院長ブログ

歯の神経を残す治療《なぜ歯医者さんは根管治療をするのか?》

チョット凍みるけど、それほど痛みは感じていない状態で、歯医者さんに行って治療を受けました。すると、

「むし歯が深いね~、歯の神経、取った方がいいね」

「銀歯をとったらむし歯になってたよ。歯の神経にまでいってるから神経を取るよ」

「むし歯取ったら、歯の神経に達してたから根管治療しておいたよ」

おいおい、待て待てと、これ納得できます?

むし歯が深くても、神経に近かったとしても、歯の神経、取らずに、抜かずに残したいですよね!?それほど症状もないのに、なんでそれ出来ないの?って感じませんか?

このように、むし歯が歯の神経に近い時、達している時、歯科医院で当たり前のように行われている根管治療。

根管治療は、歯の神経を取る・抜く治療といわれています。

むし歯は、唾液中に存在する細菌が、歯に感染し、歯を溶かしながら、歯の内部に感染を拡げていく病気です。つまりむし歯治療は、その細菌感染を取り除く治療です。

確かに、歯の神経にまでむし歯が達していたら、感染した歯の神経を取る治療が必要となるのは分からないでもありませんよね。でもそれって、本当に正しいんでしょうか?

むし歯が歯の神経に近いから、むし歯を取ったら歯の神経に達していたからと言って、本当に、歯の神経を全部取り去る「根管治療」、しなきゃいけないんでしょうか?

まずはこの動画の結論からいきましょう!

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です、これは1965年、kakehashi先生の研究で明らかです。

患者様は皆、歯の神経を残したいと願っているはず。皆さん、どうですか?

患者様の希望、それは医療の本質です。

この本質に従い、徹底的に細菌感染を取り除けば、歯の神経は残せます!

むし歯が歯の神経に近いからといって、むし歯が歯の神経に達しているからといって歯の神経を取る必要はないんです。繰り返します、歯の神経は残せます。抜かないでもいいんです。

ではなぜ、歯科医師は、歯の神経に近い深いむし歯の場合、根管治療をすすめるのでしょうか?それには皆さんの知らない歯科治療の現実があるんです。

1センチにも満たない歯の内部のむし歯を、約50センチ離れた位置から見て、「肉眼を頼りに」削り取る事、できるでしょうか?。ほぼ、不可能です。(こちらの動画で詳しく解説!)

むし歯の細菌の大きさは、0.5~1μmです。人間の目で見える大きさの限界(分解能)は0.1mm~0.2mmつまり100ミクロンから200ミクロンです。これ以下は、どんなに一生懸命に見たとしても判別できないそうです。つまり肉眼では全く見えていないんです。

我々歯科医師は、細菌が感染、溶かした部分を齲蝕検知液で染色してむし歯を判別します。微かに染色されたむし歯を肉眼で判別する、、、感染を徹底的に取り除くという観点では不十分と言わざる得ないでしょう。

そんな治療中に、治療している歯に唾液が接触したらどうなるでしょうか?

唾液中に存在する細菌が歯に感染、その感染を取り除いている最中に、治療している歯に、唾液がガバガバガバガバと流れ込む。何をやっているのか、分からないですよね。

そんな現実を歯科医師は皆、知っているのではないでしょうか?残ってしまった細菌は、患者様の免疫で、ブラッシングで、何とかなるんじゃなかという淡い期待をもっているんじゃないでしょうか?

私はそんな期待全くありません、だから肉眼では絶対に治療しません、徹底的にむし歯を削りとっていきます。

なので、歯の神経に近いむし歯、歯の神経に達しているむし歯では「100%感染を取り切る事は肉眼では不可能」「肉眼では感染が残る可能性がある」「治療中に感染してしまう」と判断し、歯の神経を取る治療、根管治療を行っている歯科医師が多いように感じています。

疑わしきは罰する論理でしょう。しかしこの前提には、「肉眼ではその感染程度を判定できない」とする「あきらめ、妥協の論理」が見え隠れすると共に、それ以上に、歯科医師の先生の優しさがあるように私は感じています。

「できるだけ、やり直し治療にならないように。。。1回で治療が済むように」と。

我々歯科医師にとっても、患者様にとっても、「やり直し治療」は辛いものです。

歯科医師が良かれと思って歯の神経を残す治療を必死でおこなったとしても、結局、根管治療になってしまう。。。そんなことならば、はじめから根管治療した方が患者様に迷惑がかからないのではないか、、、そんな優しさから、根管治療をご決断されている先生、沢山いらっしゃるようです。

私がこうように感じるようになった根拠は、Youtubeで動画を配信するようになってから、このようなお考えを持つ全国の歯科医師の先生方より、多数コメント、メールを頂くようになったからです。

確かに、成功率では根管治療に軍配が上がります。当院では根管治療の成功率が9割を超えているのに対して、歯の神経を残す治療は7割ほど。3割はその後、根管治療となっています。

歯の神経、できるなら、残したいですよね!

根管治療の成功率が9割だとしても、「歯の神経を残す」というポジションから見れば、根管治療はたとえ9割でも敗北です。歯の神経を残せる7割の可能性があるならば、チャンレジしますよね!

これにはでも、マイクロスコープとラバーダムが必要です。

これまでの常識、当たり前、従来の肉眼による治療法に囚われることなく、この最新機器を装備しつつ、前向きな患者様の希望を叶えるべく果敢にチャレンジする治療。

そこにこそ、医療の本質があるのではないではないかと私は考えます、皆さんはいかがですか?

こんな切なるご希望を叶えるためには、我々歯科医師は、これまでの、当たり前、常識、保険診療の枠に囚われた思考停止のままではいけないでしょう。日々、チャレンジ、研鑽が必要です。

歯科治療に対する価値観は、人それぞれのようです。

不可能かもしれないけれど、歯の神経を残す努力をすることに、治療の意義を見出す患者様もいれば、長期的に見たら、いずれは歯の神経を取る根管治療が必要となるかもしれないけれど、出来る限り、歯の神経を大切にしたい・残す努力をしたい!と希望をもつ患者様もいます。

また、それとは対照的に、何度も何度も、時間・費用・痛みを費やすならば、確定的な根管治療をご希望になる患者様もいらっしゃいます。

皆さんのご希望は様々です。

我々歯科医師は、とくに臨床経験の多い優れた知識と技術をもつ歯科医師は、「長期予後」や「経済性優位性」を重視しがちのように感じます。つまり「やり直しがないこと」「コストパフォーマンスが良い」ということでしょう。

でも患者様にとっては、「治したい!」これが一番の願い・希望ですよね。

患者様の感じている・考えている『苦悩』を解消してもらいたいというのが第一なんです。

病態を治すことは当然あって然るべき。患者様もそれは当然と考えています。

しかし、いきなり歯の神経を取り去る抜髄、根管治療?では「患者様の心が付いていけない」ようです。

その『苦悩』を解消するためにも、歯の神経を“一時”残す治療には、私は、大きな意義を感じています。それがそのまま残ってくれればホント、嬉しいですよね!

病気とは、「病態の病」、「気持ちの気」と書きます。

医療従事者として、病態を治すのは当然あって然るべきでしょう。当院では、病気の気、つまり「患者様の心持ち」にまで配慮できる治療を目指せるよう日々の臨床にスタッフ一同で取り組んでいます!

笑い声のあふれる歯科医院、これが目標です。

たとえ後に根管治療が必要になったとしても、自分の生涯において「歯の神経がある期間が長くなった」ことに目を向け、喜びを見出すことに全力を尽くすことが医療の本質であると考えています。

そのためには、この「歯の神経を残す治療」という治療オプションは、患者様がその点について理解されていれば、「気を和らげる」優しい治療法であると強く感じています。

私は根管治療の症例、大変多く拝見しております。同時に、歯の神経を残す治療もそれ以上に拝見しています。

抜歯せずに済んだ根管治療症例も嬉しいですが、根管治療せずに済んだ「歯の神経を残す治療症例」は私が嬉しいばかりなく、患者様にはホントに喜んでもらえます。

この動画をご覧頂いている皆さんには、歯の神経を残す治療があるということを、ぜひ知って頂き、歯でお困りになっている皆さんへ拡散して頂ければ、本当に嬉しいです。

今回の治療動画は、歯の神経を残す治療、実際の様子です。

患者様は以前に入れたセラミックインレーの歯が凍みるということで来院されました。

原因はかみしめです。歯が割れてしまっており、そのヒビから歯の神経にまでむし歯が進行していました。

マイクロスコープとラバーダムそして、優れた薬剤MTAを使用して、歯の神経を残しています!

いっつも前置きが長すぎます(笑)、それでは歯の神経を残す治療、実際の様子、いきましょう!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

根幹治療、ダメなら抜歯、移植、インプラント、部分入れ歯?

はじめまして、YouTube拝見しました。現在根幹治療を勧められています。

私の状態は奥歯が一本なくブリッジをしています。

支えている歯は神経がない状態です。処置をして6年ほどたちます。

歯茎が腫れて痛むため、別の歯医者さんで診ていただくと、根幹治療を勧められました。

そして割れていたら移植したらよいと言われました。ただ、神経を抜いた歯の根幹治療はできるのか移植の成功確率はどのくらいなのか心配です。

今は噛み合わせの調整や食べ方の指導で痛みはあまりありません。根幹治療だめなら移植→インプラントと先生は思っているようですが、私はもうしばらくブリッジを維持したいと思っています。

反対の奥歯はすでに部分入れ歯です。食いしばりがあります。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

歯茎が腫れている原因としては以下の3つが考えられるでしょう。

①歯周病

②以前の根管治療が不十分である

③歯が折れている

ご担当下さっている先生は、②と③の可能性を考えて、再根管治療と抜歯の可能性を説明下さっているのではないでしょうか。

『根幹治療だめなら移植→インプラントと先生は思っているようですが、私はもうしばらくブリッジを維持したいと思っています。』

→私も同感です、ぜひ歯を残せるよう頑張って下さいね!

『反対の奥歯はすでに部分入れ歯です。食いしばりがあります。』

→そうですね、ご苦労されていますね。

食いしばりの癖は何とか改善したいものですね!

「くいしばりとマウスピースについて」

https://miyazaki-dentalclinic.com/25014

移植の成功率は、各医院で様々です。

移植で精通されている先生なのかもしれません。

ご担当頂いている先生とご相談の上、最善の治療法をご選択頂ければ幸いです。

同じような病状で、同様のご質問を過去に頂いております。

ぜひこちらのリンクをご参照下さい、必ず参考になるでしょう!

「7番抜歯して、8番を移植?あるいは入れ歯?」

https://miyazaki-dentalclinic.com/27047

「親知らずの移植でブリッジ?入れ歯?インプラント?」

https://miyazaki-dentalclinic.com/26304

回答は以上となります。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

一生に一度の歯科治療 やり直しのない歯科治療をスタッフ全員で目指す 良い歯科医院 信頼できる歯科医院を目指す スタッフのため 患者様のため を目標に!

 

 

根管(根幹)治療 (膿・ガスが溜まる)【オープン・開放】

初めまして。私の持つ歯の悩みのタイミングと同時進行で先生の作って下さった動画が流れています。(^^)/

ご相談したくコメントさせて頂きました。

まさしく今根幹治療中です。

前回の動画も拝見しておりセラミック治療後となりの歯に激痛がありそれから歯科周りです(-_-;)

先生の動画を拝見し根幹治療かな?ト半信半疑でしたが現在通院しているクリニックで根幹治療と診断され治療スタート

初回後1週間程触るだけで痛みがあり2回目受診しかぶせ物を外し治療しましたが 4日ほど痛み変わらず再度根幹治療しました。

ガスがたまる可能性があると今回はオープン にしています。

痛み止めと抗生剤を3日服用してますが治る気配がなく不安です。

是非先生に治療して頂きたいのですが・・・東京ですね…

現在治療3日ですがしっかりお水でお口の中をゆすぐように指示があり・・・

このまままた抜歯になるのではないかと不安でいます。

元々両下の歯が1本ずつなく左に関しては2本ない状態でインプラント検討中です。

ですが先生の名医が私の住んでいる地域では出会えず2年治療を保留にしています。

お忙しいと思います。 お時間のある時にお返事頂けると嬉しいです。

どうぞ宜しくお願い致します。

コメントありがとうございます!

大変ご苦労されているご様子、また根管治療を開始されているとのことを頂いた文章より推察いたします。

根管治療中の歯は、オープンのままのようですね。

抜歯になるではないかとのご不安な様子、インプラント検討中とのお考えも理解できました。

ご質問が書いていないため、返事のみ分かる範囲内で返答させて頂きました。

ご質問については解読できませんでしたので、頂いた内容についてアドバイスをさせて頂きます。

・根管治療はラバーダムとマイクロスコープが必要です

・長い期間のオープンはお勧めしません。当院では1日のみです。

・歯を失った部分へはインプラントおススメです。

こちらの動画をご参照下さい!

またチャンネルの再生リストに「インプラント」の項目がございます!ぜひご参考下さい! 根管治療、頑張って下さいね!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

ファイバーポストとは?ファイバーコアとは?

ファイバーポストを立てるというのはどういうことなのか今度動画で解説して頂けますでしょうか?

根管治療後どのように治すのかについては、こちらのリンクで解説しております!
ファイバーコアにつきましても分かり易く解説しておりますのでぜひご活用下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/26130

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

また動画でも上記の内容、ファイバーコアについて分かり易く解説しております!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

金銭的に大丈夫で有れば、絶対にインプラントにするべきなのでしょうか?

ご相談内容

YouTubeで拝見しております。

ご相談させてください。左下の奥歯三本をプリッジしていたのですが、奥の歯が抜歯せざる負えなくなり抜歯致しました。

今後部分入れ歯かインプラントかで迷っております。

近隣の歯科医で部分入れ歯のバネをかけた歯が4年以内に9割以上が必ず虫歯になる。

入れ歯は顎の骨も溶かされていると言われました。

私としては初めは入れ歯にして、様子を見てそれに応じてインプラントも考えようと思っていましたが、この話を聞くと入れ歯にする事が相当な悪の様に思えて迷っています。

この入れ歯の見解は事実なのでしょうか?

金銭的に大丈夫で有れば、絶対にインプラントにするべきなのでしょうか?

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

大変ご苦労を重ねていらっしゃるご様子、いろいろな治療法があるため迷われることでしょう。

病状に関する詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

『近隣の歯科医で部分入れ歯のバネをかけた歯が4年以内に9割以上が必ず虫歯になる。』

→このような根拠を示す論文、歯科医学に関する聖書を紐解いても、このような結果となる?とする文章は読んだことがありません。

おそらくではございますが、ご担当頂いた先生の実体験によるものではないでしょうか?

その先生が部分入れ歯を入れると、4年以内に9割以上の方が、必ずむし歯になってしまうのでしょう。

私は顎関節症と部分入れ歯、総入れ歯に関して、以前大学病院にて臨床教育研究に携わらせて頂いておりました。

私の臨床実感とはかけ離れた見解です。

もし、その医院で治療して、4年以内に9割が再度むし歯になってしまうようならば、転院をお勧めいたします。

日本全国どの歯科医院でも、そのような患者様を脅すような説明はしないかと感じております。

 

『入れ歯は顎の骨も溶かされていると言われました。』

→これに関しては、その根拠を示す論文がございます。

ピッタリとあっていない入れ歯を装着すると、その相当部分の歯槽骨を少しずつ失う、とくに下あごでは顕著であるするデータを知っております。

インプラント治療をお考えなのであれば、入れ歯を装着することは、当院ではおススメしておりません。

 

『私としては初めは入れ歯にして、様子を見てそれに応じてインプラントも考えようと思っていましたが、この話を聞くと入れ歯にする事が相当な悪の様に思えて迷っています。』

→上記の見解より、インプラントを近い症例にお考えなのであれば、入れ歯はやめましょう。早々にインプラント治療をすることをお勧めいたします。

インプラントを入れるつもりがないならば、入れ歯になれるようにした方が良いでしょう!

 

『この入れ歯の見解は事実なのでしょうか?』

→上記の通りです。実際に拝見させて頂ければ詳細なるお話しが可能でしょう。

 

『金銭的に大丈夫で有れば、絶対にインプラントにするべきなのでしょうか?』

→物事に絶対はない!というのが私の考えです。正しいか否かを決めるのは自分自身ではないかと。

治療する際に、“金銭的な理由”をもって治療法をご決断することはお勧めできません。

今後の長い人生において、美味しい食事をしたいのか否か?どのように治したいのか?をお考え下さい。

その結果として、インプラント。

その結果として、入れ歯。であれば、それがその患者様にとっての「最善の治療法」です。

皆様にそのようにご説明させて頂いております。

 

インプラント治療は高額な治療ではありますが、その価値があるからこそ「高額」なのではないでしょうか!

再度、御自身のご希望にあった治療法をご選択頂ければ幸いです。

 

Youtubeの再生リストの中に「インプラント」がございます。

https://www.youtube.com/c/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%99%A2/playlists

ぜひご活用下さい!

 

同様な状況について、インプラント、ブリッジ、入れ歯などについて解説しております。

こちらもご参照下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/16315

 

当院のインプラントサイトです。こちらもご活用下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/11254

 

回答は以上となります。

 

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

根幹治療(根管) 専門医ではありません

ご相談内容

根幹治療を貴院で行いたいと思っています。

現在、他医院で治療を行っていますが、痛みや歯茎の腫れが良くなりません。

治療期間も、2~3ヵ月かかる見通しで、耐えられません。

そこで、専門医のもとで治療を行いたいと思いご連絡させて頂きました。

ご予約可能な日程をご相談させて頂きたいです。

宜しくお願いします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせありがとうございます。

根管治療の引き続きの治療のご依頼、拝読いたしました。

拝見することは可能です、ご希望の際はぜひご連絡下さい。

ただ、過分なるご評価、「専門医のもとで」とのことで当院へご相談頂けたご様子。

申し訳ございません、私はいわゆる一般的に学会などで認定されている専門医の称号を頂いておりません。

その点につきまして、問題なければご連絡下さい。

しっかりと拝見させて頂きます。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

ここまで削られてしまうと神経を取るしか選択は無いものでしょうか?

ご相談内容

はじめまして。Youtubeをよく拝見させてもらっています!○○県に住んでいます。

歯には気を使っていると思っていますが、現在下7番以前以前の歯医者でしたエステニアクラウンだったのを現在歯医者でジルコニアに変えたところ、頻繁に取れて、emaxに変えれば大丈夫と言われ変えてもらっても結局頻繁に外れて、そこからかなり削られて神経ギリギリのところで2週間ほど痛み鈍痛がなくなりません。

鎮痛剤とか薬は嫌いなのですが仕方なく飲んでいます。

痛みが治まらなければ神経とるといわれましたが健康だった歯をそういう状態になったことが納得できません。

ここまで削られてしまうと神経を取るしか選択は無いものでしょうか?

ここの歯医者さんで全部ジルコニアなどにクラウンを変えているのですが転院も考えています。

やはり遠方ですがいずれ先生のようなところでちゃんと診てもらいたいと考えています。返答いただけたらありがたいです!

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

ご視聴、チャンネル登録、高評価をいつも頂きまして誠にありがとうございます。

詳細なるメール、拝読いたしました。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

まずは、結論から。以下の2つのリンクがその回答となるでしょう!

現在の症状から適切な治療法は何か?病状はどのような状態か?をチェックする表がございます。ぜひこちらをご確認下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

歯の神経を残せるか否かについては、以前に歯科医師の先生に回答した内容が参考になるかもしれません。ぜひご一読、ご活用下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/25546

更にもう一つの結論。

歯科治療は外科治療です。

歯科医師と患者との信頼関係が不可欠といえるでしょう!

これまでの病歴、今感じていること、ご不安なことなどを「建設的に、前向きに」、ご担当頂いている先生と十分なコミュニケーションをとって頂ければと感じております。ぜひ!

回答は以上となります。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

垂直に破折している状態。残せる場合はありますか?

先生の天然歯に対する姿勢を、すぐ削る、抜髄する、抜歯する歯医者に見習って欲しいです。

インプラントは素晴らしい治療ですが、天然歯に勝るものはありませんね。

まだ破折しているわけではありませんが、抜髄している歯があるので質問です。

破折している場合とは垂直に破折している状態でしょうか?

破折していても残せる場合はありますか?

コメントありがとうございます!

回答させて頂きます。
当院で抜歯が必要であり、抜歯が最善の治療法である考える「破折」とは、垂直に、歯根の先端まで折れている状態です。
その「破折」の場合、残せる場合はありません。
当院ではそのように考えております。
理由は、その破折した部位への細菌感染により、経時的に感染拡大による周囲歯槽骨の吸収、つまり歯を支える骨が溶けてなくなってしまうからです。
延命処置として破折した歯を一度抜歯、口腔外で接着剤で固定しさらに戻る治療をされている歯科医院もあるそうです。
当院ではそのような治療法はしておりません、また治療法としての候補としても考えておりません。理由は上記の通りです。
宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

根管治療は1回で終われ!《根管治療の回数と根管充填のタイミング?》

今回は、根管治療は1回で終われ!という話をします。

話を始める前に、今回の動画はこの4部作の最終作となります、ぜひこれらの動画をご覧頂いてから、とくにこの根管治療に関するこの動画をご覧頂くと、これからお話しする内容のご理解がより深まります。ぜひご活用下さい!

 

①根管治療の時、『麻酔』、してますよね?《根管治療に麻酔は必要か?》

②【必見】お口が小さくて、大きなお口が開けられない人!歯科治療で苦労している人、ぜひ!

 

③【絶対にやるな】根管治療中は、お口ゆすぐな!?(ラバーダム?って何?)

 

④【残酷な真実】『肉眼』での歯の治療、ホントに見えてますか?《マイクロスコープ根管治療について》

 

 

・根管治療、いつまでたっても治らない

・何度通っても終わらない

・毎回5分の治療の繰り返し

・1年経った、今でも治らない

・麻酔無しの根管治療、苦痛で辛くて堪らない

・痛みが取れないばかりか、なんだか悪化しているんじゃないか

Youtubeで動画を配信するようになってから、全国の皆様から毎日のように頂くご質問です。このご質問と同じくらい、全国の歯科医師の先生方より頂くご質問があります。

「仁先生、根管充填のタイミングはどのようにして決めていますか?」

この患者様の「いつまで経っても治らない」という訴えと「根管充填のタイミングはいつが良いですか?」という歯科医師の先生からご質問。実はこれ、同じ事を言っているんです。

根管治療はとても難しい治療なんです。

目には見えない細菌感染を、1センチにも満たない歯の内部から取り除く治療、それが根管治療です。

治ったのかどうかは、肉眼でも、マイクロスコープでも分かりません。

だから、歯科医師は悩むんです。細菌の感染、無くなったんだろうか?治ったんだろうか?と。

感染を取り除いた後、削り取った後に、歯の中に、根管の中に樹脂を詰める処置を、根管充填といいます。

つまり根管充填=根管治療の終了ということなんです。

このように悩まれている歯科医師の先生のほとんどが、根管治療を終了するタイミング、つまり根管充填のタイミングを次のように決めていることが多いようです。

「患者さんの痛み、違和感がなくなったら・・・」

全国の歯科医師の先生、ホント皆、優しいんです!

患者様の痛みに寄り添い、地域医療で求められる範囲の中、何とか最後まで解決しようと一生懸命なんです。

「患者さんの痛み、違和感がなくなったら根管充填で治療は終了」でもこれ、本当でしょうか?

残念ながら、その判断基準では、いつまで経っても治らないばかりでなく、悪化しかねません。要注意です。

それはなぜか?何度も何度も、長期間にわたり多数回、根管を開けては閉じて、開けては閉じてを、ラバーダムを装着せずに治療を行うことで、唾液中に存在する細菌の感染の機会を与えかねないからです。

根管治療中にゆすいだり、してませんよね?

ゆすいでいる人、この動画、必ずみて下さいね!

ズルズルと根管治療が長引かないように、今回の動画の題名を「根管治療は1回で終われ!」としましたが、患者様によっては難しい場合もあるでしょう。しかし事実ベースとして、当院では1回で終わる症例、沢山あります。

では、この根管充填のタイミングはいつか、つまり、根管治療の終わりはいつでしょうか?

このチャンネルをご覧頂いている皆さんなら、もうお分かりですよね!

そうです、根管内の細菌感染を取り除いたら、根管治療は終了です!

根管治療は、歯の内部に、つまり根管内に細菌感染がある場合にのみ有効な治療です。

歯の外部、根管外に細菌感染が拡がってしまっている場合は、根管治療では治りません。

治すなら、抜歯、あるいは歯根端切除術が最善の治療法です。

外部なのか、内部なのか、ちゃんと見極めていればいいんです!

分からず、調べずに、診査せずに、診断せずに、いくら根管治療を頑張っても治るわけがありません。

歯の内部の感染を取り切っちゃえば、治療は終わりなんです。それ以上やることはありません。

その際に、患者様に違和感や多少の痛みがあったとしても、時機に治ります。繰り返します、

それ以上やることはないんです。つまり、それが、根管充填のタイミングなんです!

このチャンネルでは念仏のように繰り返し繰り返し唱えています!

感染を取り除くには、ラバーダム、マイクロスコープです。

これをせずして、根管充填のタイミング、いつ根管治療は終わるのか?を議論してもナンセンスです!

正しい根管治療についてはこちらの動画で解説しています!

ぜひご覧下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

根管治療 根管充填 その後の治療について

当院のYoutubeチャンネルに頂いたご質問に回答させて頂きました。

内容は、根管治療、根管充填、その後治療についてのご質問です。

ぜひご活用下さい!

先生こんばんは、いつもありがとう御座います。

根管治療について色々調べてる内に、神経を取る時かなり削られてるため、

虫歯がない場合でもある場合でも削る範囲は同じでしょうか?

最終的に土台にファイバーコアを入れてクラウンを被せるのでしょうか?

先生のチャンネルではMTAを注入されているのでしょうか?

感染根管処置と抜髄は別々の治療でしょうか?

薬を詰めてから実際のクラウンを入れるまでどのぐらい時間を空けるのでしょうか?

他院で抜髄をした場合でも治療回数は3回かかるのでしょうか?

引き続きどうぞ宜しくお願いします。

チャンネル登録、高評価を頂きまして誠にございます!

また、コメントありがとうございます!

回答させて頂きます!

ひとつひとつ回答させて頂きます。

『神経を取る時かなり削られてるため、虫歯がない場合でもある場合でも削る範囲は同じでしょうか?』

→まずご質問に回答する前に、ご質問文に頂いた「削られた」「むし歯が無い場合でも」この点について前提を揃えていきましょう!

当院では、また全国の歯科医院では、「むし歯を削り、それ以外の健康な部分は削らない」これを大原則として治療に臨まれていることでしょう!

この点について、詳細分かり易く以下のリンクで解説しております。

まずはこのリンクをご覧頂いた上で、その後の回答をお読みください。ご理解が深まるだけでなく、誤解なく適切に回答がご理解頂けるかと思います。

https://miyazaki-dentalclinic.com/26803

結論は、むし歯がある場合、無い場合、当然削る範囲は異なります!

『最終的に土台にファイバーコアを入れてクラウンを被せるのでしょうか?』

→前述の通り、むし歯の範囲によって、その後の治療法は異なります。

同様のご質問を大変多くいただいております、そのため、この点について、分かり易くまとめております。ぜひリンクをご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/26130

『先生のチャンネルではMTAを注入されているのでしょうか?』

→このご質問は、根管充填の際、根管充填剤としてMTAを注入する?というご質問でよろしいでしょうか?

当院の根管充填実際の様子を以下のリンクで動画で分かり易く解説しています。

ぜひご参考下さい、ご質問に対する回答となるばかりでなく、ご理解が深まるかと思います。

https://miyazaki-dentalclinic.com/25792

上記のリンクをご覧頂いた上で、以下にご説明します。

根管充填に使用する材質はガッタパーチャ樹脂が従来の方法です。当院ではMTA配合の薬剤と共に充填してます。

しかし最新の根管治療では、MTA単味で根管充填する方法や様々な方法があります。

どの術式をどの症例に応用するかは、その先生の根管治療に対する習熟度によるかと思います。

『感染根管処置と抜髄は別々の治療でしょうか?』

→感染根管処置と抜髄は、根管治療のことをいいます。

日本の保険診療システムの病名として使用されている言葉です。

抜髄とは、はじめての根管治療をいいます。

感染根管処置は、2回目以降の根管治療、あるいは一度根管治療を終わっているものの、痛みが治まらず再度根管治療を行う際の処置を云います。

いずれも「保険適用診療における保険用語」です。

根管治療の病状を適切に表現した言葉ではない、と現在では考えられている古い言葉であると当院は考えております。

『薬を詰めてから実際のクラウンを入れるまでどのぐらい時間を空けるのでしょうか?』

→薬を詰めるというのは根管充填のことでよろしいでしょうか?

当院では特段様子を見る時間を設ける事はありません。

①根管充填後、

②次回コア形成(土台のための型どり)

③土台と仮歯をセット

④型どり

⑤クラウンやアンレーをセットして終了です

『他院で抜髄をした場合でも治療回数は3回かかるのでしょうか?』

→他院で抜髄治療をした後は、途中から継続する場合は、根管内を清掃します。

症例にもよりますが、根管治療から根管充填まで2~3回でしょう。

その後は、上記に準じます。

他院で抜髄し、根管充填まで終了している場合、適切な根管治療が為されている場合は上記に準じます。適切ではないと判断した場合は、再根管治療を行います。

適切な根管治療か否かは、この動画をご覧下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル