院長ブログ

アゴの骨がかなり溶けて無くなっていても、根菅治療をして歯を温存できる可能性はあるのでしょうか?

ご相談内容

仁先生、大変お忙しい中恐れ入ります

私の症状が、貴院で治療可能かご判断をお願いしたく、ご連絡させていただきました。

10月■下の左奥歯が痛み、近所の歯医者さんで歯周病と診断されるも、抗生物質を処方されるだけでした。

11月■また下の左奥歯が痛み、近所の歯医者さんに行くと、歯周病が酷く、抜歯しかないと言われました。

12月■歯周病専門医の方に診て頂いたところ、根尖性歯周炎との診断を受け、重症とのことで抜歯→セラミックを勧められ、骨がかなり溶けて無くなっているのでGBRを用いた再生治療とインプラントで90万円の見積もりをいただきました。

どうしても抜歯に抵抗があるため、根っこの専門医の方を紹介していただきましたが、念のためセカンドオピニオンをお聞きしたいです。

根っこの専門医の方に、抜歯なしで治療をしていただく場合は、根菅治療3根管→ファイバーコア→セラミックで50万だそうです。(骨が再生できればの話ですが…)

私のように、アゴの骨がかなり溶けて無くなっていても、根菅治療をして歯を温存できる可能性はあるのでしょうか?

また、貴院での治療は可能そうでしょうか?

質問ばかりで長くなってしまい、大変申し訳ございません。宜しくお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

まずは結論からお話しさせて頂きます。

もし当院にご来院頂けるようであれば、実際に拝見させて頂き、問診、歯周基本検査、CT、レントゲン診査により明確な回答が出来るかと思います。ご来院の際は下記参照頂きご予約下さい。

歯周基本検査について

https://miyazaki-dentalclinic.com/6512

また、当院での抜歯基準をご参考下さい、以下にリンクを添付します。

抜歯基準 なぜ抜歯するのか なぜ抜歯が必要か?

抜歯となる決定的事項は2つ。

・グラグラするほどの歯周病

・歯根が真っ二つに割れている

上記基本検査で仮診査可能です。

また以下の動画をご参照下さい、参考になるかもしれません。

【知らないと損】インプラント治療は簡単にはするな!

大きな金額、また未だ抜歯へ踏み切れないご様子。

大変よく分かります。

おそらく、抜歯を宣告された歯に、それほどの症状を感じていないのでしょう。

是非上記リンクをすべて参照されてください。

またご来院できるようであれば、まずは診査から!

その上で、歯を残せるか否かをご説明させて頂けるかと思います。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

 

痛くない麻酔 歯医者

つい最近親知らず抜くために 初めて歯医者の手術室に入りました 恐怖でいっぱいで麻酔も痛かったし 手術室にはもう入りたくないがありますw

ん~、、、そうだったんですね。

それは辛い想いをされましたね。 麻酔は痛くないんですがね、、、、どうやって麻酔したんでしょう。

当院では麻酔、ホント痛くないんです。

現在の歯科医療では、時間さえかければ、痛くない麻酔が可能なんです。

痛くない麻酔が出来ないのは、次のような理由があるでしょう。

① 歯科医師の知識と技術と経験の不足

② 最新麻酔機器の用意不足

③ 麻酔に時間が取れない

④ 歯科医師が痛くないように麻酔をする気持ちがない

⑤ 患者様の病状(急性症状に対する麻酔)

⑥ 患者様の緊張度(これまでの歯科治療に対する恐怖感)

こんなところでしょうか。

いずれにしても、①~④は歯科医師側の問題。

そこには日本の保険医療制度の現実も見え隠れします。

短い時間で手早く治療をせざるえない「保険医療制度」ここに一番の問題があるでしょう。

そのため、痛みを我慢しての治療を経験した患者様は、できるだけ歯医者にはいかないようになり、相当痛くなってから来院されます。

それが⑤。急性炎症では麻酔が効きづらい。

そして⑥となる。 痛くない麻酔をしてくれる歯医者さんは沢山います。 次回はぜひ探してみて下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

【全部見せます】歯の神経を取る・抜く!根管治療30分1回で終了(ノーカット)

 

※ この動画のダイジェスト版はこちら
「【 重要 】歯の神経を抜かれた!? ならどうする?」

【 タイムスケジュール 】

00:17 治療前の問診
00:34 前医ではどんな治療が為されたのか?
00:55 無痛麻酔(痛くない麻酔)の開始
01:35 治療中のお約束事 痛いときは左手!
02:02 ラバーダムの説明
03:08 追加の麻酔 これも痛みなし
03:41 根管治療後の痛みについて事前に説明
04:51 お口を大きく開けるには?
06:07 ラバーダムの装着の前に隣接面のセメントを削る
07:24 ラバーダムを装着する様子
08:03 ラバーダム、なぜ必要?
08:36 レジーナマルチで封鎖
08:51 術前の歯の消毒の様子
09:29 仮封材を削り取る
10:04 仮封材が特殊、、、ほんとに歯の神経は生きている?
11:03 歯の神経はすでに無い
11:19 ホルムアルデヒド製剤の痛み・におい
12:56 術前の根管内の状態を記録
13:41 根管治療の開始
13:53 根管内の綿栓を取る
15:14 6C+ファイルで根管の先端をチェックし穿通
15:29 SEC01で根管先端を拡大清掃
16:11 ゲーツグリデンドリルで根管上部2/3を清掃
16:42 根管治療とはどんな治療なのか?治療しながら説明!
19:36 次亜塩素酸で洗浄消毒
19:51 ニッケルチタン製ファイルで根管下部1/3を清掃
25:34 根管内を音波洗浄
25:57 根管充填
32:46 治療後の患者様へのご説明
34:58 治療終了
35:05 動画のまとめコメント

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先天性欠損 第一大臼歯 インプラント 抜かない

先生に相談です。

私は左右の下第一大臼歯がそれぞれ先天性欠損です。

今は乳歯を保存するやり方で、できる限り持たせるようにしています。

しかし30代で抜けてしまうことがほとんどとされているみたいです。

そこで通っている歯医者より、いずれは抜かなければならない。

抜いたらブリッジかなと言われています。ただブリッジは健康な歯を傷つけることになるので、インプラントも考えています。

今は処置していただいて、なんとか虫歯もなく生活できていますが…。

乳歯をなんとか1日でも長く残したいので、自分にできそうなことを教えて欲しいです。

そんなことないですよ!結構年配の方でも乳歯、残ってますよ!

抜かないようにしてください!ぜひ!

ブリッジは健康な歯を傷つけるといわれていますが、それは、インプラント治療が台頭してきたからです。

歴史ある優れた治療法です。

ブリッジ治療は、インプラント治療と比べれば、デメリットもありますが、抜いたまま何もしないよりは、得られるメリットの多い治療です。

通常通り、歯磨きを怠らず、歯ぎしりがきつく、その歯にダメージを与えているのであれば、噛み合わせを調整し、必要であれば夜間睡眠中にマウスピースを活用しましょう!

マウスピースについてはこちらの動画を!

抜かなくてはならなくなったら、インプラント!最強の治療法です!

 

 

歯の神経は取らない方がいいですか?痛い、歯ぎしり?

コメント失礼します 。

質問なのですが一ヶ月ほど前に歯医者にいったところ非常に歯の神経に近いところまで虫歯が進行しており、とりあえず神経は取らずに詰め物で治療してもらい、3日間ほどはあまり痛みもなく過ごせていたのですが、その後冷たいものを飲んだり、食べたりすると痛みを感じるようになり、ここ1週間ほどでは何も食べていない状態でも地味な痛みがずっと続いている状態です。

歯医者の方にも何度か通い症状をいったのですが、神経とるよりかはましだからがまんした方がいい、もしかしたら痛みもそのうち無くなるかもしれないと言われたのですが、やはり神経はとらずにこのままにしといた方が良いのでしょうか。

今年に大学受験を控えているため、もし、テストの最中や、前日などに痛みが強くなってしまったらどうしようと考えたり、今もなかなか勉強に集中しにくい状態でストレスも感じいっそのこと神経を抜いてしまったほうがよいのではないかと考えてしまっています。

また、自分は歯ぎしりが強く、勉強中などにも気づくと歯をくいしばっていることがよくあります。寝るときにマウスピースはしているのですが日中での歯のくいしばりの治しかたも教えていただけると幸いです

コメントありがとうございます。

実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。

ぜひご担当頂いている先生と密なるコミュニケーションを!そしてそれでも分からない場合またご連絡下さいね! まずはこういった「しみる」「違和感」「軽度な痛み」の場合は、こちらの動画をご覧下さい! 参考になるかもしれません!

また、それ以上の強い症状の場合は、こちらのチェック表をご参照下さい! 現在かかける症状から、その病状、それに対する適切な治療法が分かります! ぜひ!

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

神経は出来れば残した方がいい!そのためにはラバーダムとマイクロスコープです。

また残せない場合が適切な根管治療です!これにもラバーダムとマイクロスコープです。

歯の神経を取るにしても、歯の神経を残すにしても、歯の神経が痛くなったとしても、この2つがあれば即時解決です。

大学受験は来年です。

それまでにはまだ時間があるでしょう。

不安がある場合は上記の対策を具体的に行いましょう。

神経を残せるか否か分からないこともあります。

当院でもその生存率は7割です。

この7割と、試験中に痛み発現する割合を天秤にかけ、そのリスクを推測し、「いま」具体的な対策を練りましょう。 文章を拝読する限り、来年に控えた大学受験へのストレスで様々な不安が頭をめぐり、どれをどうすればいいのか分からない状況のように感じます。 違ったらごめんなさいね。

そんな時は、その不安をすべてA4の白紙に書き出して下さい。

それに対する「自分のできうる」具体的アクションを書き出します。

あとはそれを実行するだけです。 これやるだけで「今感じている漠然とした不安」は少し解消されます。

試験、歯の痛み、日々の生活、人間関係、、、、沢山のストレスが重なると正常な判断ができません。

誰でもそう。私もそうだった(笑)

そんな時は書き出してみましょう。

何も考えず、ただ書き出す。解決策が見つかるものです。

解決策が見つかる、、、「歯ぎしり」しなくなるんです(笑) 

これホント。

でも、ここぞって時は、くいしばって頑張る!これも大切。

来年の試験、ご自身の夢を明確に持って、しっかり取り組んで下さい!

歯の一つや二つ、大丈夫(笑) 私が治してあげます(笑) 

試験、頑張って! マウスピースの動画こちらです! こちらもご参考まで! 

 

 

 

レントゲンで神経に到達してるかどうか分からないのですか?

レントゲンで神経に到達してるかどうか分からないのですか?

先生は大きくて深い所からやると言って治療をしてました。

最近尋常じゃないくらいに歯が痛くて前回レントゲン取ったときから進行してるのではないか…と不安になります。

レントゲンでは概略が分かります。
たとえるならば、「世界地図」です。
世界地図は、その国、その年がどの位置にあるのかが一目で分かりますが、立体を平面に引き延ばしているため、正確な位置・大きさではありませんよね!
レントゲンが神経に達しているか否かを正確に判定するためには、CTが効果的です。
レントゲンが「世界地図」ならば、CTは「グーグルマップの立体版」ってとこでしょうか!
CTについて説明したリンクを添付しますのでご参照ください!

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

顎が小さく長時間開けているのが辛い ラバーダムは合わない?

ラバーダム初めて知りましたが、これは大事ですね!!

全歯科医にラバーダムで治療をしていただきたいと思いました。

私は顎が小さく長時間開けているのが辛いのでラバーダムは合わないでしょうか?

コメントありがとうございます!

おっしゃる通りですね、ほんと大切です!

●【絶対にやるな】根管治療中は、お口ゆすぐな!?(ラバーダム?って何?)安全確実な根管治療について分かり易く解説

全部の歯科医院でして差し上げたい!そうなると嬉しいですね!
皆さんの声が変えていくでしょう!ぜひ!

お口を開いていられない方の原因はいろいろですが、ぜひこちらの動画をご参照ください!
参考になるかもしれません!

●【必見】お口が小さくて、大きなお口が開けられない人!歯科治療で苦労している人

https://youtu.be/XBjZ5Y8bJZw

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

 

 

神経を抜いても、このように、施術中から後も痛みがあるのは通常でしょうか?

初めまして。コメント失礼します。

銀の詰め物をしていた左下7番の歯が数ヶ月前から痛み、虫歯を削り、神経も露出?していると言われましたが、担当医から神経は残した方が良いと言われました。

しかし、痛みに我慢できず神経を取ってほしいとお願いし、抜髄してもらいました。

治療では、麻酔を使いましたが、根の奥まで効いてないとかで、追加麻酔しましたが、かなり痛みを伴い、涙が出ました。

根管が細く、開くためのドリルのような機械が直に痛くて、辛かったです。

担当医は、神経が弱っていたから抜いて正解でしたと話していました。

それは、レントゲンや肉眼では医師は判断できないんでしょうか?

処置後2日目になりますが、安静時はじんわり痛い程度ですが、少し上の歯と噛みあっただけで激痛で、歯根膜が炎症を起こしていると説明されましたが、上記の流れから不信感もあり、何か処置に問題があったのではと不安でいっぱいです。

食事も噛む痛みがあり、流動食しか食べれません。

神経を抜いても、このように、施術中から後も痛みがあるのは通常でしょうか?

大変お辛い状況の中、コメントありがとうございます。

病状大変よく分かりました。

回答させて頂きます。

よろしくお願い致します!

まずは大前提として、実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。

詳細は、ご担当頂いている先生に直接ご相談することを強くおススメ致します。

重ねてよろしくお願い致します!

「それは、レントゲンや肉眼では医師は判断できないんでしょうか?」

これはどの点について、レントゲン、肉眼では「なにを」判断できない?とのご質問でしょうか。

推測ではございますが回答させて頂きます。

レントゲンは3次元を2次元に落とし込んだ画像であるため、概略を診るには最適ですが、詳細を診査診断することは難しいでしょう。

そのため、むし歯がどの程度まで進行しているのか?の判断は困難です。

当院ではこのような症例では、必ずCT撮影を行い、詳細に診査した上で、ご説明させて頂いております。

CT撮影について

https://miyazaki-dentalclinic.com/17776

また、肉眼で、むし歯の有無を診査するには限界があります。

その点につきましてはこちらの動画をぜひご参照下さい。

分かり易く解説しております。

 

「神経を抜いても、このように、施術中から後も痛みがあるのは通常でしょうか?」

歯の神経を取り除く「根管治療後」は、1日から3日間は痛みがあるでしょう。

そのため、当院では、カチカチと噛んだ時に上下の歯が接触しないように調整します。

現在、上下の歯は接触していますか?

それを当たらないように調整してもらうだけで、現在の痛みはかなり軽減するでしょう。

歯の神経を取ったとしても、歯を支える組織には知覚があります。

当院では根管治療後1~3日間痛みがあるのでお食事は気を付けて頂くと共に、上下の歯は接触しないように調整しつつ、鎮痛剤を服用頂いております。

当院の根管治療はラバーダムとマイクロスコープを活用した根管治療です。

1~3回で治療は終了しますが、治療後は痛むものです。徐々に改善します。

根管治療の流れにつきましては以下のリンクで動画にまとめました。

ぜひご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/27550

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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老後体が不自由・介護 インプラントは除去できる?

老後体が不自由になったり介護が必要になったりで、口腔内を清潔に保つことが難しくなった場合はインプラントは除去できるのでしょうか?

コメントありがとうございます!

「老後、お身体が不自由になった時」このお言葉を「不自由がゆえに、歯科治療が受けられない状況」と解釈させていただくことを前提で、
「インプラントは除去できるか?」に対して回答させていただきます。

インプラントの除去はできないでしょう。

歯科治療が十分にできない状況では、インプラント除去は難しいでしょう。

この「老後、介護」の問題と「インプラント」との関連。
この関連性とインプラント治療の是非が、しばしば論議されます。

確かに、そのような、介護状態となった時、不適切なインプラント治療が為されていれば、それが問題となる場合もあるでしょう。

でも、これは「そもそも、介護で、ご自身で歯を磨けなくなった場合、インプラントだけが問題?」と再考されていただきたい。

「ご自身で磨けずに、介護状態」となってしまっては、インプラントだけでなく、残る天然歯でさえ磨けません。
入れ歯すら、その管理も不十分でしょう。

「介護」=「インプラントはしないほうがいい」これは本当に関連性があることなのでしょうか?というのが私の見解です。

介護となる患者様、すべてではありませんが、「ご自身で摂食することが困難」な患者様が多いようです。
つまり、「ご自身で食事する能力」と「介護にならない健全な体作り」には密接な正の関連性があることは文献でも証明されているのです。

ご自身で食事をするために、ブリッジでもよい方、インプラントがよい方、入れ歯でも食事が可能な方。それは人それぞれです。
インプラント治療を行うことで、ご自身でしっかりと美味しく、栄養摂取できるようにすることで、これから起こりうる「リスク」つまり「介護とならないようにする!」ことへの努力のために「インプラント治療」のほうが、前向きな素晴らしい結果となるのではないか?と私は感じております。

これを痛切に感じる理由が私にはあります。

私は、総義歯・局部床義歯・顎関節症を主とする医局に臨床・教育・研究のお手伝いをさせて頂いておりまた。
その医局にて学位を頂き、大学病院ではそれを専門として治療に臨ませていただいた時期があります。

総入れ歯、部分入れ歯、ホント、難しい。患者様の努力の上での咀嚼能力の改善です。
患者様とホント、二人三脚でがんばりました。

でも今は、インプラントがあります。
これはホントに便利です。

このインプラント治療を行うことで、残っている歯の負担を軽減できることは確かです。
インプラントをすることで、これ以上歯を失わないようにすることも可能でしょう。

これにより、咀嚼能力は保たれる。
要介護となる可能性も少なくすることができる!

私はこちらに注力したほうが、前向きな善処ではないか?と痛切に感じております。

まだ起きてもいない不安に目を向け、二の足を踏み、怖がるよりは、可能性のある光に向けて努力する。
その可能性が高いのであれば、やらない理由はありません。

人は様々な立場から、様々な意見・見解を示すでしょう。
その背景にまで考察したうえで、ご自身の未来のために前向きに善処していただきたい!
このチャンネルの願いです!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

神経を残す MTA

いつも楽しみにしています。今回も素晴らしい治療でいつまででもみていられます。

質問なのですが、直接覆髄をする時にNaoClでケミカルサージェリーをした方がいいと言いますが そのせいでレジンがうまく接着してくれないとも聞きます。

ただ、かといってさらにそれ以上削るのもどうなのかなと悩んでいます。

今日の先生の治療動画では生食で洗浄のみだったのですが、何か理由などあれば教えていただけますか。

また、今の勤めているところにはセラカルしかなく直接覆髄のたびにMTAは使わせてもらえません。

直接覆髄に共通して気をつけた方がいい点などありましたらご教授ください。 お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願いします。

同じ志を持つ素晴らしい歯科医師の先生からのコメント、心が引き締まりますね!
コメントありがとうございます!

・次亜塩素酸でのケミカルサージェリーをするか否かについて

かなり以前はすべての症例において次亜塩素酸でのケミカルサージェリーを行っていましたが、現在ではしていません。
その理由は「してもしなくても変わらないようならば、しなくてもいいのかな?」というのが正直なところです(笑)

リクッチ先生や泉先生の文献でも、「しなくてもいい」「していない」「生食で十分」という言葉があります。
それも理由の一つです。

しかし、した方がいいという言葉もあります。それは何か?

歯髄周囲の感染歯質が広範囲である場合です。
カリエスが広範に侵食している場合は次亜塩素酸で洗浄しています。
点性の露髄はしません。

過剰な切削はしてはいけません。
むし歯のみ削り取る。
検知液と硬さのチェックです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22122

歯の神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

生食の使用は「切削片の洗浄」と「乾燥予防」です。

セラカルでもいいと思いますよ!
確か、ケイ酸カルシウム配合されていたかと思います。

覆髄操作に一番大切なのは、マイクスコープでもMTAでもありません。
「ラバーダム」です。
これが無かったら、何やってもほぼ意味ありません。

防湿せずに、唾液が流れむ中、たとえ防湿したとしても、口呼吸となっている患者様「湿気の多い中」での覆髄?
まったく意味がないでしょう。

ラバーダム、これが大切。
ラバーダムすれば、セラカルだろうが、水酸化カルシウムだろうが、ドックベストセメント?だろうが、なんでもいいでしょう。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 アクセス 地図