く感じることでしょう。

新しい目で診る

近年、医療用画像機器が飛躍的に進歩しています。

従来のレントゲン写真は、生体の硬組織(歯、骨)を診るために、最適な診断方法でありましたが、現在ではフィルムからデジタル化され、画像も明瞭になり、またCT撮影も可能となりました。

このような技術革新は、歯科医師が診断を下し、治療計画を立てる上で有用なだけでなく、患者さま自身が身体や病気を理解し、治療や健康について考えることのできる機会が増えた事を意味しています。

CT撮影による画像技術の向上は、機器の「目」が医師の「目」を助けることとなり、診断の正確性を向上させる一助となっています。

宮﨑歯科医院でも導入しているCT機器による画像は、様々な方向から、生体を立体として把握することが可能です。そのため、従来のレントゲン画像では陰に隠れて見えなかった部分まで、詳細なる画像として把握することができます。

「医師の診断能力の向上」
これなくしては、飛躍的に進歩した医療用機器も宝の持ち腐れですが、 「機器の目」は、「医師の目」と、「患者の目」を助ける事は間違いないようです。

当院では、インプラント治療、歯周再生治療、根管治療、親知らずの抜歯等、

CT機器を活用し、治療計画を立案、最小の侵襲で最大の効果をあげるよう日々精進しております。

放射線量

平成25年10月3日

レントゲン撮影、およびCT撮影の際の放射線被爆について心配をされている患者さまが多いようです。
(右図、クリックで拡大可能です)

宮崎歯科医院では、
・インプラント治療
・歯周再生治療
・根管治療
・親知らず抜歯

などの処置の際、必要に応じて、CT撮影を行っております。

歯科治療において、硬組織の現状を診査することは必須であり、この検査なくしては、正確な診断は不可能です。

よって、歯周病リスク、カリエス(むし歯)リスクの高い患者さまにつきましては、定期的なレントゲン撮影(デジタルパノラマ撮影)を行っております。

宮崎歯科医院のレントゲン撮影法は、パノラマ撮影(デジタル)です。
1年間に受ける自然放射線が2400μSvであるのに対して、当院のデジタル撮影に要する放射線量は14μSvです。

早期発見早期治療により得られる患者さまの利益を考えても、大変少ない放射線量ではないかと考えます。

従来のパノラマ撮影フィルムを比較しても1/5。

CT撮影に要する放射線量は、医科のものと比較しても1/30。

必要のない放射線被爆は、間違いなく人体にとって為害性のあるものでしょう。

しかし、

患者さまの病状把握と改善、早期発見早期予防を考えれば、
歯科治療に必要なレントゲン撮影、CT撮影は、
大変少ない放射線量ではないでしょうか。

骨粗鬆症 インプラント

ビスホスホネート(以下BP)は、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症、骨転移あるいは骨粗鬆症の治療薬として多くの患者に用いられ、臨床的に有効性の高い薬剤であることは広く知られています。

通常、注射用BPは悪性腫瘍患者に、経口用BPは骨粗鬆症患者に用いられています。

しかし、近年、BP系薬剤投与患者において、歯科治療を契機とした顎骨壊死(BP系薬剤関連顎骨壊死)(Bisphosphonate-related osteonecrosis of the jaws : BRONJ)の発症が大きな問題となっています。

BRONJの多くは、抜歯などの観血処置をきっかけとして発症し、極めて難治性の疾患であることが報告されており、私たち歯科医師が細心の注意を払って対応しなければならない重要な疾患となっています。この疾患の発症に対してインプラント治療も大きなリスクとなることは明らかであり、日本でもインプラント治療を契機として発症したBRONJの報告もなされています。

BRONJの発生機序は未だに明確にはされていません。

インプラント治療では、埋入手術により骨への侵襲が加わることも問題となりますが、上部構造を装着したのちも、インプラントには天然歯のような上皮付着の機構がないため、常に生体内の環境と外部の環境が交通している状態であることがインプラントの治療期間、あるいはメインテナンス期間すべてにわたってBRONJの大きなリスクファクターであると考えられています。

BP系薬剤投与中の患者様につきましては、

・歯科医師による骨露出の有無のチェックとエックス線診査を3か月ごとに行うこと。
・口腔内清掃の励行する
・抜歯、歯周外科、インプラント埋入などの顎骨に侵襲がおよぶ口腔外科処置は避けること。
・軽度の動揺歯は固定し、膿瘍を伴う高度の動揺歯は抜歯し抗菌薬を投与する。
・義歯装着は可能だが、過剰な力が加わらないように調整する。
・口腔外科処置を行わなければならない場合はBPの投与の中止が必要である。中止はBP系薬剤処方医師と相談のうえ決定する必要がある。
などの注意が必要です。

BP系薬剤が経口薬の場合、

服用期間が3年以上、あるいは3年未満でもコルチコステロイドを併用している時は、少なくとも3か月間は服用を中止し、治療後も骨の治癒傾向が認められるまでは中止を継続する。

服用期間が3年未満で下記のリスク因子がない場合は、通常の処置を行う。
などの対策が必要です。

インプラント治療は歯の欠損部を修復し、咀嚼機能や審美障害を改善させるリハビリテーションであることはよく知られています。言い換えれば、歯周病やう蝕の治療とは異なり、疾病を治療する医療とはいえません。

したがって、BP系薬剤投与中の患者に、急性炎症の原因歯などの理由で、やむを得ず抜歯を行う必要性はあるが、やむを得ずインプラントを埋入する必要性は全くないと考えられます。

米国口腔外科学会のガイドラインには、注射薬を投与されている無症状の患者に対しても、「強力な注射用BP系薬剤(ゾレドロン酸、パミドロン酸)を頻回な投与スケジュールで使用している癌患者には、インプラント治療は決して行うべきではない」とされています。

また、経口薬の投与が3年未満でリスク因子がない症例では、通常の歯科処置を行ってもよいとされているが、「インプラント治療を行う場合は、将来的なインプラントの失敗の可能性や顎骨壊死の可能性について充分なインフォームドコンセントがなされなければならない」と特筆されています。

したがって、BRONJの発生頻度は低くとも、有効な治療法の確立がない現状では、「BP系薬剤が投与されている患者あるいは投与が予定されている患者に対するインプラント治療は、原則として避けた方がよいと考えられます。」

しかし、最終的には治療を行う歯科医師の知識と倫理観、さらに充分なインフォームドコンセントの上に成り立つ患者の希望という両者の重要なファクターによって、インプラント治療に進むべきかの裁定が下されるべきであろう、、、とされています。

以上が、日本口腔外科学会、日本口腔インプラント学会の現在の見解です。

宮崎歯科医院でも、骨粗鬆症の専門医へ同様の内容を対診致しましたが、上記と同様の見解が得られました。

現在、BP系薬剤を服用されている方は、歯科の診療の際は十分な注意が必要となります。

また、これから服用をお考えの方は、まず、歯科治療を先行し、BP系薬剤を服用することを踏まえた歯科治療計画を歯科医師とともに考えることが必要です。

 

サファイアインプラント

平成25年9月25日

これは 何だか おわかりになりますか?

人工サファイアを材質とした
「サファイアインプラント」です。

先日、他院にて埋入したサファイヤインプラントを、宮崎歯科医院にて摘出手術を致しました。

1980年代に使用されていたサファイアインプラント。

治療成績が悪く、失敗症例が多い。

ご年配の方々に「インプラント治療は怖い」と思わせるに至ったインプラントの一つではないでしょうか。

レントゲン写真を撮ると、下顎管(黄色の先、下顎骨内の神経)を突き抜けているように見えます。

患者さまにその当時のお話を伺うと、

インプラント治療をしてから右下の唇に「蚊に刺されたような」感覚があったとのこと。知覚麻痺ですね。

当院にて当該部位をのCTを撮影し、その画像にて確認してみると、サファイアインプラントが下顎管に接触している画像が認められました。

サファイアインプラントは揺れており、周辺歯肉は腫脹(腫れている)状態です。

傷つけないように無痛下にて慎重に摘出。

骨結合は全く認められず、歯肉上皮が骨内にまで迷入していました。

現在は痛みもなくなり、患者さまも ひと安心されているご様子でした。

スクリューリテイン インプラント


インプラントスクリューリテインタイプの模型と口腔内のセット写真。

スクリューリテインとは、インプラントの上部構造(左下写真)をスクリュー(ネジ)で固定するタイプです。上部構造に穴が開いており、そこにネジを差し込み固定する。

製作に手間はかかりますが、メンテナンスしやすいのが特徴です。
宮崎歯科医院では、症例にもよりますが、可能な限りこの方法でインプラント治療を行っております。

スクリューを挿入する穴は、口腔内で樹脂により封鎖するため、目立ちません。

インプラントフィクスチャーの頬舌的な埋入位置、その深度も問題ないですね。

この症例は、ソケットリフトも併用しての治療。
治療期間が長くかかりましたが、無事終了。

患者さまも喜んでいただき、大変うれしい一時でした。

この状態をキープしつつ、今後とも、yさん、よろしくお願い致しますね!

 

 

インプラント治療には CT

平成25年8月28日

他院にてインプラント治療を受けた患者さまが当院を受診。

左はデジタルレントゲン写真。
かみあわせを考慮しないインプラント治療、インプラント部の痛みと上部構造(かぶせもの)の破損で来院されました。


虎ノ門 宮崎歯科医院ではCT撮影が可能です。

この症例をCT撮影すると、左のような立体画像で診査診断することが可能です。

これにより、より診断が正確に、より安全な治療が可能となります。

問題のインプラントは①の黄色の丸印の中のインプラント。
③の方向からのCTの断層画像
が②です。

インプラント周囲には透過像(黒く見える)がありますが、一見普通ですね。


これを
別方向④の断層画像で見ると、インプラント周囲に骨が全くないことがわかります。
レントゲンだけでは診断が難しいのです。

このような症例では、インプラントは除去し、更に骨を再生させる、あるいは別部位にインプラントを埋入する必要があります。

患者さまにお聞きしたお話では、この症例では、インプラント治療の際に、CT撮影をしていなかったようです。

今後は、インプラント治療の際は、CT撮影が不可欠でしょう。

 

CT 診査していますか?

平成25年8月19日

虎ノ門 宮崎歯科医院では、CTを導入しております。

従来のレントゲン画像では、見ることの出来きない3次元画像をCTでは診査、診断することが可能です。

インプラント治療は、顎骨にチタン製の人工歯根を埋入する治療です。
CT撮影は必須の診断機器。

また、インプラント治療だけでなく、

・親知らずの抜歯(上記写真は右下親知らず症例)
・根管治療時の根管精査
・歯周再生治療

など、様々な治療でその診断能力を発揮します。

治療前のCT診査により、正確で適切な診断が可能です。

CT診査により、治療期間も短縮することとなります。

治療や診断に疑問の方はご相談ください。