院長ブログ

歯科心身症

歯科心身症という言葉があります。
いわゆる歯科治療における「精神病」のこと。

先日来院された患者様。
日々とてもご苦労されている患者様、明るく頑張っていたのでしょう。
歯医者に行く時間もなく頑張った結果、舌や頬に違和感と痛みがでるようになりました。

当院に至るまで、いくつかの歯医者さん、大学病院、大学病院を転々とされ、たどりついた先の診断名が「歯科心身症」。

胃薬の一種といつわり大学病院の教授より「抗うつ剤」を処方され、治らず。

当院にて拝見、かみあわせと生活習慣によるものと診断し、治療となりました。
「抗うつ剤」効くわけないですよね、「かみあわせ」という物理的・力学的問題と、生活習慣にその原因が隠れているのだから。。。

患者様はひと安心、「私あたまおかしくないもんね~」 

明るい方でひと安心ですが、いままでの歯医者さん、なにを診ているんだろう。。。残念でなりません。

確かに歯科心身症という病名が必要な患者様もいらっしゃいます。

しかし、歯科医師が治療法がわからないから、「歯科心身症」という病名がついていいのだろうか。。。


日々、今この時、基本を大切に、今に注力。
しっかり拝見していきたいと切に思った一症例です。

当院では、このような患者様を拝見することがしばしばあります。
お困りの際は、一度来院ください。お力になれるでしょう。

神谷町、虎ノ門、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。

インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、歯周病、矯正、審美歯科治療、ホワイトニング、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。舩井(船井幸雄)先生の良い歯医者として紹介された経緯をもつ。セカンドオピニオン、メール、いつでもご相談下さい!

インプラント 

症例により、インプラントの治療期間は変わります。
(画像はクリックすると拡大できます!)

宮崎歯科医院(虎ノ門、神谷町、霞が関)は、インプラント治療の際、CT撮影を行います。
レントゲンは3次元を2次元に落とし込むため、像が重なり、不明瞭です。
CTは、3次元を3次元で診ることができる優れモノ。右写真のような解析画面で口腔内を精査します。

右写真は右上6番目の大臼歯が破折したため抜歯してインプラント治療となりました。

感染拡大も小さく、初期であり、 なおかつ必要な歯槽骨(骨)が十分にあるため、抜歯と同時にインプラントを設置しました。

これにより

約 4カ月の治療期間の短縮、オペ1回の少なくなります。
右写真は左下奥歯にインプラント。
こちらは十分に時間をおいてからのインプラント。

感染部分が多い場合や、時間を置いた方が、骨がしっかりできる可能性のある場合はゆっくりまってからインプラントする方が安全です。

インプラントと一口にいっても、その術式は症例によりさまざまです。
適切な術式の選択で、治療期間の短縮が可能ですね!

神谷町、虎ノ門、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。
インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、歯周病、矯正、審美歯科治療、ホワイトニング、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。セカンドオピニオン、メール、いつでもご相談下さい!


セカンドオピニオンは都内虎ノ門神谷町霞ヶ関宮崎歯科医院

インプラント、かみあわせ(噛み合わせ)、かみしめ、歯ぎしり、信頼できる歯医者?、抜かない治療、削らない治療、痛くない治療、メタルフリー、金属を使わない、金属アレルギー、噛み合わせ違和感、などなどなど、、、。

多くのご相談をメールで頂きます。

これまでのご苦労、口内の状況など、詳細に長文にて頂けます。

そのご苦労余りあるものであり、お辛い状況が伝わります。

何とかして差し上げたいという思いから、メールよりわかる範囲でのご返信をさせて頂くのですが、『実際に拝見していない』ということから、はっきりとした内容でお答えできないのがとても残念でなりません。

可能であれば、メールと共に、ご来院頂ければ、治療に対するアドバイスなどをより明確にさせて頂くことができるかと思います。

最初の一歩を踏み出すのは誰しも勇気のいることでしょう。

勇気をもってその一歩を。お電話をお待ちしております。

 


根管治療の難しさ

歯の神経の走行です。非常に複雑ですね!
むし歯が神経にまで至ると、この複雑な神経をすべて取り除かなくてはなりません。

そのため、はじめての神経の処置がとても大切です。
初回の神経の治療の成功率は90%以上ですが、2回目以降では70%以下へと下がります。

この90%の成功率、70%の成功率の条件として、ラバーダム防湿があるのです。 

このような複雑な走行を明確にするために、CT撮影が効果的です。

当院では、すべての症例にラバーダム防湿を行い、CT撮影を適宜行います。

安心確実な神経の治療(根管治療)。歯を抜かずに残すには不可欠な治療法でしょう。

 

治療の記録

インプラント、かみあわせ(噛み合わせ)、矯正、審美歯科治療など、すべての治療において、適切な診査と診断そして治療計画が大切です。

治療をすすめながら、その記録を残し、治療後に確認する。
この繰り返しが治癒への近道です。

このスライドは約4年間の記録。とても大切な記録です。

宮崎歯科医院では、適切なる診査のもと診断を下し、患者様と共に治療計画を相談、治療してまいります。そのためには患者様との信頼関係が大切ですね。

今日も全力で!

神谷町、虎ノ門、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。
インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、歯周病、矯正、審美歯科治療、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。

抜歯も治療の1つ

歯は削らないに越したことはありません。

しかし、歯を抜かざる得ない時もあります。
それは、
「歯が割れていた場合」
「残っている歯が少なすぎる場合」 です。

むし歯、歯周病は、唾液の中にある「細菌」の感染症です。

歯科治療は、細菌感染の除去が治療の目標であり、状況によっては、その歯そのものと一緒に感染を取り除く、すなわち抜歯することも治療のひとつになりえます。

さらなる感染拡大を予防する処置として、抜歯も治療の1つなのです。

歯を抜くか、抜かないのか? この観点で治療計画を考えると、のちのち後悔することもあるのです。

宮崎歯科医院では、まず歯を残すことを第一に考えます。

しかし治療法は様々です。

歯を残す治療のメリットと注意点、抜歯のメリットと注意点をご説明します。

予後が不明瞭な治療法については、その後どのような経過へと推移し、その後どんな対処法が必要となるのかまで説明します。

ご決断は患者様です。そして患者様のご決断が、最良のご決断でしょう。

お困りの際はいつでもご相談ください。お力になれます。


 


 


歯科治療に関わる記事


〇銀歯について
〇保険治療と保険外治療の違いについて
〇ホワイトニングやメンテナンスの大切さについて
など、歯の治療に関わる記事をご紹介します。

ぜひお読みください。

銀歯を入れるのは日本人だけ?

 

 

 

保険外治療と保険治療の違いについて

 

 

ビジネスマンは歯が命!


神谷町、虎ノ門、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。

インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、歯周病、矯正、審美歯科治療、ホワイトニング、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。舩井(船井幸雄)先生の良い歯医者として紹介された経緯をもつ。セカンドオピニオン、メール、いつでもご相談下さい!

マイクロスコープ

マイクロスコープ拡大鏡CT撮影ラバーダム

今後の歯科治療には必須の最新診療機器でしょう。

右レントゲン写真は、他院にて治療後、痛みが引かず、当院を受診された患者様のレントゲン写真です。


レントゲン写真では明確な異常所見は見られません。


そこでCTを撮影を行います。

通常この歯は、歯根が2本あり、神経(根管)は、3本、4本、あるいはつながっている場合があります。

そのために、裸眼による治療では、小さな根管は見落としがちとなるようです。それが痛みの原因となります。

そのため、宮座歯科医院では、レントゲン撮影に加え、CT撮影診査、拡大視野(マイクロスコープあるいは拡大鏡)で治療を行っております。


CT画像では、4根管(4つの神経の存在)が疑われます。

右写真は、ラバーダム防湿をした上で根管治療を行っている途中のマイクロスコープ画像です。この画像は、裸眼と比較して、約12.5倍拡大です。

裸眼では見えない赤い線の位置に、4つ目の根管( 神経)をみつけることができました。

これが痛みの原因となっていたようです。
裸眼では診ることのできないものを、拡大して診て、処置ができる「マイクロスコープ」。

宮崎歯科医院では、すべての診療において、「精度」を求めます。
すべての治療で「拡大視野」にて治療に臨みます!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

今に全力

宮崎歯科医院では、かみあわせの診査、デジタルレントゲン、口腔内撮影装置、拡大鏡、マイクロスコープそしてCT撮影など、多くの最先端診査機器を駆使して治療に臨みます。

それゆえに、治療する前の段階で、治るのか、治らないのかがわかります。
当院へのセカンドオピニオン依頼の多い理由でしょう。

歯を失う、痛みを伴う、来院が必要、費用がかかる、、、数々の障壁が歯科治療にはありますね。

現実を直視することは、ときに大きな痛みを伴うこともありますが、早期発見できたことは、治癒の確率が高まったということ。前向きにとらえ、前向きに事に臨むことが問題解決には大切なことでしょう!

「自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ」 (岡本太郎・芸術家)

「起こったことを あるがままに受け入れよ。それが不幸な結果を克服する第一歩である。」
(ウィリアム・ジェーム・心理学者)

『ブーメランの法則』 をご存じでしょうか?

『「今」は、過去に投げかけたものが返ってきているだけ。未来は、「今」、投げているものが返ってきているだけ。つまり、何も投げてないのであれば、何も返ってこないということ。』

まだ見ぬ未来を心配する前に、今に全力を尽くせば、おのずと道は開けるということです。

今に全力で治療する、そんな患者様、お力になれますよ。お待ちしております。

CT 必須です!

ここ10年の歯科医療の進歩は目覚ましいものがあります。
以前であれば、『なんとか頑張って、抜かずに残してみましょうね!』という言葉のもと、患者様とともに治療に臨むこともしばしばでしたが、最新の診査機器、治療機器のもとでは、診断の「グレーゾーン」がなくなり、徹底した診査を最新の機器で行えば、その治療の予後は明白なものとなっています。

『なんとか頑張って、抜かずに残してみましょうね!』という歯科医師の言葉はとても、優しく心に鼻響く、素敵な言葉ですよね。でも、いまでは必要のない言葉なのかもしれません(笑)。

宮崎歯科医院では、すべての診療において、拡大鏡(5から10倍拡大率)を用いて、治療前にCT撮影を行い治療に臨みます。原因が明確となり、当然「がんばろう!」という名の無駄な労力は必要なしの治療ですね。

上のレントゲン写真は右上小臼歯部の歯を撮影しています。当院はデジタル撮影のため、被ばく量も格段に少ない身体に優しいレントゲン装置ですが、アナログ式に比べ、その画像はくっきり明確です。確実なる診断に寄与しています。

レントゲン写真は硬いものがより白く、軟らかいものが黒く描写されます。よって、硬い組織を扱い歯科領域においては、「黒く描写される」ことは「病巣」を疑うこととなります。黄色線で囲ったお部位、なにもないように見えますが、患者様は違和感を訴えていらっしゃいました。歯肉はMaynardの分類でもしっかりとした分類に属しており、触ると違和感、見た目は健康そのものです。

そこでCT撮影を行います。
右写真がその分析画面です(クリックで拡大ができます、ご覧ください)。

従来のレントゲン撮影は 3次元を2次元に落とし込むために、重なり合った部位、その厚みや正確な立体像は読み取ることができません。そのため我々歯科医師は、これまでの症例との重ね合わせや臨床経験より疾患を推断し、治療に臨むため、いうならば「経験にもとづく勘だより」の診断となることがありました。

右写真は、横と前からのCT画像を拡大したものです。黄色写真で囲まれた部位に「黒く描写された病巣」がはっきりと映し出されています。

レントゲンでは重なりわかりづらかった部位も、CTでは明確に見て取ることができます。

病巣は拡大傾向にあったため、早期に抜歯。抜歯した歯を精査すると、マイクロクラックが 2本歯根に認められました。そこからの感染により歯槽骨の吸収(歯を支える骨がとけてなくなる)がおこり、患者様は違和感を訴えていらっしゃいました。

CT診査は、我々歯科医師の目となるだけでなく、患者様にもわかりやすい「目」となります。

宮崎歯科医院では、インプラント治療、根管治療(歯の根っこの治療、神経の治療)、歯周病治療には、CT診査を必須のものと考えています。

当院にはCT診査機器、拡大鏡などの最新機器を導入し、治療に臨んでいます。