院長ブログ

抜歯と同時にインプラント

平成25年11月28日

左下小臼歯を抜歯と同時にインプラント手術。

オペ回数を少なく、
治療期間を大幅に短縮、
抜歯による周囲歯槽骨の喪失を防止する
など、多くのメリットを持つ術式。

当然、痛みのない治療

術前診査をCTにより綿密に行い、信頼できるインプラント治療を。

根管治療の目標と限界


「根管治療」

むし歯が進行し、歯の中に在る「神経」にまで細菌及ぶと必要となる治療です。

では、この「根管治療」により、歯の中に在る「感染した根管」を完全に無菌化することは可能なのでしょうか?

写真は大臼歯とその「墨汁標本」

根管を墨汁にて染めだし明確にしています。我々の扱う根管は分岐・側枝だらけ。

まさに「網の目」状態。

この根管の複雑さは、我々歯科医師の技量を遥かに超えるものでしょう。

しかし、あらゆる手立てを講じて(機械的拡大・化学的洗浄、封鎖)治療をすれば、一定の成功が得られることも事実です。
しかし、しっかり根管治療ができたとしても、必ず一定の割合で失敗症例は存在します。

ある文献では、はじめての根管治療であれば成功率は85%程、2度目以降の根管治療に関しては、70%程に成功率は下がるとのこと。

これは、写真のようなクモの巣のような根管では、どうやったって、ある程度の歯髄組織や感染源が置き去りにされてしまうことが原因なのでしょう。
また、治療途中での放置。これも根管治療の成功率を下げることになります。

身体が疲れたりすると、根管治療した歯の歯ぐきが腫れる。。。違和感がある。これはこのような事に起因するのでしょう。

根管治療後の再発という症例は少なくありません。

その際は、再治療の上、根管治療である程度の回復が認められない場合は、その炎症部位を除去する外科治療。その治療の成功率も低いのであれば、隣在歯を守るためにも抜歯と云う選択肢が必要となるでしょう。

根管治療の成功率についてはこちらをクリックしてください。

 

 

歯の悩み

平成25年11月12日

自分の歯はどうなっているのだろうか?
今 受けている治療はどうなっているのだろうか?
自分の歯は今後、どうなっているのだろうか?
いまかかっている先生に こう言われたのだが、本当だろうか?

こういったご相談がとても多いですね。
「セカンドオピニオン」のご希望で、患者さま自身の歯の現状に対するご質問をされる方がとても多いようです。

内容は、
「抜歯しなくてはいけないと言われた。。。」
「高額な治療費を説明された。。。」
「治療時間がとてもかかっているのに 治っていない。。。」
「治療期間が もう2年にもなる、、、ゴールがみえない」

時には、現在受けている治療内容に?と思わざる得ない現状の患者さまもいらっしゃいますが、
そのほとんどが、コミュニケーション不足。

おそらく、歯医者側の説明不足でしょう。
担当する歯医者は、歯医者の立場から、歯医者としての理想的治療をお話されているようです。

歯医者の考えは、おそらく歯科医学的に「正論」でしょう。

しかし、その「正論」も、受ける側にとっては「正論」ではないこともある。
患者さまにも、治療歯に対する愛情、かかえるお仕事、歯科治療に費やせる時間・費用、、、皆 様々です。

「正論」を武器に、話を進めている歯医者が多いことを とても感じます。
私も反省しなくてはいけないかもしれません。

歯医者にとって、最高の治療ではなく、患者さまにとって「最善」の治療。
これがとても大切でしょう。

そのためには、お互いのコミュニケーション、とても大切です。

虎ノ門 宮崎歯科医院では、スタッフみんなで、このコミュニケーションを大切に日々の診療に取り組んでおります。

歯の治療、お悩みの際は、いつでも連絡ください!

CTによるインプラントシュミレーション 

インプラント治療に限らず、歯科治療には、綿密なる診査と治療計画が大切です。

右図は右下臼歯部へのインプラント治療の際のCT解析画面の一部です。

宮崎歯科医院では、インプラント治療の際に、CT撮影を行い、安全確実に治療を行います。

本日の患者さまも大変緊張して来院されましたが、
「え、もう終わったんですか??」
とのご感想。

当院は無痛治療です。

インプラント治療は、術前のCT撮影により、非常に簡単に治療が終了します。
それまでに、ご苦労を重ねてきた患者さまには尚のこと短く感じることでしょう。

歯周病

平成25年10月11日

歯科疾患、そのほとんどは、
・むし歯
歯周病
咬合(かみあわせ)
です。

むし歯と歯周病は、口腔内に常在する細菌による感染症。

かみあわせは、上下の歯の接触。それだけにとどまらず、下顎骨の動きの支点となる顎関節や咀嚼筋など多岐にわたる疾患の原因となります。

歯周病は、30代後半より発症し、歯を喪失する原因となる怖い病気です。

その原因は、歯周病菌。

歯周病の進行状態を簡便に調べる定量的な指標として、「歯周ポケットの検査」があります。

歯と歯茎の間に存在する歯周ポケット。その深さを計測することで、歯周病の進行状態を診ることができるのです。

宮崎歯科医院では、全症例に対して、定期的にこの検査を実施します。

当院の歯周病に対する治療ステップの基本は右図の通りです。

検査、治療、再評価、治療、再評価・・・

というステップを経て、治癒へと導きます。

歯周病治療は長期にわたる治療であるため、すべての治療において、 無痛麻酔、無痛治療です。

ご安心ください。

噛み合わせ顎関節症なら都内東京の歯医者 宮崎歯科医院

脳細胞は120日で、消化管の細胞は、48時間で新しくなるといいます。ヒトの身体は日々更新され、新しくなっています。噛み合わせも同様ですが、問題は、歯は硬組織であるということ。

歯は、日々のすりあわせにより、摩耗します、残念ながら再生はしないのです。

しかし、このようにして、生体は常にバランスを保っています。これを『動的平衡』といいます。
変化しながらも、常に安定する位置を模索しているのです。

『かみあわせ』も、日々このような「変化」のなかにありますが、その「変化」つまり「摩耗」を良しとするか、悪とするかが問題であり、これまで沢山の歯科治療を受けられた方は、「調整」が必要となります。銀合金は歯より硬い。そのため、すり減ることが少なく、時間の経過とともに、その歯に対する負担は強くなっていきます。

上下の歯が接触する時間は一日のうちで、わずか7分~15分です。

それは、「咀嚼」や「嚥下」による接触。その接触圧も微小なるものです。ではなぜ、歯は摩耗していくのか?

これは夜間睡眠中に破壊的に働く 『ブラキシズム(bruxism)』が原因の一つと考えられています。

ブラキシズムとは、歯ぎしりのことです。

歯ぎしりには
・グラインディング(ギリギリ)
・クレンチング(食いしばり)
・タッピング(カチカチ)

現在、ブラキシズムを予防・治療する方法はありません。予防、調整が、最大の治療です。

当院では、噛み合わせの不具合、顎関節症の患者様にまずはこれまでの病歴を十分なコミュニケーションを通じてお聞きします。お困りの際は、まずはメールにて詳細をお送りください。その後は、詳細なる徹底した診査を行います。必ず治ります、お気軽にご相談ください。


咬合調整(かみあわせ)

右下奥歯にハイブリッドセラミックインレーを装着した口腔内の写真です。

この写真は、セット後1週間を経過。
患者さまが「噛むと痛い」ということで来院されました。

歯に赤く印記された点は「カチカチ」と噛んだ時に接触する部位。

青く印記された点は、「ギリギリ」と噛んだときに接触する部位。

患者さまは責任ある要職につかれており、お身体も鍛えていらっしゃる方。
当然のように、噛む力(咬合力)もとても強い。
ストレスなどによる歯ぎしりの力は相当なるものです。

歯は、垂直的な力にはとても強いのですが、横からの力、つまりギリギリと歯ぎしりした時の力にはとても弱い。

そのため、セットした補綴物上で横の力が加わると痛みにつながることがあります。

写真の青い点を削除調整し、赤い点のみ接触するようにすると、痛みが軽減します。

 

新しい目で診る

近年、医療用画像機器が飛躍的に進歩しています。

従来のレントゲン写真は、生体の硬組織(歯、骨)を診るために、最適な診断方法でありましたが、現在ではフィルムからデジタル化され、画像も明瞭になり、またCT撮影も可能となりました。

このような技術革新は、歯科医師が診断を下し、治療計画を立てる上で有用なだけでなく、患者さま自身が身体や病気を理解し、治療や健康について考えることのできる機会が増えた事を意味しています。

CT撮影による画像技術の向上は、機器の「目」が医師の「目」を助けることとなり、診断の正確性を向上させる一助となっています。

宮﨑歯科医院でも導入しているCT機器による画像は、様々な方向から、生体を立体として把握することが可能です。そのため、従来のレントゲン画像では陰に隠れて見えなかった部分まで、詳細なる画像として把握することができます。

「医師の診断能力の向上」
これなくしては、飛躍的に進歩した医療用機器も宝の持ち腐れですが、 「機器の目」は、「医師の目」と、「患者の目」を助ける事は間違いないようです。

当院では、インプラント治療、歯周再生治療、根管治療、親知らずの抜歯等、

CT機器を活用し、治療計画を立案、最小の侵襲で最大の効果をあげるよう日々精進しております。

かみあわせ 咬合治療の大切さ

平成25年10月4日


上顎右側の欠損症例。

上あごの奥歯がありません。
(黄色の丸印)

その手前なブリッジ。

レントゲン所見を右に。

青色の歯が本来あるべき歯。
しかし、歯周病にて以前に歯を抜歯しそのままとなっています。
は3歯分を2歯で支えたブリッジ。

しかし負担過重のため、その支えとなっている骨(歯槽骨)がなくなり始めています。

そのためもあり、患者さまは左側(レントゲン向かって右)で食事を頻繁にすることとなります。

食事による咬合力は左程でもありませんが、夜間睡眠中のブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)による力は過大なるもの。歯を破壊する力を有しています。

そのため、大臼歯が欠損している右側だけでなく、左側の咬合誘導歯であり支持歯であるの第2小臼歯に問題が生じてきています。

に示すように、顎がしっかりしており、その咬合力(噛む力)は相当なるもの。

「右側噛めなくても、左側で噛めるからいいよ!」

「奥歯一本くらいなくても、他で噛めるから大丈夫でしょ?!」

患者さまより そんなお言葉を良く聞きます。

食事や歯ぎしり、食いしばり は、一本の歯で行うわけでもなく、右側・左側だけで行うものでもありません。

咬合(かみあわせ)とは、全体のバランス が大切です。

奥歯はぐっと噛む力に対抗し、前歯はその力を逃がすために働いています。

上記のような症例を放置すると、歯を少しずつ失うスパイラル(螺旋)に迷い込むこととなるのです。

早期発見、早期治療。とっても大切です!

放射線量

平成25年10月3日

レントゲン撮影、およびCT撮影の際の放射線被爆について心配をされている患者さまが多いようです。
(右図、クリックで拡大可能です)

宮崎歯科医院では、
・インプラント治療
・歯周再生治療
・根管治療
・親知らず抜歯

などの処置の際、必要に応じて、CT撮影を行っております。

歯科治療において、硬組織の現状を診査することは必須であり、この検査なくしては、正確な診断は不可能です。

よって、歯周病リスク、カリエス(むし歯)リスクの高い患者さまにつきましては、定期的なレントゲン撮影(デジタルパノラマ撮影)を行っております。

宮崎歯科医院のレントゲン撮影法は、パノラマ撮影(デジタル)です。
1年間に受ける自然放射線が2400μSvであるのに対して、当院のデジタル撮影に要する放射線量は14μSvです。

早期発見早期治療により得られる患者さまの利益を考えても、大変少ない放射線量ではないかと考えます。

従来のパノラマ撮影フィルムを比較しても1/5。

CT撮影に要する放射線量は、医科のものと比較しても1/30。

必要のない放射線被爆は、間違いなく人体にとって為害性のあるものでしょう。

しかし、

患者さまの病状把握と改善、早期発見早期予防を考えれば、
歯科治療に必要なレントゲン撮影、CT撮影は、
大変少ない放射線量ではないでしょうか。