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根管治療で歯が折れていることをマイクロスコープで確認し、抜歯即時インプラント手術を行った1症例

70歳女性。上顎小臼歯部。10年以上前に根管治療して差し歯をいれた歯の歯根相当部歯肉が腫れ来院されました。痛みはなく、疲れると腫れる、またおさまって疲れると腫れるを繰り返していたそうです。レントゲンでも黒く病巣が認められため、差し歯を外して再根管治療を行うこととなりました。

ラバーダム防湿を行い、根管治療を行いました。根管内の汚染を除去しましたが、症状の改善はなく、20倍の拡大率で観察すると、歯根は折れていることを示す「破折線」が認められました。 患者さまにマイクロスコープの画像を見て頂き抜歯してこれ以上の病巣の拡大がないよう治療することとなりました。

当院に常設してある歯科用3D-CTで撮影すると、根尖病巣はレントゲンで見るよりも大きく、早期の抜歯が必要であることがわかりました。 

当院では、レントゲンでは把握できない3次元的な骨幅、骨の厚みを詳細に計測するために、術前にCTシミュレーションを行います。mm単位でインプラント埋入する周囲の歯槽骨を計測します。画像上でインプラント埋入シミュレーションが可能です。多数歯欠損症例では、サージカルガイドを使用して行います。 

本症例では、抜歯と同時にインプラントを埋入する抜歯即時インプラント手術の術式で行いました。この術式は、①抜歯 ②骨再生手術 ③インプラント手術 という3つの手術を同時に行うことで、手術回数を少なくすることができます。治療期間は1年~1.5年短縮することもできる痛みの少なく早く治るとても有難い術式です。

当院では多くのインプラント治療症例があることで、多くのケースに対応が可能です。インプラントが定着しない症例は過去7年で1症例のみ。成功率はほぼ100%といえるでしょう。徹底した術前診査でインプラント治療の成功率は高まります。入れ歯・ブリッジは違和感がありますが、インプラント治療は歯を削らず残った歯に負担をかけない優しい治療です。お気軽にご相談下さい。



―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。