投稿者「mdcweb」のアーカイブ

根管治療後 痛む 違和感 いつまで?

当院のyoutubeチャンネルで配信させて頂いた「歯の神経を取る、抜く治療。根管治療後はどのように治療をした方が良いか?」の動画について、ご質問を頂きました。

ご質問と当院の回答を以下に供覧させて頂きます。
ご参照頂ければ幸いです。

「根管治療後に痛みがとれない、違和感が残っている、いつ治るんだろうか?」
こんなご不安な声を多数いただいております。

病状にもよりますが、適切な根管治療が為された場合、1カ月から遅くとも3カ月で、違和感は解消されるでしょう。

解消されない場合については以下に回答させて頂いております、ぜひご参考下さい。

最後の薬(根管充填材)を入れた後、少し染みる様な痛みがある場合はどうすればいいでしょうか?

コメントありがとうございます。

最後のお薬は、おそらく根管充填材(ガッタパーチャ樹脂)かと推察致します。
回答させていただく前に「染みる」という言葉について確認をさせていただきます。
患者様が「染みる」とおっしゃる場合、以下の場合があるようです。

〇 冷たいもの、熱いものがしみる
〇 噛んだ時にしみいるような痛み・違和感がある
〇 じわーっとしたしみいる痛み、違和感がある

皆様これらすべての症状を「染みる」と表現されます。
ひとつひとつ病状が異なるため、ひとつひとつ回答させて頂きます。

〇 「冷たいもの、熱いものがしみる」場合

根管治療後に、上記の症状がある場合に考えられるのは2つです。

1)隣の歯がしみている
2)治療した歯の神経が一部残って生きている

1)の場合は、風などをあてる、あるいは噛み合わせをチェックする、むし歯がないかチェックすることで診断することが可能です。

2)の場合は、再度、根管治療が不十分となっている場所を治療することで改善します。

〇 「噛んだ時にしみいるような痛み・違和感がある」

適切に根管治療が為されていても、1~3カ月ほど、噛んだ時の違和感が残る場合もございます。治療に問題がなければ1~3カ月ほどで症状は緩解してきますのでご安心ください。

根管治療が上手く終了できていなかった場合は、この症状が変わらず残る可能性がございます。その際は、原因を究明した上で、再根管治療が必要となるでしょう。

また、かみしめや歯ぎしりなどの悪習癖により、上記のような症状を感じている場合もございます。鑑別した上で、再治療が必要か否かを判断します。

〇「じわーっとしたしみいる痛み、違和感がある」

根管治療による改善が認められず、歯根の先に炎症が認められる場合にこのような症状が続くことがございます。

このような場合、その症状が徐々に和らいでいるのであれば、治癒傾向にあるため、経過を観察した方がいいでしょう。

術前と変わらず症状が続く場合は、再根管治療あるいは歯根端切除術の適応症となるでしょう。

患者様の口内は千差万別です。
診て頂いた先生が、その病状を一番把握されていることでしょう。
病状が続く場合は、気軽に先生に聞いてみても問題ないかと思います。

この回答が少しでもお役に立てれば幸いです。
よろしくお願い致します!

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

親知らずが横から生えてむし歯 マイクロスコープ根管治療

本動画は、下の親知らずが横に生えてきて、その手前との間からむし歯となった症例の根管治療の様子です。

2週間前よりズキズキ、ジーンとした痛みが生じ、当院を受診された患者様。
術前のCT画像より、歯根の先端には透過像が認められました。歯根の先で炎症、根尖病巣(病変)が認められました。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

患者様にはむし歯が深く、細菌の感染により、歯の神経が死んでしまっている可能性が高いこと、根管治療が必要であることをご説明させて頂き、根管治療に臨みました。

当院では根管治療の際、ラバーダムとマイクロスコープを使用して治療に臨ませて頂いております。

本動画をご覧頂くことで、マイクロスコープ、ラバーダムを活用した根管治療はどんな治療なのか?を知って頂けることでしょう。

本動画のタイムスケジュールです!

ご興味のある時間をクリックしていただくと、その動画をご覧頂けます。
ぜひご活用ください。

00:20 患者様の病状 術前CT画像供覧
00:50 無痛麻酔
05:08 根管治療後に生じる痛みについて 事前に説明

07:21 ラバーダム練習
08:55 ラバーダムの装着
10:07 術前の歯面の消毒・消毒
12:35 治療開始 削り始め
15:28 根管内の様子(歯の神経は死んでいる、歯髄壊死)
22:50 遠心隔壁形成
26:05 根管の先端の治療(根尖穿通(C+ファイル))
28:22 根管の先端の治療(sec01器具による根尖穿通)
29:16 根管の上部3分の2の治療(ゲーツグリデンドリル)
31:47 根管の下部3分の1の治療(ニッケルチタン製ファイル)
36:31 次亜塩素酸洗浄(エンドアクチベーター)
39:09 水酸カルシウム貼薬
40:03 2重に仮封
41:43 治療後のコメント

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

根管治療しても歯が弱くならない、脆くならない対策法

むし歯が深く進行すると、根管治療(神経を取る治療、根っこの治療)が必要となります。歯の大半を削るため、根管治療後は残った歯根に土台(コア)を差し込み、その上に人工の歯をかぶせます。

この土台(コア)の目的は2つ。
① ひとつは周知の通り、失った歯を回復するための土台
② そしてもう一つ。これが大切。口内から歯根内部への再感染経路の遮断です。

この2つの目的を果たすためには、次の事が土台(コア)に求められます。
① 歯を割ることのない柔軟性ある素材であること
② 精度が高く、歯根の隙間なく接着することです。

コア ファイバーポスト ファイバーコア 費用 料金 利点欠点土台(コア)には次の4種類があります。
(右図クリックで詳細参照ください)

① 銀合金製の土台=メタルコア
② 金合金製の土台=ゴールドコア
③ 金属の支柱の周りにレジン(プラスティック)を固めた土台=CRコア
④ グラスファイバー繊維を含む強化プラスティック製の土台=ファイバーコア

①のメタルコアは、経年的に脆くなる根管治療後の歯には不向きであることが文献で証明されているものの、戦後皆保険制度の流れそのままで現在も保険診療適用の材料とされています。当院では10~15年後に歯根破折を起こし、インプラント治療を余儀なくされた症例を多く拝見しております。可能な限り使用したくない材料といえます。
③のCRコア。金属支柱をプラスチックで覆い製作された土台です。プラスチックが大半であることから、歯に負担がかかりづらいとお考えの歯科医師も多いようですが、①のメタルコアと比較した破断試験では、有意差がないことがわかっております。この材料につきましても当院では使用したくない材料といえます。
②のゴールドコアは、メタルコアに比較してやや弾性があることから従来より保険外治療用コアとして使用されています。保険外治療であることから、型どり方法や製作模型材料、ゴールドの物性より、メタルコアより精度高く製作することが可能なため、メタルコアよりは良いとされていますが、ファイバーコアが台頭したことにより、現在では使用しない材料のひとつです。

結局のところ、根管治療後の脆くなった歯に優しい物性であり、接着操作の可能な④ファイバーコアが、現在のおける最良の土台(コア)といえるでしょう。メタルを使用しない現在の最新歯科治療においても最良といえるのではないでしょうか。

上写真はガラス管を歯根に例え、荷重を加えた実験です。ガラス管にメタルコアを挿入し荷重を加えると、ガラス管は破折します。一方、ガラス管にファイバーコアを挿入し、同様の荷重を加えた方は、ファイバーコアが変形・破折することで、ガラス管の破折は起こりませんでした。ファイバーコアの歯根破折予防の効果があるといえるでしょう。
(最新エンドグローバルスタンダード文献サンメディカル写真参照)

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

右上大臼歯 マイクロスコープで歯を削る 型どりをする

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

そのむし歯治療を成功裏に導くポイントは、たった2つ。

① むし歯を(細菌の感染を)徹底的に削り取ること
② 削り取った部分に精密に適合する人工歯を装着すること

むし歯 感染症 血流の増大

取り残さないためには、肉眼による治療では不十分です。
拡大鏡やマイクロスコープでむし歯を取り除くことが大切です。

精密に人工歯をかぶせるためには、歯を精密に削ることが必要です。
削った部分と削っていない部分を明確にラインで示せるようマイクロスコープで見ながら歯の形を整えます。

その後は、患者様の顎の形にフィットするカスタムトレーとシリコンで型どりを行い、精密な模型を製作します。

その模型上で、人工歯を製作するのです。その際も、歯科技工士がマイクロスコープで臨みます。

本動画は、セラミックインレーを装着する予定となる患者様の歯を、マイクロスコープで見ながら削り、型どりをしている様子です。

最近では、当院のブログ、当院のYoutubeチャンネルに歯科学生、臨床研修医の先生、歯科衛生士の方々、歯科助手の方々、またはこれからマイクロスコープを導入しようとされている歯科医師の先生方よりマイクロスコープの使い方のご相談を受けるようになっております。

本症例は上顎右側第一大臼歯のインレー形成と印象の様子です。

術者の位置、患者様の体位、ユニットの傾き、アシスタントの動きなどご参考頂ければ幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

根管治療後 セラミックアンレー(歯を削らない治療)

根管治療(根幹治療)、歯の神経を取る治療のあとは、土台(コア)を立てて、歯の全周(まわり)を削りこみ、上からクラウンをかぶせる・・・。

こんな固定観念、決まり事?があるように感じませんか?

メタルコア メタルクラウン 根管治療後

あたりまえのように行われている根管治療後のクラウン。

これって、本当に、患者様にとって、最善の治療といえるのでしょうか??
私は以前よりそう考えておりましたが、皆様はいかがでしょうか?

上動画は、他院でジルコニアインレー装着後より痛みが生じ、当院で診査すると、歯の神経が死んでしまっている歯髄壊死と診断されました。

当院で2回の根管治療後、ファイバーコアを装着。その後、セラミックアンレーを装着した症例です。

ファイバーコア セラミックアンレー 根管治療後歯を可能な限り削らない治療、ファイバーコア&セラミックアンレー。

その他にも根管治療後には以下のような方法があります。

症例に応じて、患者様のご希望に応じて、治療法は様々です。

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

根管治療後の治し方 3つ エンドクラウンとは? #エンドクラウン

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

歯の神経をとる根管治療(根幹治療)。

その後の治療法として、しばしば提案される治療法が上の図のような方法ではないでしょうか。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
歯の内部に感染侵攻した細菌を取り除くのがむし歯治療です。
その感染が神経にまで及んでいる場合、感染を取り除くべく、感染した神経を取り除き、もうこれ以上感染を拡げないようにするのが「根管治療」です。

メタルコア メタルクラウン 根管治療後

このむし歯を取り除く際、むし歯が多く、削る量が多い症例では、歯の大半を失うため、上の図のような人工歯「クラウン」となります。

メタル製のクラウンは保険診療の適用として使用されていますが、白い歯、セラミック製のクラウンの場合は、下の図のようになります。基本、構造に変わりはありません。

コア ファイバーポスト ファイバーコア 費用 料金 利点欠点根管治療(根幹治療)後にはその歯を補強するためにも、土台(コア)を云われる“芯棒”を歯根に差し込みます。

その材質にいくつかの種類はありますが、原則、1択、ファイバーコアが適切です。

ファイバーコアの有効性につきましては、以下にリンクを添付致します。ぜひご参考下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/19117

根管治療後の治療法の説明としては上記の方法が従来の方法であり、この方法を説明されることが多いかと思います。

しかし、この方法では、歯の全周を削り込むため、歯を削る量が多く、将来その歯がもろくなる可能性を大きくしてしまうのも事実です。
ただし、むし歯があって削らざる得ない場合はこの方法が最善です。

もし、むし歯の範囲が狭いにも関わらず、歯の神経を取る根管治療が必要となった場合は、以下の治療法を視野に入れたうえで、根管治療に臨みます。

そうすることで、可能な限り歯を削らずに残す治療、その歯の寿命を長くなる可能性が大幅に高まります。

まず1つは、セラミックポストアンレーです。

エンドクラウンともいいます

セラミックポストアンレー(エンドクラウン)とは、可能な限り削らず、コア(=ポスト)と噛み合わせ部分が一体となってオールセラミックス(e-max)で製作された人工歯です。

この治療法は、USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生が「根管治療後に歯が破折しない(折れない)ようにするための優れた方法」として推奨されている術式です。

科学的根拠を示す論文があり、根管治療後の歯を強固にすることが証明されています。

セラミックポストアンレー USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生 NO CROWN

もう1つは、ファイバーコアを装着後にセラミックアンレーを装着する方法です。

ファイバーコア セラミックアンレー 根管治療後

根管治療後にファイバーコアを装着します。

その後、歯を最小限に形と整えるべ削り込み、歯の噛み合わせの部分を部分的に覆う「アンレー」を製作します。

この方法は、クラウンを装着する治療法と比較して、歯を削る量が少なく、その歯の寿命を長くする可能性を秘めた素晴らしい治療術式といえるでしょう。

この方法、私は「アンレー」で製作します。
理由は2つ。

① 根管治療後に歯がかみ合うと治療後の痛みが強く、治癒を阻害する場合がある
② このような、大きなむし歯ではないにも関わらず根管治療に至る症例では、その原因に「かみあわせ」「くいしばり」が関与していることがほとんどである。

これらの原因に対して、以下の対応をするべく、根管治療の際に、噛み合わせを最小限に削り、人工歯で回復しています。

① 痛みを緩和し治癒を促進する
② 人工歯をかぶせることで、かみあわせを改善させる

● 患者様の病状(むし歯の拡がり、かみあわせ)
● 患者様のご希望(白くしたい、長く持たせた)
根管治療後の歯を回復する治療法としては、上の2つのご希望も含め、様々な治療法があります。クラウンだけではありません。

そのため、根管治療を始める前に、そのご希望を知ったうえで治療に臨めると、患者様にとって最善の治療を受けて頂けるかと思います。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

齲蝕検知液 ラバーダム マイクロスコープ

当院のYoutubeチャンネル、上の動画「ノーカット60分 樋状根の根管治療」にご質問を頂きました。

そのご質問と当院の回答を以下に供覧させて頂きます。

ぜひご参考下さい。

マイクロスコープを活用して治療するの羨ましいです。

私が通ってる歯医者さんはマイクロスコープはもちろんラバーダムは使用された事はありません。

しかも何故か分かりませんが、う蝕検知液がないからって言ってて、う蝕検知液を使用していません。

だから不安です。どー思いますか?

返信して頂けたら嬉しいです。

コメント頂きまして誠にありがとうございます。

大変ご心配なご様子、回答させて頂きます。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
https://miyazaki-dentalclinic.com/21898

むし歯の治療は、「感染している細菌」を取り除くことにあります。

しかし、感染している細菌は、非常に小さく、目で見ても、マイクロスコープで診ても、細菌を見ることはできません。

そのため「細菌が歯を溶かした跡」を削ることでむし歯を取り除くとしているのが、むし歯治療です。

そのむし歯か否かを判定する際のポイントが2つあります。
このリンクをご参照ください、2つのポイントについてご説明させて頂いております。 https://miyazaki-dentalclinic.com/22122

ポイントは2つです!

① 齲蝕検知液で染色する
② むし歯の硬さで判定する

経験豊かな先生は、目で見て判定するのはもちろんのこと、歯を削っている際の硬さで、むし歯か否かを判定されているようです。

現在ご通院中の先生は、おそらくその判定基準をもって多くの患者様を治されているのではないでしょうか!

痛みがなくならなかったり、違和感が残ったりした際は、先生にご相談すれば大丈夫ですよ!

もしまたご心配なことなどあれば、コメント欄にご相談ください!
コメント、ご質問ありがとうございました!

治療、頑張ってくださいね!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

自費の根管治療 成功率について

当院のYoutubeチャンネル、上の「根管治療3回シリーズの1回目」の動画にご質問を頂きました。

ご質問と当院の回答を以下に供覧させて頂きます。
ご参考頂ければ幸いです。

はじめまして、お聞きしたいことがあります。

最近、根管治療を行いましたが再発が不安です。

保険での治療のため、取り残しなとが心配です。

そこで質問したいのは、根管治療の再発をした場合、自費治療を行うと再々発の確率をグンっと下げることはできますか?

返信よろしくお願い致します。

コメントありがとうございます。

根管治療、今後のご不安についてですね。

痛みなどはありますか?

根管治療後は、多少の違和感があるかと思います。
・ 治療後痛みがとれない
・ 違和感が改善されない
・ 腫れてきた
・ ズキズキ、ジーンと痛む

などの症状がある時は、治療してくださった先生にご相談されてみてください。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症ですむし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、根管治療ではラバーダムを付けて治療に臨むことが、その治療の成否に大きな影響を及ぼすことは確かでしょう。

ただし、手際よく感染させないように治療してくださる素晴らしい技術をお持ちの先生も大変多くいらっしゃいますのでご安心ください。

根管治療の成功率についてまとめたリンクを添付致します。
ぜひご参考下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/26096

根管治療の成功率について 画像自費の根管治療では、ラバーダムとマイクロスコープを用いて治療に臨まれている先生が多いかと思います。

そのため、再根管治療の成功率も上がるのではないかと感じております。

当院の根管治療のサイトには、根管治療に関する内容が多く掲載されております。

少々専門的かもしれませんが、ご参考になれば幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599

この回答が、少しでもお力になれていれば幸いです。

コメント、ご質問ありがとうございました!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

根管治療の成功率について

根管治療の成功率について 画像

根管治療は、「はじめての根管治療 Initial tretatment」と「再根管治療 Retreatment」に分けて考えられています。

現在、根管治療の成功率は、その論文の詳細により異なりますが、以下のように捉えられています。

「病変のないはじめての根管治療(未処置の根管への治療)」の成功率は、約90%。

「病変のあるはじめての根管治療」の成功率は、約80%。

「再根管治療」の成功率は、約70%。

「外科的根管治療」の成功率は、約90%。

「再根管治療」では、オリジナルの根管形態が失われている(度重なる根管治療の繰り返しにより、根管の形態が壊れている)場合、その成功率は47%まで下がり、根管形態が保持されている場合は、87%まであがるといわれています。

そのため、可能な限り、早めに適切な再根管治療をしたほうが予後が良いといえるでしょう。

根管治療の成功率について

外科的根管治療(→歯根端切除術のことを云います)では、従来の「裸眼」による成功率は59%であるのに対して、マイクロスコープを使用した方法は94%と高い成功率を達成できると報告されています。

上記以外に根管治療の成功率に影響を与える因子として、

・根尖病巣の有無

・レントゲン上の根尖透過像の有無
→有りで20%成功率が下がる

・5mm以上の根尖透過像は予後不良

・根管充填の質
→根尖から0~2mm以内で根管充填されているものが成功率が高い。
→根尖オーバーと2mm以上アンダー(足りない)は成功率下がる。

適切な根管充填 適切な根管治療 良い根管治療とは 根管治療専門医

→気泡の有無(緊密なる根管充填が大切)
・精密で適合の良いクラウンは予後が良好

因果関係は示されていないが、明らかに成功率に影響を与える因子として、

・ラバーダムの使用
→つまりは、ラバーダムが使用できない歯肉縁下カリエス(極度に進行したむし歯の症例)は、適切な根管治療が不可能であるため、予後が不良となりやすい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/13332

・適切なる根管内部の拡大清掃(IBFより3号以上拡大)
根管治療に100%の成功率はありません。可及的に成功率を上げるためには、術中・術後の無菌的処置、配慮が不可欠でしょう。そしてなによりも患者様の予防・定期検診が、根管治療自体をしないで済むことに多大なる影響を与える因子となるのです。

また、こんな比較をした論文もあります。

①根管治療をした場合

②根管治療はせずに抜歯してブリッジにした場合

③根管治療はせずに抜歯してインプラントにした場合

①~③の成功率を比較した場合、

②のブリッジにした場合より、①の根管治療あるいは③のインプラントにした場合の方が成功率が高かったとする結果が得られています。これらは単純な比較は困難ではありますが、ひとつの指標とすることはできるかもしれません。

宮崎歯科医院では、無菌的配慮のもとラバーダム、マイクロスコープ・拡大鏡の拡大視野下で治療し、可能な限りその成功率が向上するように努めています。

マイクロスコープ根管治療の様子 動画 ラバーダム 樋状根

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

歯の神経を抜かずに残す MTA間接覆髄法とは?

歯を抜かずに残すには、根管治療をする前に、「歯の神経を残す」。これに注力することが大切です。

歯の神経を取らざる得ない時もあります。
① 不可逆性歯髄炎
② 歯髄壊死
歯の神経がこの2つの状態となった時、歯の神経を取る・抜くことが、「最善の治療法です」。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
むし歯治療の目的は、その感染を取り除くことにあります。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

上の2つは、その感染により、下のような病態となった状態です。
① 炎症を起こし、その炎症がもはや、回復しない状態
② 感染により、神経が死んでしまっている状態

これ以上の感染拡大をさせないためにも「根管治療」により、歯の内部に拡がった感染を取り除く必要があるのです。

そのため、歯の神経を取り除くことは、歯を残すため、これ以上の感染を拡げないためにも、「最善の策」といえますが、その後、時間の経過とともに、その歯がもろくなるのも事実です。

そうならないためにも、むし歯治療は、「初期段階で、最善を尽くす」。
これがとてもとても大切なのです。

上動画は、そんな「初期段階のむし歯治療の実際の様子」を供覧させて頂いております。

歯の神経を残す治療には、病状に応じて、いくつかの術式があります。

むし歯の進行と歯の神経の炎症・感染・壊死の状態 歯の神経を残す治療 根管治療について 3

間接覆髄法 直接覆髄法 部分断髄法 歯の神経を残す治療 MTA

術式は、歯の神経を残す治療「間接覆髄法」です。
マイクロスコープ、ラバーダム、MTAを活用した当院での治療の様子をご覧いただけます。

このような治療の様子につきましては、当院のYoutubeチャンネルにて多数例供覧させて頂いております。

神経を残す治療について、その理論・実際の治療の様子を詳細にご覧になりたい方は、当院のYoutubeチャンネルの”再生リスト”より、「歯の神経を残す治療」を見て頂くと、多くの症例を配信させて頂いております。ぜひご参考下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル