[メールのお問い合わせ内容]
『 何度か奥歯の根管治療をしているのですが(保険診療内)1.2年でまた痛みが出ます。今回もまた根管治療後2年で痛みが出てきてしまいました。被せ物はセラミックのため、できればそのセラミックを再利用したいのですが可能でしょうか?また費用はどのくらいになりますでしょうか? 』
上文に似た内容のメールを大変多く頂きます。
かみあわせ、むし歯、歯周病などの口内状況が推測できる範囲内で、患者さまおひとりおひとりに合った内容のメールを返信させていただいております。以下内容は、どの方にも共通する回答になるかと思います。ご参考いただければ幸いです。
根管治療は、歯の内部の神経(根管)にまで及んだ「細菌の感染」を除去することです。
再根管治療が必要ということは、「根管内に細菌の感染が残っている」ということになります。
そのため、再根管治療では、原則「クラウン(被せもの)」を外して治療を行たほうがよろしいでしょう。
その際は、クラウンの再利用は難しいでしょう。
但し、症例によっては、セラミックを外さずに「歯根端切除術」を行い治すことが可能です。
(歯根端切除術 https://miyazaki-dentalclinic.com/17114)
そのためには、病状・部位により適応症かどうか、レントゲンやCTによる精査が必要となります。
現在の保険治療制度は、戦後国民皆保険制度が導入された当時の制度をそのまま引き継ぐものです。先進諸国の中ではとても安価な治療費用といえますが、その方法も同等といえるでしょう。歯科治療は日進月歩。日本において最新の治療法を受けるには、「保険外治療」に頼らざる得ないのが現状です。
当院では、あらかじめ問診表にて、「保険外治療の説明が必要かどうか?」を患者さまにお伺いさせて頂いております。そのため、患者さまのご希望のない限り、保険外治療の説明をさせていただくことはなく、また、原則、保険診療にて治療に臨みます。
保険診療の費用は全国一律です。大きなご負担にはならないかと思いますが、こちらにつきましても、おおまかな費用を事前にお知らせさせていただいております。
再根管治療や歯根端切除術の際、CTやラバーダムやMTAといった機器・薬剤を使用することで事前の診査を徹底し、治療の治癒効果を高めることが可能です。このような機材や薬剤は、残念ながら保険治療の適応外となっております。そのため、CTやラバーダム、MTAといった機器薬剤は自費治療(保険外適応)となりますが、各3500円~5000円程のご負担です。
(当院の根管治療について https://miyazaki-dentalclinic.com/14599)
(CTについて https://miyazaki-dentalclinic.com/17776)
(ラバーダムについて https://miyazaki-dentalclinic.com/17703)
(MTAについて https://miyazaki-dentalclinic.com/13709)
―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラント&かみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラント、かみあわせだけでなく、マイクロスコープ・CT撮影・ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療・ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。