多くの患者さまから「こんな切実なる願い」を伺います。その治療法は様々で、多くの歯科医院を転院するも、治らないという現実があるからでしょう。「治りたい」と願い歯科医院を転院転院するも治らない。治らないのは自分のせいではないか?と疑っていらっしゃる患者さまも多いようです。
「治りたい、変わりたい」と願っていても、それでも変わらな・・・。これには理由があります。
「脳は変化を拒絶する」のです。
人間の身体は、良くも悪くも現状を維持する性質を持っています。これをホメオスタシス(恒常性の維持)といいます。
たとえば、血糖値。
血糖値が糖分摂取で上昇すれば、脳は変化を感知して血糖値を下げます。これはホメオスタシスです。
これに対して、甘いものを目の前にした瞬間に、「血糖値が上がるぞ!」と予測して先に血糖値を下げ始める機能もあります。これをアロスタシスといいます。
恒常性を保つ優れたシステムなのですが、このシステムのせいで、「変わろう!治そう!」と思った瞬間に、「これから変わりそうだから、変わらないようにしなくては!」という方向にも動くことになります。
つまり、今まで「命にかかわるほどの問題ではなかったのだから、あまり変えずにいたい!」という変化に抵抗する働きが脳に働いてしまうのです。
「この歯の当たりが気になります、削ってください」
「以前はこんな感じではなかったんです」
かみあわせに以前と違う違和感を感じている時点で、削ったりかぶせたりしてはいけないのです。変化に抵抗して元へ戻ろうという働きが強すぎる。この時点での削ったり、かぶせたりはしてはいけないのです。
いきなり噛み合わせを削ったり、かぶせたり・・・こんな極端な治療を施せば施すほど、身体は変わらないように、変わらないようにとする。これでは治るものも治りません。
ではどうするのか?
当院ではこの点に配慮した治療法で日々の臨床に臨んでいます。
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。