日別アーカイブ: 2019年7月17日

やり直しのないむし歯治療 神経を残すマイクロスコープ精密治療

① ガムを食べたら外れた
② 銀歯を白い歯に!
③ 歯が欠けた
④ 詰めたところが少ししみる

①~④のような状況や希望で、やり直しの治療をされる患者様が多数いらっしゃいます。また、①~④はすべて以前に何らかの治療をされています。

① ガムで外れる原因は3つ。
1) もともとむし歯が内在していた
2) 歯が擦り減り、つめものと歯との間に隙間ができて接着材が溶出した
3) もともと詰め物の適合性が良くなかった

② 銀歯を白い歯に。
これには審美性の希望があるのでしょう。

③ 歯が欠けた。この原因は①と同様です。

④ 詰めたところがしみる。
1) 歯ぎしりやくいしばり
2) むし歯が残っている

①~④の理由でやり直しの治療を行いますが、その後に痛みが生じ、当院を受診・相談される患者様が大変多くいらっしゃいます。

なぜでしょうか?

そのような状況にならないように、上動画を製作いたしました。ぜひご覧ください。

歯は3層構造①~④は、「象牙質にいたるまで歯を削っててある状態」であることがほとんどです。

歯は3層構造です。
1層目の白い部分がエナメル質。
2層目が黄色象牙質。
3層目に歯の神経があります。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

歯の表面に細菌が感染し、歯を溶かしながら、中へ中へと感染を拡げていく疾患です。

2層目の象牙質は、細い管状の構造(細管構造の集まり)です。その細管は、外部から内部へと通じ、その先は「歯の神経」に達します。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要上図をご参照ください。細菌の大きさは、象牙質の細管の直径より小さく、容易に感染できる状態です。

そのため、象牙質に至るむし歯治療の際、患歯への唾液の侵入・接触を予防する必要があります。それがラバーダムです。

前述した①~4の状況で、患者様には全く痛みはありません。
しかし、象牙質に至る治療であることから、その再治療には徹底して臨むことが望まれます。

当院には多くの患者様が「神経を残したい」とのご希望で来院されます。
その多くが以下のような前段階があります。

・ 痛みはなかったけれど、レントゲンでむし歯があるって説明されたので治療したら痛みがでてきた。。。
・ 銀歯をセラミックに変えたらしみるようになり、だんだん痛くなってきた。かみあわせを調整したけれど痛みは治まらない。。。

そのほぼすべてで、2つの条件下で治療されています。
① ラバーダムを使用しない覆髄法
② 肉眼での治療

①の覆髄法とは、むし歯が神経近くまで進行している際、歯の神経を保護するために行う治療法です。この治療は、湿潤状態・唾液が侵入する状況下では上手くいきません。ラバーダムが必要です。

② 肉眼ではむし歯の判定は困難です。本動画をご覧いただければよく分かるでしょう。拡大鏡ルーペ(8倍以上)あるいはマイクロスコープが必要です。

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当院では、マイクロスコープとラバーダムを活用し、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し日々精進しています。

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