歯が痛い 我慢 根管治療

ちゃんとやろうぜ・・・って思う症例を1つ。腹が立ちます

他院にてセラミックインレーを製作し装着するも外れる、そして痛む。それを持っていくと先生が付けてくれるがまた外れてまた痛い。先生は何度も付け直して様子を診ようとおっしゃる。数年間、その繰り返しで不安になり、ご紹介で当院を受診された患者さま。

拝見すると、セラミックインレーの「かみあわせ」が合っていない。適合性もイマイチ(歯にぴったりと合っていない、隙間がある)。

患者さまに「よく我慢されましたね、、痛かったでしょう」とお話しすると、「(前医の)先生は外れたら戻して様子を診ましょうって言ってたので、そんなものかと思ってました」とのこと。心中察しても余りある。

「かみあわせがあっていない、適合性があっていない」なんてことは、普通の歯医者ならば分かるはず。少々怒りを感じましたが、しょうがない。しっかりと治すことが先決です。

麻酔をしてむし歯を染色し削り取りますが、いつまでたっても染色されてきます。レントゲンでは像がぼやけています。念のためCTを取りましたが、根管(神経)上部がやや黒く写っているように見えます。つまりむし歯が疑われる。なんでセラミックインレーの下にむし歯があるの?更に腹が立つ。

ラバーダムを装着して根管治療に備えつつ、更にむし歯を取り去ろうとしたところ、露髄(神経にむし歯が到達すること)。



「早く先生(私)のところに来ていればこんなことにはならなかった・・・」と患者様。長期間にわたり、露髄に近いむし歯の歯に対してセラミックインレーを高いかみあわせで装着していた患者さま。そのご苦労に報いるためにも徹底した根管治療を行います。

当院の根管治療は時間にして45分程でほぼ終了。念のため水酸化カルシウムを貼薬し1週間経過を観察したのちに、根管充填で終了です。

当院では徹底した治療で日々臨みます。

本症例のように、「外れたら付け直す、外れたら付け直す」のような妥協的で、問題を先送りにするような治療はしたくありません。問題を先送りにしても、その問題は大きくなるばかりです。「詰め物が外れる」には原因があるのです。

徹底した診査のもと、原因を究明し、適切な診断を下し、治療法を共に考える。
患者さまにとって最善の治療であり、患者さまにとって、その歯にとって「最初で最後の治療」となるように、「一生に一度の治療」となるように、日々精進しております。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。