根管治療の目的は、歯の内部に感染進行した細菌(バクテリア)を駆除することです。そのために複雑に走行する根管(神経のある管)内をキレイに殺菌清掃します。
根管治療には、はじめての根管治療症例と再根管治療症例があります。
(当院の根管治療診断基準につきましてはこちらをご参照ください)
はじめての根管治療の症例では、次のようなステップで治療を進めています。
1. レントゲンやCTで根管形態を精査した上で、根尖(神経の先端)を80ミクロンのファイルを使用して穿通します。
2. 根管上部3分の2の根管形態を成形し、薬液消毒しやすい形態をつくり、薬液にて洗浄消毒を行います。
3. その後、下部3分の1の根管形態をニッケルチタンファイルを使用して成形します。
4. 根管内がキレイになったら根管充填で根管内を緊密に樹脂で封鎖し、再度感染しないようにします。
「根管治療済み、あるいは根管治療したことのある歯を治療」する再根管治療の症例でも、基本上述の手順で治療を行いますが、治療前に消炎の1ステップが必要となる場合があります。
よって、根管治療に必要なステップは4~5ステップとなります。
このステップを分けて行うならば計4~5回かかりますが、治療時間を頂けるならば1~2回で根管治療は終了となります。
4~5回ならば、1週間に1度の来院で1カ月ほどの治療期間となるでしょう。回数を分けた場合は、その間、根管内に水酸化カルシウムを貼薬します。1日ほどおけばほぼ薬効は認められますが、症状の緩解や患者さまの都合などで、当院では1週間に1度の来院をおススメしております。
病状により異なりますが、数カ月や1年を必要とする根管治療は当院ではありません。
(ズキズキ痛む、顔が腫れたなどの症状をお持ちの方はこちらをご参照ください)
当院では、根管治療の方法に、保険治療・保険外治療の隔てはありません。全力で治療に挑みます。ラバーダム・マイクロスコープ・ニッケルチタンファイルは、全根管治療症例に使用します。
当院では全力にて治療に臨ませて頂いております。メールでのご相談には日々多数お応えさせていただいておりますが、現状を拝見しないことには明言致しかねております。
治したいお気持ちある患者さまはぜひ当院までご来院ください。しっかり拝見させていただきます。(無断キャンセルは、他の患者さまへ大変ご迷惑です。ご配慮いただけますよう切にお願い申し上げます)
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。