上顎の奥歯(小臼歯から大臼歯の4本)の根管治療後に、「痛みが残る・違和感がある・少し腫れている」といったセカンドオピニオン症例をしばしば拝見します。当院ではラバーダム・マイクロスコープ・CT診査の上に根管治療に臨んでいるのでそういったことはありません。ではその原因は何なのでしょうか?
レントゲン画像は、歯を横から観察します。3次元を2次元に落とし込んだ画像のため、手前と奥との画像が重なってしまいます。そのため、大まかな診断は可能ですが、明確な診断は不可能です。CT画像では、3次元立体画像に加えて、3方向より0.08ミリ刻みで精査可能です。
歯は「歯冠」と「歯根」から成ります。歯は骨(歯槽骨)に支えられています。歯根が歯槽骨に植わっている状態です。
かみあわせや歯の生え方・歯並びの不正などを原因として、歯槽骨内より歯根がはみ出てしまっている症例があります。このような症例で根管治療を行うと、歯根尖への血液供給不足より、治癒が遅く、違和感が残ってしまうことがあります。これはレントゲンでは明確に判定できません。
このような症例は、上顎臼歯部でよく見られます。CTで術前に確認してから根管治療を行うことで、術後の治癒予測をすることが可能でしょう。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。