治療器具の先端が折れるというにもあるのですね。 そのまま埋めて置いても大丈夫な場合もあるのですか?
大丈夫な場合も多々ありますよ! 詳しくはこちらのリンクで解説しています!
https://miyazaki-dentalclinic.com/18672
治療器具の先端が折れるというにもあるのですね。 そのまま埋めて置いても大丈夫な場合もあるのですか?
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ご質問いただきました!
仁先生、歯がなくたって大丈夫じゃないですか?お口を開けっぱなしにしてラバーダムやマイクロスコープで治療するよりは、抜いちゃった方が早くて楽だと思うんですが。
たしかに!おっしゃる通り(笑)
歯が無くたって生きていけます
でも、人生は楽しい方がいいですよね!
いつも笑顔で前向きに!
でもこれは、現実すごく難しい
「精神を大切にするなら、身体も大切に」
アインシュタインはこんな言葉を残しています。
寒い時、眠い時、そしてお腹が空いた時、
おなかを抱えて笑いながら、辛く悲しい事を考えるのって難しいですよね(笑)
疲れた状態で、楽しい事を考えるのはとても難しいんです。
こんな時は、
体を温め、すぐよく寝る!
そして美味しいものを食べる!!
昔、こんなことがありました。
私が思い悩み、恩師に相談したところ、「よし、仁、焼肉を食べに行くぞ!」
相談そっちのけで焼肉!
楽しい会話とお腹がいっぱいになった時には、悩みもどっかへいってしまいました。
『食』って大切なんです。
身体に力がみなぎると、自然と、「心」も元気に笑顔になるんです。
私は思います
このために!
このためだけに!
人生を楽しく笑顔で前向きに挑むために、歯が必要なんです。
歯は命にはかかわらないから大丈夫
こんな言葉を聞くこともありますが、ネガティブで不健康な人生なんて、楽しくありませんよね!ポジティブ前向きな人生の方が楽しい、それには歯が必要なんです。
たとえピンチや困難が有ろうとも、その難関に負けずに前向き挑むには、心と身体の栄養摂取の第一関門となる歯!これ大切なんです
そのためには、信頼できる歯医者さんをぜひ探して欲しい!
困った時に頼る人がいること、こんな幸せなことはありません!
そして歯が悪くてもへこまない。
映画タイタニックでレオナルドディカプリオがこんな言葉を発しています
「人生は贈り物、無駄にはしたくない。どんなカードが配られても、それも人生!毎日を大切に!」
ポーカーで、どんなカードが配られても、決して諦めずに、ゲームを楽しむ!
「人生」はゲーム!だからこうありたい!私はいつもそう考えています。
人生は贈り物、つまりプレゼント、英語でpresentには「今」という意味もある
だからこそ、今を大切に!
この今を楽しむには、歯!大切でしょ(笑)
チョット無理があったかな(笑)
初めまして。
今、奥歯を残すか抜歯、インプラントにするかで凄く悩んでいます。
掛かり付け医院の先生は抜歯かインプラントがいいのではと提案されますが、私はなるべく歯を残したいです。
先日、右上の一番奥の歯の被せものと歯茎の間から歯の破片のような物が取れて歯が欠けてしまったかもと思い掛かり付け医に診てもらった所、土台の下が割れてしまっていました。
その時点で抜歯を進められましたが私が凄く悩んでいたので、どのくらい深く割れてるかで歯を残せるかもしれないと言って見てもらったら思ったより浅く割れていたようで残せると言うことになりほっとしましたが、もう1つ問題があり、やはり抜歯した方がいいという事になってしまいました。
私の歯の一部が歯茎の下の方まで欠けているので被せをしても、被せと歯茎の間にカスが溜まりやすく虫歯になりやすいそうです。
画像を見せてもらって感じたのはふちが一部欠けたコップみたいでした。(分かりにくかったらすみません)
もちろん残すという選択肢も提示して下さってますが、今後また割れたり問題が起きる可能性が高く、問題が起きてからよりも今抜歯した方がいいというのが掛かり付けの先生の考えのようです。
問題の歯は右上の奥歯ですが、すでに左上の奥歯を昔に抜歯しているので右上まで失くしてしまうのは避けたいです。
インプラントに関しても不安が大きく、私は歯ぎしり食い縛りが酷く高額なインプラントを長持ちさせる事ができるのかという心配もあります。
説明が下手でうまく伝えられたか心配ですが、先生のアドバイスが頂けたら嬉しいです。
はじめまして。宮崎歯科医院です。
どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
まずは結論から。ただしこれには以下の2点の前提条件があります。
1 実際に拝見していないため、上記いただいた文章からの推論であること
2 私ならば、私の価値観ならばどうするか?という私見であること
歯が真っ二つに折れていないのならば、私は自分の歯を治療して、残したいと考えます。
それにより、のちに抜歯になったとしても、自分の生涯のうちで、自分の歯を大切にしたというチャレンジ、そして実際に自分の歯で食事を出来ることに価値を見出します。
抜歯はいつでもできるでしょう。
ならば、自分の歯を残します。
しかし、人によって価値観はそれぞれです。
そういったチャレンジを無駄と感じる方もいるようです。
時間、費用、痛みなど。
また、しっかり治らず違和感が残ることが気になってしょうがない方もいるようです。
コップが欠けてしまい、以前ように満杯の状態で水が飲めなくなったことを悔やむのか、まだ、ここまで水は汲める。
慣れ親しんだ自分の大切なコップを、使い勝手は悪いけれど、大切に使っていこう!
どっちを選ぶのかは自分自身でしょう。
正解はありません。
抜歯も、ブリッジも、入れ歯もインプラントも、いずれの治療にもメリット、そしてデメリットが存在します。
つまりは、正解は自分自身が決めるということでしょう。
今後起こりうるデメリットに対して、自分自身が対処できるのか否か?その点も踏まえて、決断頂いた治療法を今後の努力で正解に導いていく。
このためには、共に歩む歯科医師との十分なるコミュニケーションが不可欠といえるでしょう!
この回答が少しでもお力になれていれば嬉しい限りです。
虫歯は放置すると、どのくらいのスピードで神経までいってしまうのでしょうか?
一般論でいいので教えて下さい。
まずは結論から!
歯の神経が健康であれば、むし歯は進行しづらいようです。
でも、10日で感染するという報告、そして、150日では確実に広がっているとする論文もあります。
随分とバラツキがあります。
それは、状況が違えば、むし歯進行スピードにも違いがあるということです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/19505
ぜひこちらのリンクのレントゲン画像をご参照ください。
理解が深まります。
そのレントゲン画像に番号を振ってありますので、その番号を使用して、ここから解説していきます。
レントゲンでは、硬いものが白く、やわらかいものが黒く写し出されます。つまり、歯がむし歯になると、本来白く写し出されるところが、黒く写るということです。
歯は3層構造です、外側からエナメル質、象牙質、神経となっています。
エナメル質がより硬く、真っ白に映し出され、それより軟らかい象牙質はやや白く、神経は軟組織なので黒く表現されます。
正常な歯は、正常なレントゲン(正常)のような像となりますが、むし歯でエナメル質が溶かされ、象牙質にまで至ると、
①のような状態となります。
①は、神経のある歯がむし歯になり、神経近くにまでむし歯が及んでいる状態です。
②は、神経を取る根管治療を行っている歯ですが、かぶせものに隙間があり、その隙間から感染した状態です。
③は、②と同様に根管治療が行われているものの、かぶせものが外れてしまい、そのまま放置。歯根の先端にまで細菌感染が及んでいる状態です。
④は、根管治療途中でそのまま放置、歯が折れてしまった状態です。
詳細はこのリンクをご覧頂ければと思いますが、このコメント欄では省き、結論をご説明しましょう。
①のような象牙質にまで至るむし歯の状態では、わずか10日間で、象牙質内にむし歯の細菌は感染してしまうことが論文で証明されています。
健康な神経であれば、ある程度の抵抗を示すとする結果もありますが、だからといって、放置することは賢明ではないでしょう!早々の治療が望まれます。
また、神経を取ってしまった歯で、根管治療途中や根管治療したけど、土台や被せものが外れてしまったなどの状態では、150日間放置することで、歯の内部深くにまで感染が広がることが証明されています。
いずれにしても、放置はダメ。早々に治療した方が良い!という結果のようです!
【 タイムスケジュール 】
00:04 オープニング
01:01 手術前の会話
02:05 手術の開始
02:15 切開
02:45 剥離
04:18 骨に穴をあける(ドリル)
07:53 ソケットリフト
10:24 インプラントを骨内に埋め込む
11:40 縫合
16:33 手術終了
17:42 動画最後のご挨拶
歯でご苦労されている方は、明るくて優しい方がホントに多い
理由は人の痛みが分かるからなのでしょう
そんな時想う事があります
欠点は欠点ではない、それあなたに欠かせない点
欠点は個性であり、その人自身でもある
松下幸之助さんはこんなことを言っています
無いものを嘆くな、あるものを生かせ
歯でご苦労されている方は皆さん、それを体現されているのでしょう
無いからこそ、あるものを大切にし、その痛みを受け入れ、人に優しく笑顔で明るいのだろうと
今回の動画は、そんな失った現実を受け入れ、残っている歯、あるものを大切にするインプラント治療の手術の様子です。
患者様もまさにそんな明るい素敵な方。
手術というと緊張しますが、インプラントはそんなことないんです
これまで経験した苦労に比べればホント楽。
百聞は一見に如かず
明るく笑顔で笑い声のある手術の様子、たった15分ノーカット
ぜひご覧下さい
宮崎先生、こんにちは。
左上6番が歯根破折(奥まで欠けてしまったいました)してしまい、ここの補填をどうしようか迷っています。
本来であればインプラントをしたいのですが、元々歯並びがそこまでよくない&右上6番も根幹治療済&歯が薄いため、
歯列矯正で7番を6番に持ってくることも考えています。
先生は7番欠損していてもしっかりかめている、とYouTubeでおっしゃられていましたが、歯列矯正による6番の補填はどのようにお考えでしょうか?
個人的には矯正である程度歯列を整えつつ、骨がなくならないうちにインプラント入れつつ、という選択ができるのが1番だと思っていますが、そのような歯科がなかなかないのでは、と思っています。
はじめまして。宮崎歯科医院です。
どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
おはようございます、初めまして!宮崎です。
問題点はいくつかあるようですね!
1 6番をどうするか?インプラント?
2 その治療法として、移植や矯正
3 さらに全体の矯正治療
4 そしてさらに、他の歯はどうするか?
問題点を列挙すると、どんどん出てきてしまい迷ってしまうのではないでしょうか?
多分、そうでしょうね!
こういう時は、いきなり完璧を期するのではなく、小さな簡単な一歩を踏み出してみて下さい。
それは何か?
上の問題点には、「矯正治療」がその問題の解決策として大きな割合を示しているようです。
なので、まずは矯正専門医の先生にご相談をしてみてはいかがでしょうか!
おっしゃる通り、矯正の先生といっても、沢山いらっしゃいますし、得意な治療法も異なるかもしれません。
なので1つ1つ歯科医院を訪問し、正直に相談してみましょう。
相談にのってくれますよ!
その上で、再度、再考。
矯正治療法についてやインプラントなど、インターネットでは知れない現場の専門家の意見を聞けるでしょう。
ゴールを間違ってはいけませんので、これにかかる相談料金などは安いものかと感じております。
ぜひ簡単の一歩をはじめてみてはいかがでしょうか!
私のことですが、歯が一本無くても生きていけますよ(笑)
チョット、かみづらいかもしれませんが、気にしていません1
それ以上に、お仕事が忙しいので、気にしている暇が無いというのが正直なところかも(笑)
頑張って下さい!
仁先生、いつも動画ありがとうございます。
動画を拝見させて頂きました。少し質問がズレているかもしれないのですが、以前から仕事のストレスなどで無意識に歯を噛み締めているのか…半年程前から前歯の上の歯茎が痛み、最近は上顎全体の歯茎が四六時中ジンジンと痛んできてしまいました。
ですがかかりつけの歯医者は前に治療していただいた時に麻酔もなくとても痛い思いをしたため、なかなか歯医者に行こうと重い腰が上がらず…
そんな時に先生の動画を拝見し、この痛みの原因や治療法が何かあればと縋る思いでコメントさせて頂きました。
私のような歯茎が痛むといった患者様は先生の元へ訪れますか?また代表的な原因などはありますでしょうか。
長文大変失礼致します。
拝読いたしました、いつもご覧頂きありがとうございます!
ご質問は、「上顎全体の歯茎がジンジンと四六時中痛む」とのこと。
原因は3つ。
むし歯、歯周病、噛み合わせです。
痛む歯茎の部位にむし歯はありませんか?根管治療した歯ではありませんか?
歯周病、歯槽膿漏はどうでしょう?歯茎からの出血は?
むし歯、歯周病でなければ、ご推察の通り、噛み合わせ。つまりは噛みしめでしょう。
痛くなるほどの噛みしめには原因があります。
それは「噛みしめる」ことが原因ではなく、ストレスです。
ストレスは肉体的ストレスと精神的ストレスです。
肉体的ストレスは、疲れ、睡眠不足、姿勢の乱れです。
姿勢は例えば、猫背。首が前に出た猫背です。この姿勢は不安定であることから、噛み締めが起こりやすいようです。
そもそも、猫背の場合、一生懸命に取り組む真面目な精神性が影響している場合もあるようです。
心当たりはいかがでしょうか?
つまりは、こういったストレスコントロールが必要となります。
それは、人間関係と環境の整理、把握が必要となります。
ストレスをなぜ感じるのか?
人間関係において考えてみてみましょう!
そして無理はしないこと、嫌な相手からは距離を置くことです。
また、環境の変化にもストレスを感じるものです。
例えば低気圧、雨、台風、こういった環境変化にも敏感に身体は反応するものです。
それ以外に、引っ越し、仕事場が変わったなども同様です。
こういった肉体的にも精神的にも感じるストレスに、感情的に「反応」するのではなく、理性的に合理的に「対処」する。
適切に対応することが、ストレスコントロールに問われます。
ストレス感じてから、噛み締めないように!では遅い。
あらかじめ、このようなストレスを予測し、文章化し、対応法を考えておくこと。
これがストレスコントロールに問われます。
もし、上顎の痛みの原因が、噛み締めがならば、噛み締めないこと!を目指してもダメでしょう。
またマウスピースを付けたからといっても、問題の解決にはなりません。
上記内容が少しでもお力になれていれば幸いです!!
10年前に神経を抜いた銀歯に膿がたまり痛みます。
治療してもらいましたが、また同じような痛み繰り返しているため、歯医者に行くと抜歯しかないと言われました。治まっては痛み、治まっては痛みの繰り返しです。やはり抜くしかないのでしょうか…。
歯の神経を取る抜く根管治療をしても痛みが治まらず繰り返している方からのご質問、大変多く頂いております。
現在の痛みはいかがでしょうか?心配ですね。
今回の痛みへの気づき、このチャンネルへのコメントは、この歯をどうにかしよう!という良いチャンスです。
ぜひ前向きに対処して頂きたいと感じています。
その前に、痛むままでは前向きな考え方は生まれません。
現在抱える痛みが酷い時は、ぜひ次の3つのアクションを起こしましょう!
まずは今の痛みを和らげること、これが大切です。
① 被せものが装着されているのであれば、その接触を弱く調整してもらいましょう!
外してもらうことも良いことです。その上で、上下の歯が接触していないことを確認されてください。これだけで痛みが治まることあります。
② 抗生物質と鎮痛消炎剤を処方してもらいましょう!
※鎮痛消炎剤は、市販のロキソニンでも大丈夫でしょう。
但し、アレルギーなどについては、説明書を熟読頂ければ幸いです。
③ 身体がお疲れかもしれません。
睡眠をしっかり確保して頂くだけで、痛みは治まるかもしれません。
その上で、現在痛みを抱える歯が、本当に抜歯が必要となる歯なのか否かを調べましょう。
【 インプラント治療は”簡単には”するな!】根管治療10分で終了!抜かずに残したい!
歯が折れてもヒビがあっても、抜歯してはいけません!《他院にて歯が折れているから抜歯と宣告された歯の再根管治療》
【抜歯宣告】患者様と共に考える!「ならどうするのか?」
この3つの動画をご覧頂くことで、抜歯が必要か否かが分かります。
また当院での抜歯基準のリンクも添付しますのでぜひご活用下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/25415
抜かなくてはいけない場合は、この動画のようなときでしょう。
それ以外は、再根管治療でぜひ治して頂きたい!
ご自身の歯を大切に!頑張って下さいね!
こんにちは!
ご質問を頂きました
3カ月に1度、歯科医院で定期的にメンテナンスをしているのに、突然、むし歯があるので治療しましょうといわれました。予防しているのにむし歯ができるってどういうことでしょうか?誤診でしょうか?納得がいきません
まずは結論から。
素晴らしい先生です。ぜひ今後も変わらずにご通院することをおススメします。
そして、誤診でもありません、しっかりと予防処置がされています。ご安心下さい。
たしかに、予防=むし歯ができないように!という考え方であれば、そのような誤解が生じるでしょう。
でも、むし歯というのは、クリーニングしているからならない!という一元論ではありません。
むし歯の原因は、口内の細菌によるものですが、その細菌が活動しづらくするのが予防です。
これにはブラッシングが一番大切であり、当然あって然るべきことです。
これは皆さんの日々の努力が必要です!
おススメの歯ブラシと歯磨き粉についてはこちらの動画をご覧下さい!
細菌が酸を発生することで、歯は表面を溶かされ脱灰します。
しかし、歯は自分で治す働きがあります、これが再石灰化です。
溶かされても治す、このふり幅の中で、歯の健康は保たれています。
多少のむし歯があったとしても、身体には外敵に対抗する免疫機能があるんです。
その身体が治せる範囲内にあるならば、歯は削る必要はありません。
むし歯は進行しないんです。
患者さんが自分で治せるふり幅の範囲内に居るのか否か?
それをチェックするのが定期的なメンテナンスです。
これには、患者様との会話、口内の清掃状態、唾液の分泌量や噛み合わせから、患者様の健康状態、ストレス状態を把握します。
つまり、ご自身で治せる範囲内にいらっしゃるのか否かを見極めるのです。
これには優秀なる歯科助手、歯科衛生士の存在が不可欠です。
クリーニングするためだけに歯医者に予防に行くのではないんです
その上で、治療介入が必要なのか否かを判断し、治療に臨む
歯科治療はしないほうがいい、削ったら元には戻りません、デメリットしかない
でもそのデメリットをカバーするほどのメリット、つまりこれ以上放置すると治療が大きくなる。だからこそ治療に臨むんです。
その適切な治療介入時期を見極めるために必要なのが、定期的なメンテナンスです。
もう一度言います。定期的なメンテナンスは、歯科医院が患者様を予防して、むし歯にならないようにしているわけではないんです。
最小限の治療介入時期を見極めるため!これが定期的なメンテナンスなんです。
この予防についての考え方は、歯科医師によって様々かもしれません。
私はこのように考え日々の臨床に取り組んでいます。
出来ればご自身の力で進行を予防してもらいたい
出来れば削りたくない
削るなら最小限で、最大の効果得られるように
これにはラバーダムとマイクロスコープが必要であると確信しています
言葉の言い回しは良くありませんが、現在の保険医療システムでは、むし歯を削ることで診療報酬が得られる出来高システムです。
削って治した方が、歯科医院としては潤うにのかもしれません。
しかし、ご質問下さった方を診て下さっていう先生や歯科医院のスタッフの方々は、そんな保険医療システムとは真逆のメンテナンスで、出来る限り削らない治療を行って下さっています。
にもかかわらず、治療をしましょうとご決断を下さっているんです
患者さまにとって最善の治療を行って下さる歯科医院であり、歯科医院のスタッフであり、理想とする歯科医師です。
ぜひ変わらず、十分なるコミュニケーションのもと、永く長くメンテンナンスにご通院頂くことを強く、おススメいたします!大丈夫!頑張って!
今後も皆さんから頂いたご質問に回答させて頂く動画を配信します。
ぜひチャンネル登録して頂ければ嬉しいです!
ご質問はぜひコメント欄にお願いします!
その内容は可能な限り詳細に!
皆さんの歯が健康になること!これがこのチャンネルの願いです!
今回も最後までご覧頂きましてありがとうございました!
この動画の内容は私個人の見解です。歯科医師によって考え方は様々でしょう!
素晴らしい先生、全国に沢山いらっしゃいます。
詳しくは最寄りの歯科医院でぜひご相談下さい!
それではまた次回の動画でお逢いしましょう!
宮崎先生始めまして。いつも動画配信楽しみにしてます。 昨年1月に右前歯1(28年前に折った歯)の歯根端切除術を、大学病院の口腔外科にて施術されましたが、1年8ヶ月経過した現在も、施術付近の歯茎の違和感・前歯裏のヒダの腫れた感覚の圧迫感(おできが出来た感覚)が治りません。 主治医は手術後3ヶ月目に、近郊の病院に移動で居なくなり、今は、骨隆起の施術をして頂いた、転院した医師の上司に診てもらってます。 今の病院見解は、感覚障害的な症状が出てしまったみたいです。とのことです。 重ねましてCTばかりを撮られ、脊柱管嚢胞もある様で、ん〜…と言う現状です。 現在歯のオーバーホールにて、保存科・補綴科にも受診してますが、保存科の教授からは、毎回の受診で歯根端切除術の経過を聞いてきます。 この様な事例は少なからずあると言われましたが、結論としては今後どうしたら良いでしょうか。 長文にて失礼致しますが、何かアドバイス等頂けましたら幸いです。
コメントありがとうございます!
実際に拝見していないため、適切な回答とはならない場合もございますことをご了承いただければ幸いです。
そのため、当院にて、あるいは他院から転院されてきた、以下のような患者様について、当院がどのように対応しているのかを回答させて頂きます。
的外れな回答となっていなければ良いのですが、よろしくお願い致します。
根管治療をして、歯根端切除術を行ったけれども、以下のような所見が認められる状態。
・レントゲンでの透過像(根っこの先が黒く写っている状態)
・歯根先端相当部が時々腫れる
・時々膿がでるものの、痛みはない
・噛んだ時の違和感、痛みほどではない
このような場合、当院では、以下の動画にある基準に則り、再根管治療が必要か否かを判定しています。
ぜひ動画をご活用下さい。
その上で、必要であれば再根管治療、そして再歯根端切除術を行い経過を観察します。
上記の基準を満たした適切な根管治療であれば、そのまま予後を観察します。
ポイントは1つです。
「歯根の先の透過像が拡大しないか、否か?」です。
歯根端切除術を行ったとしても、歯根先端で「肉眼では見えないヒビ」や「側枝といった、微細な根管内の汚染」により、経過が良くないこともあります。
このような症例では、それほどの痛みはないものの、時々腫れたり、違和感が出たりするものです。
当院では、そのような白黒はっきりしないグレーゾーンでも、ご自身の歯を大切にして頂き、経過を観察しながら使用して頂くことをおススメてしています。
しかし、もし、透過像が拡大、つまり感染拡大するようであれば、残っている歯へ波及しないように、抜歯が適切な治療となるでしょう。
この回答が少しでもお力になれていれば嬉しい限りです。