院長ブログ

マウスピース 下の歯に装着 どちらが効果的

歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!
#歯ぎしり #かみしめ #マウスピース #スプリント

私は、くいしばりと歯ぎしりがあるので、ナイトガードを歯医者で作ったのですが、私の物は下の歯に装着するタイプなんですが、上の歯の方が良いのでしょうか?

それと、マウスピースのタイプには、奥歯の部分だけ無いタイプもありますが、どちらの方が効果的ですか?

コメントありがとうございます!

ナイトガードの目的は、「歯ぎしりやかみしめをした際に、歯が擦り減らないように予防する。擦り減るならば、マウスピースに擦り減ってもらう」これが、一般的なナイトガードの目的でしょう。

つまり、「歯ぎしりと食いしばり」の発生、その頻度と強度を弱める作用はありません。
あくまでも、「歯が擦り減るのではなく、マウスピースに擦り減ってもらう」ということです。

その観点から考えると、上下、どちらでも装着はOKでしょう。

しかし、できればこのナイトガードの目的にプラスアルファとして、「歯ぎしり、食いしばりの発生、頻度、強度を弱める」作用を期待したいところです。

それには、上下の歯の接触の仕方、または下あごの位置の補正効果を期待できるものマウスピースが必要です。

これには「そのマウスピースを調整できること」が不可欠です。

これが、スプリントという装置です。
ナイトガードでも、硬めのものであれば可能でしょう。しかしある程度の硬さ・強度が必要。それにはスプリントが効果的です。
ナイトガードより、さらに適切な調整が求められるスプリント。ぜひ、かみあわせにお詳しい歯科医師の先生を見つけてご相談ください。

これも上下どちらでも大丈夫。調整のコンセプトさえしっかり適切であれば大丈夫。
上あごの小さい方は、下に装着した方が、付け心地が良いかもしれませんね。

奥歯の部分だけないタイプもあります。
これは奥歯で噛むと、歯ぎしり食いしばりが顕著に強く出るため、奥歯を噛ませないようにする装置です。

その方の歯並び、骨格にもよりますが、長期的使用により歯の移動が生じる場合もありますので、注意が必要でしょう!

いずれのマウスピース、スプリントでも、適切な調整・管理が不可欠です!

使用することで、不具合を感じる際は、ぜひ近隣の歯科医院で適切な先生にご相談ください!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

マウスピースについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

「かみ合わせ」と「かみしめ」について
https://miyazaki-dentalclinic.com/11428

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【歯医者で治療はするな?】1回で終わるむし歯治療(MTAで歯の神経を残せ!)

【タイムスケジュール】

00:04 僕に逢ってはいけない!
00:27 歯科治療はデメリット
00:46 歯科医院で治療をしてはいけない!
01:32 今回の動画の症例について!
01:45 治療の様子 スタート
01:48 術前の問診風景
02:00 追加麻酔の様子
02:15 むし歯の原因はかみしめ!
02:51 ラバーダム装着の様子
04:00 治療前に歯を消毒する
04:32 むし歯を削り始める!
05:07 マイクロスコープ拡大画像で歯を削る
05:12 CTでむし歯を診る
05:51 マイクロスコープ拡大画像でむし歯を確認
07:31 神経近くまでむし歯を削り取った状態
08:31 歯と歯の間のむし歯を削る
09:18 う蝕検知液でむし歯を染色する
09:54 むし歯をさらに削り込む
10:07 コンポジットレジン樹脂で壁を造る
10:20 むし歯でも痛くない 素晴らしいこと(笑)
10:33 歯医者さんは予防で利用しましょう!
12:31 MTAで神経を守る
13:07 さらにコンポジットレジンで歯を造る
14:01 治療終了 マイクロスコープ拡大画像
14:38 【必ずご覧下さい】動画最後のコメント

『2度と私の顔を見ないようにして下さいね!逢う時は、徹底的な治療ですよ!』

私の治療が終わった時、患者様にお声がけする決まり文句です。

あわせてお話するのが、この言葉。

『これからは、定期検診で来てくださいね!待ってますよ!』

私の顔を見る時は、徹底的な治療が待っている(笑)

皆さん私の顔を見ないように、末永く定期検診でお付き合い下さっています(笑)

歯科治療は基本、デメリット。

歯科治療はやらないほうがいい。

歯医者は来ないほうがいいんです。

むし歯は徹底的に削らざる得ない。

歯にとっては最悪なのが歯科治療なんです。

だからこそ、削るならばむし歯のみ、削り取る量を少なくしたい!

それには、「予防」これホント大切です。

歯科医院を「治療」するために利用してはいけません!

「予防」するために利用するんです。

これホント、大切な考え方!

痛くなってからではなく、痛くなる前でもなく、痛くならないように、健やかな毎日を過ごすために、クリーニングで検診で利用するんです。

そうすれば、早期発見、早期治療ができるでしょう。

たとえむし歯が見つかっても、病状は小さなもの。小さな治療で完了です。

そして、いざむし歯になってしまったら、妥協してはいけません。むし歯の細菌は0.5~1ミクロン。目には見えない感染症。徹底的に治療に臨む、これにはマイクスコープとラバーダムが心強い味方となるでしょう!

大切なので、もう1度!

歯科医院は「治療」ではなく、「予防」で通いましょう!

そんな前向きな考え方!歯科医院への通院が、チョット楽しくなりますよ(笑)

今回の動画は、歯の神経を残しつつ、むし歯のみを削り取り、健全な歯を極力残して、プラスチック樹脂を詰める治療です。治療は1回で終了。金属を使用しない優しい治療法、コンポジットレジンの全容を、ぜひ最後までご覧ください!

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日本歯内療法学会専門医ではありません

相談内容

はじめまして。

youtubeを拝見致しました。

とても丁寧で分かりやすい動画いつもありがとうございます。

今まさに根幹治療を考えているのですが、治療への恐怖(お医者様の技術や設備は大丈夫か?等)からなかなか治療に踏み切れず、先延ばしにしてしまっています。

色々調べていく中で「日本歯内療法学会」の専門医さんにお願いするのが安心かな?と思ったのですが、仁先生は当学会に専門医さんではないでしょうか?

youtubeを拝見していて、仁先生はご経験も豊富でコミュニケーションも充分にとって頂ける理想の先生だと感じていますし、学会の所属有無で腕が決まる訳ではないことは重々承知しているのですが、上記の“恐怖”を払拭するために伺いたく存じます。

お忙しいところ恐縮ですがご回答頂けますと幸いです。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

youtube動画をご覧頂き誠にありがとうございます。

私はお調べ頂いた「日本歯内療法学会」の専門医ではありません。

ご推察の通り、学会所属の有無が、医療の「本質」を保証するものではありません。

しかし、学会認定医を検索することは、その学会が決めた学問に基づく医療を提供する歯科医師に出逢える可能性は確実に高まるでしょう! 

大変多くの学会があります。

ぜひその学会をお調べて頂き、そこから厳選した上で、実際にその先生に逢い、ご自身の希望に合った医療をご決断して頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します!

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

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2回目以降は麻酔なしの根管(根幹)治療で結構ツライ

今行っている歯科医院では、1回目の根幹治療の時は麻酔をしてもらうのですが、2回目以降は麻酔なしの治療で結構ツライです。

正直歯に関してほとんど知識が無いのですが、2回目以降は麻酔無しで治療した方が何かがわかりやすかったりするのでしょうか?

でなきゃあの痛みは許せません(笑)

コメントありがとうございます! おっしゃる通りですね!

その痛みは許せません(笑)

でもまずは、日本の現状を知りましょう!

以下の動画をぜひご覧下さい!

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?あなたの歯科医院選び、間違っていませんか?(根管治療には2つの方法があるって知っていました?)

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深い虫歯を治療した後に痛みやしみる どれぐらい経過観察すればいい?

先生こんにちは

深い虫歯を治療したあとに痛みやしみることが続くことがあると知りましたが、どれぐらい経過観察すればいいのでしょうか?

僕の場合約2か月前に深い虫歯をを治療したんですが、冷たいものにしみたりごくたまに何もしてないのに痛んだりするのですけどどうすればいいのでしょうか?

コメントありがとうございます!
回答させていただきます。

しみる痛みの原因は様々です。むし歯だけが原因ではないこともしばしばです。
ぜひ以下の動画をご活用ください。
そのような原因不明のしみる症状についてどのように対処すべきかを分かりやすく動画で解説しています!

『歯医者で「削られない」ために大切なこと!《歯が「しみる」からむし歯?削れば治るの?》』

また現在抱える症状から、その病状、適切な治療法をチェックすることができる表のリンクを添付します。

ぜひご活用ください!

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

これまで受けてきた治療と症状を照らし合わせると、現在の病状やこれからの対処法が分かるかもしれません!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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親知らずが虫歯、抜歯?なるべく抜きたくない

あの、親知らずが虫歯になってしまって、抜歯しなくてはいけなくてなるべく抜きたくないのです。 たまに、痛みが走るのですが

コメントありがとうございます。

そうですね!抜かなくて済むようれあれば抜かないほうがいいでしょう!

親知らずを抜歯した方がいい理由は2つです。

・磨けないことで、親知らずがむし歯になる、あるいはその隣がむし歯になる
・横に生えており、噛むことに全く関与していない

この2つです。

まっすぐ生えおらず、噛むことに関与せず、むし歯を助長している親知らずは抜歯対象であり、抜歯したほうが良いでしょう!

ただし、親知らずがむし歯になっていないならば、抜く必要はありません。
将来のため、温存。もし、ほかの歯が悪くなった時に「移植する歯」として使用できます。

抜歯するのは、怖いですよね(笑)

でも、そうでもないですよ!

痛くないように麻酔をしてあげれば、治療中は全く無痛。
治療後は多少痛みがあったりします。横に生えていると、下の親知らずの場合は腫れるかもしれませんが、それは一時のことです。

心配ありません!

親知らずがむし歯になっていたとしても、その親知らずがまっすに生えているならば、適切にむし歯の治療をしましょう。

横向いちゃってるならば、痛くなる前に抜歯、その方が、良いですよ!

 

 

歯科医を選ぶポイントを教えて下さい

はじめまして。

歯周病があり、前歯一本抜けて、隣の歯も少し透けてもろくなっています。

他の歯も良い状態ではないと思います。

歯科医を選ぶポイントを教えて下さい。

こちらこそ!はじめまして!

現在、痛みなどはありませんか?
もし痛みなどがなければ、また、痛みが有る場合は応急処置を施された上で、この動画をご覧下さい。
歯科医院を選ぶポイントについて解説しています。はじめの3分間程ご覧頂くだけで十分です。

上記動画の内容は非常に大切なことではありますが、皆さんご存知のことでしょう。

歯科医の技術知識経験もピンからキリまで。

そんな中、私が感じる歯科医を選ぶポイントは、
・笑顔
・医院の衛生管理
・患者さまが納得できる説明
この3つです。

スタッフは笑顔、院内はキレイ、その治療を受け入れるか否かは別として、患者様がその説明を納得できる。

笑顔はポジティブ、無意識ではできません。
院内の取り組みが前向きなのでしょう。それは知識・技術の修練が伺えます。いつも同じことばかりしている歯科医院スタッフには笑顔がありません。
笑顔は日々の積み重ねと考えます。

キレイ。これは医療としての大前提です。
患者様が見るキレイで十分です。
感染症を取り扱う歯科医院では、古い、汚いは、論外でしょう。
ミクロン単位の歯科治療。神は細部に宿ります。

歯科医学的に最高の治療が、患者様にとって最高ではないこともしばしばです。
言っていることは分かるけど、手術は怖い、時間がない、そこまでの治療は難しい、、、患者様によって受け入れられる治療には幅があります。
その点も考慮した上で、様々な治療法を提案してくれる歯科医院。
これはそれだけ多くの治療オプションを持っているという「知識・技術・経験」の裏打ちです。

こういった歯科医院を選ぶには、上記動画のような状況に患者様がいなくては、品定めできないでしょう!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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磨いているのになぜ「むし歯になるの?」 その理由とは?

むし歯になるには理由があります。

①口内に細菌が多い

②歯ブラシしない

③はぎしり、かみしめ

④口呼吸

⑤食生活

⑥姿勢・歯並び

⑦思考

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その細菌が生息しやすい状態は、むし歯を助長します。

つまり、食後、口内をブラッシングせずにいると、むし歯になりやすい!

食後30分以内には歯ブラシしましょう!

間食をしないようにしましょう!

口内の細菌が酸を発生しやすい甘いものは避けましょう!

これらのこと広く知られる理由は、この「細菌の感染症である」ということを根拠としています。

これが上記の①、②です。

だから、①の細菌が多い方は、磨いてもいてもむし歯になるんです。

前歯、奥歯、すべての歯がむし歯になるんです。

こういう方には、信頼できる歯科医師が生涯にわたって優しく寄り添う必要があるでしょう。

②の磨いていない人、これはダメ、磨きましょう(笑)

問題はここからです。

磨いていてもむし歯になる人、結構います!

それはなぜかが③以降です。

③の歯ぎしり、かみしめ。

https://miyazaki-dentalclinic.com/10143

噛みしめや歯ぎしりにより、歯にはマイクロクラックが生じます。

微細はヒビ割れです。

細菌は0.5~1ミクロンです。

そのヒビ割れに感染し、むし歯のような病状を呈します。

病状はむし歯ですが、原因は歯ブラシができていない?ではありません。

日々のかみしめ・歯ぎしりによる、ヒビ割れが原因なんです。

この噛みしめ、歯ぎしりは、以下の④⑥⑦にも関連します。

④口呼吸。口で呼吸することです。

人は本来、鼻ですべての呼吸をするように創られています。

口で呼吸すると、外来細菌は鼻のフィルターを通すことなく身体の内部へと入ります。病気の原因となりかねません。

また口内は乾燥し、本来ある唾液による免疫機能が働かない。

むし歯になりやすくなるんです。

この口呼吸は、鼻の疾患などが原因することもありますが、そのほとんどが、全身姿勢、歯並び、ストレスに起因します。

舌を口蓋に押し当てて、上下の歯はわずかに接触せず、上下口唇を軽く閉じて鼻呼吸。

いわゆる座禅を組む際に用いるこの呼吸により、呼吸は腹式呼吸となり、全身はリラックス。

これがとてもとても大切です。

⑤日々の食生活が、我々の身体を造ります。

カップラーメン、コンビニ弁当、甘いものなどの炭水化物、脂質、糖質など主体の食生活は避けるべきでしょう。タンパク質、野菜などのビタミン類、いわゆるやや「歯ごたえのある食物」から栄養を摂取すべきです。

カタカナ食事からひらがな食事へ変えましょう。

ハンバーグ、スパゲッティーなどよりは、煮魚、煮物、などの日本古来の食生活。

身体を酸性に傾けてしまう食事ではなく、アルカリ性をキープできる食生活を心がけて頂きたいところです。

⑥猫背、反り腰などの無理な姿勢は良くありません。

猫背で首が前に出ることで、奥歯の接触がキツくなります。

同時に舌は下がり、口は開き、口呼吸を助長します。

噛む位置も定まりづらくなることで、歯ぎしり食いしばりはさらに助長。悪いことばかりです。

ただし、猫背で前のめりの姿勢の方は、「物事に真摯に一生懸命に臨む精神性をお持ちの方」ばかりです。その精神性が首を前のめりにさせている。かみしめて頑張っている。

良いことですが、諸刃の剣、歯を代償にしています。

こんな方はマウスピースも一つの打開策かもしれません。

歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

 

マウスピースについて

https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

歯並びが混んでいると猫背となる場合もしばしばです。

矯正専門医の先生のもと、しっかりとした矯正治療。これも大切です。

この際はできれば抜歯せずの矯正治療。

それが無理な症例では、犬歯と大大臼歯の位置関係に重きを置き、顎の位置はできれば前方に、姿勢を正して矯正治療。ぜひ!

⑦思考

これは前述のすべてに関連します。

こんな言葉があります。

「人生とは嵐が去るのを待つ場所ではなく、雨の中でもダンスをして楽しむ場所である」

困難があるから、有難い人生でしょう。

ピンチがあるから、チャンスがある。

乗り越えられるからこそ、そのピンチに気付けるんです。

もし人生の終わりが、これからあることがすべて分かっていたら、これほどつまらない人生はありません。

分からないからこそ楽しい、不安なこと心配なことがあるからこそ、それを乗り越える楽しみがある!そんな前向きな姿勢をぜひ心がけて頂きたい。

そんな時、呼吸は整い、目は遠く前を向き、背筋はピンと立つばかりでなく、口角ややや上がり、素敵な笑顔になっているはずです。上記③~⑦は自然と改善しているでしょう。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

根管(根幹)治療 麻酔する?しない?

根管治療を今後するかもしれないんですが、麻酔が効いててもかなり痛いと聞きます😰実際のところ、どうなのでしょうか??

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?あなたの歯科医院選び、間違っていませんか?(根管治療には2つの方法があるって知っていました?)

 

根管治療の時、『麻酔』、してますよね?《根管治療に麻酔は必要か?当院では無痛麻酔を!なぜ必要とするのか?を分かり易く解説します!》

根管治療(根幹治療)は、大前提として麻酔下で行うものです!

しかし現在の日本では、安価で便利な保険治療システムがあります。
これに対応した根管治療では、麻酔をせずに行うことがあるようです。

ぜひ上記2つの動画をご覧下さい!

ご自身にあった根管治療を行う歯科医院選びの一助となるでしょう!

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根管充填剤 MTAセメント 希望すれば使ってくれますか

根管治療を受けようと思って、調べながら良い病院を探しています。

動画を拝見するととても腕の良い先生に診てもらえそうで、受診を迷っているのですが、質問させてください。

①根管洗浄時、次亜塩素酸とEDTAの交互洗浄を推奨するような資料を散見しますが、動画では使われていないようでした。 超音波振動をさせれば、EDTAによる洗浄の有無はそこまで気にする必要はないものでしょうか?

②根管充填剤として、ガッタパーチャではなくMTAセメントを用いる利点に触れている資料をよく見ます。  希望すれば神経を残す目的ではなく、根管の充填剤としてMTAセメントを使っていただくことは可能ですか?

コメントありがとうございます! 回答させて頂きます。

① 次亜塩素酸とEDTAの交互洗浄について。

その有効性を示す過去の論文を多数拝読しております。

しかし、その有効性を示す論文と、それほどの効果はないかも?とする論文があることはあまり知られていないようです。

私がここ数年でご教授頂いたペンシルベニア大学根管治療専門医の先生、UCLA根管治療専門医の先生の文献、お言葉では、交互洗浄に力をいれることはない!とされていました。

交互洗浄につきましては、私が大学を卒業したころのお話かと記憶しています。

20数年前は私もその手法を取り入れておりましたが、現在では「交互洗浄をすべく交互洗浄をする」ことはしていません。

根管内を適切に拡大清掃し、次亜塩素酸にて音波洗浄。

その後、EDTAにて象牙細管の目詰まりを解消しつつ、さらに次亜塩素酸でできる限りの長時間にわたる洗浄。

そのうえで、水酸化カルシウムを貼薬し経過観察。当院での手法です。

② 当院では、患者様のご希望をしっかりと伺い治療に臨ませていただいております。

その希望とは、 「痛くないように」 「できるだけ歯の神経を残せるように」 「できる限り再治療が無いように」 など漠然たる抽象的なご希望を叶えるべく治療に臨んでいます。

稀に、ご質問いただいたような専門的な知識を駆使して、「こうしてください!」と指示をする患者様がいらっしゃいます。

ご自身の歯で悩み、一生懸命にネットで検索し、理論武装を積み重ねてのご来院。痛いほどそのお気持ちは察するに余りある。

そのお心持には同感しつつ、その病歴を伺い、なぜそのような「こうしてください!」という言葉が出るのか?をうかがい知るべく問診させていただくようにスタッフには申し伝えております。

しかし、残念ながら、そのような理論武装は、スポーツ解説者の域を出ていないことがほとんどです。

実践ではそんなことできるわけないでしょ?相手がいたら、それは無理でしょ?意味ないでしょ?っていうことばかりです。

しかし、そのお心持には同感します。 そのため、当院では、と「当院ではこのような治療をします」という内容をご説明し、当院のホームページや動画をご覧いただき、ご決断頂いております。

ぜひ以下のリンクをご覧ください。

当院の診療はこれ以上でも、これ以下でもないでしょう。

ご活用いただければ幸いです。

ttps://miyazaki-dentalclinic.com/27550

根管充填剤としてMTAセメント用いる利点、おっしゃる通りです。

現在の日本の保険医療システムでは、その利用は認められていません。

当院では、MTAによる根管充填が必要である場合の症例にておいて患者様のご希望とご同意があれば使用しています。

しかし、それは「患者様のご希望があるから使用する」ということではなく、「私が判断し、患者様にもその希望があり、その同意が得られている」から使用するということです。

現在の日本では、また適切な根管治療では、このステップなくしてはMTAによる根管充填はできないのが現状でしょう。

歯科医師にも勝る大変専門的なご質問をありがとうございます。

ここまでの知識をお持ちであれば、ぜひ根管治療専門医の先生での治療を強くお勧めいたします! 治療、頑張ってくださいね!

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