日別アーカイブ: 2019年3月4日

神経を残す 抜かない MTA直接覆髄法 (都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷千代田区)



根管治療後にファイバーコアを装着した黄色矢印の歯に引き続き、赤矢印の歯のむし歯治療です。

赤矢印の歯は、むし歯が神経に近接していましたが、根管治療をせずに、神経を残すべく治療に臨みました。

上動画はその治療の様子です。
本症例は、MTAによる直接覆髄法により神経を抜かずに残す治療を行いました。神経を残す治療は、徹底的にむし歯を取り除くと翌日には全く痛みが無くなります。

細菌が感染すると、そこに血液を集めて細菌を駆逐しようとします。過剰に血液が流れ込むことで、痛みを感ずるのです。細菌を除去してしまえば、血液の流れもなくなり、痛みや違和感は嘘のようになくなります。

そのため、むし歯治療では、「無菌的配慮」が非常に大切です。
そのためには、「マイクロスコープ」と「ラバーダム」は最低限必要と言えるでしょう。