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インレー装着後 痛いといったら根管治療になった…

マイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者本動画は、他院でセラミックインレーを装着後、痛みが治まらず、そのまま根管治療となったことに不安を感じ、当院を相談受診された患者様のマイクロスコープ再根管治療についてです。

動画はその治療の様子です。

当院の根管治療について知っていただくことが可能です。当院を受診される前に、ぜひご覧ください。

初診時 セラミックインレー装着するも痛みがあり、根管治療となった症例について

写真は初診時の状態です。噛むと痛いと説明すると、神経の治療が必要ですと説明され、歯の真ん中に穴をあけ、根管治療となりました。患者様はその医院にてセラミックインレーを装着し、その医院でそのまま根管治療となったため。ご不安になり当院を受診されました。

拝見すると、セラミックインレーは非常に高く、強く接触していました。セラミックインレー装着当初より高かったため、担当医に訴えると、慣れるでしょうトの説明があり、患者様も我慢されていましたが、治まらなかったようです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です

根管治療は、むし歯治療です。むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
このたびの痛みがが、根管治療で治まるならば、それは「細菌感染がある」ということになります。つまりむし歯が残っていたことになります。

患者様の感じていた痛みは、絶えがたい痛みではなく、噛めるけど痛い・・・程度のものだったそうです。

根管治療根っこの治療 神経の治療 どんな治療?何をしているの?詳しく知りたい 動画で説明 むし歯の取り残しはしないでしょう・・・そうすると、痛みの原因はかみあわせでは?と疑問が残らざる得ません。

いまとなっては分かりませんが、歯科治療では、むし歯・歯周病・かみあわせ。この3つすべてに配慮した治療が求められます。


マイクロスコープ&ラバーダム

保険と保険外(自費)の根管治療の違いについて わかりやすく説明当院では1回1時間で計1~3回の根管治療で終了します。

複数回・長期間にわたる「ラバーダムを装着しない」根管治療は、唾液感染の機会を与えかねません。

本症例は2回の根管治療で終了の予定です。

適切な治療コンセプトのもと、適切な道具・環境と整えて治療に臨めば、根管治療は怖くありません。治療後も永く歯は残ります。

マイクロスコープを活用した歯科治療で、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指す。当院の目標です。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

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歯の神経を残すにはどうすればいいか?

本動画は、マイクロスコープを活用した神経を残す治療「部分断髄法」についてです。ぜひご参考ください。

他院での神経を残す治療後より「ジーンとした」痛みが残り、当院を相談・受診された患者さまの症例です。


レントゲン診査では、神経(=歯髄)に達する深いむし歯に対して覆髄材(神経を保護する薬)が使用されていることが推察されます。

レントゲンで見ると、根管治療をしている跡がないため、「歯の神経はまだ大丈夫!」と判断する患者さまや歯科医がいます。

深いむし歯の場合、レントゲンでは問題ないようにみえても、病理組織切片でみるとすでに神経(歯髄)にまで感染している

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症ですロサンゼルスご開業の根管治療専門医 清水先生のご講演からの引用です。ドクターリクッチの病理切片とレントゲン画像となります。

上レントゲン画像では、むし歯は歯の神経(歯髄)にまで至っていないように見えますが、実際に病理切片ととり検査すると、むし歯の細菌感染は神経に至り、歯髄炎を起こしていることが分かります。

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTAそのため、当院では神経を残せるか否か?根管治療が必要か否か?は、術前の問診で得た現在の病状や症状から推断しつつ、実際に歯の神経をマイクロスコープで診ることで最終診断をしています。

MTA神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA本症例は、一部感染歯髄を取り除き、その部位にMTAを貼薬する「部分断髄法」を行いました。
経過は良好です。

当院では、マイクロスコープを活用した精密歯科治療を行うことで、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでいます。

マイクロスコープ&ラバーダム

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神経を残す治療の後、ズキズキ痛む

深いむし歯 神経に達している 神経を残す治療後のレントゲン写真 他院

他院にてマイクロスコープとラバーダムを使用して「神経を残す治療」を受けた患者様。

治療後よりズキズキとする痛みが続き、心配となり当院を受診・ご相談で来院されました。

上動画は、その治療の様子です。ぜひご覧ください。

しかし、ラバーダムにマイクロスコープを使用して治療したにも関わらず、なぜ痛みがあるのでしょうか??

当院でも同様にラバーダムを装着し、治療に臨みました。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。術前に歯面を洗浄消毒し、無菌的環境を徹底した上で治療に臨みます。

ラバーダム 根管治療神経を残す治療には必要 歯面の消毒について

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA前医の詰めたセメント(覆髄材?)は神経に達しており、そのセメントを外すと、神経(=歯髄)には血流が認められませんでした。

つまり、むし歯菌(細菌)の感染により、すでに神経は死んでいる状態でした。

前医は、ラバーダムを装着し、適切にむし歯を(細菌感染を)取り除いていますが、その神経は感染により死んでしまっていました。なぜでしょうか?

神経を残せる否か?その判定基準はなにか?マイクロスコープで診る 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTAラバーダムを装着して治療に臨んでいることから、治療中の感染はありません。

また、むし歯の取り残しもなく、当院には治療後すぐに来院されているため、治療後の感染も考えづらい。

つまり、「治療前」の段階で神経はすでに死んでいたことが推察されます。

ラバーダムをして治療中の感染を予防しつつ、適切にマイクロスコープでむし歯は取り除いたのですが、マイクロスコープでの「神経(=歯髄)の生死判定」あるいは「診査」が適切に為されなかったのが、今回の痛みの原因と推察されます。

当院では、神経を残せるか否かを診断する際、問診で推断した上で、実際に「歯髄」をマイクロスコープで観察することで、その状態がいかなる状態なのか?(不可逆性の歯髄炎なのか?歯髄壊死なのか?」を診断し、根管治療の必要性の有無を決断します

根管治療や歯の神経を残す治療(直接覆髄法・間接覆髄法、断髄法など)には、マイクロスコープやラバーダムは必要な治療環境ではありますが、必要十分な環境ではありません。そこに、適切な診査・診断基準がなければ、マイクロスコープで見えていても、それは見えていないに等しいといえるでしょう。

正しいコンセプトとは?適切な治療環境とは?

マイクロスコープ&ラバーダム

わかりやすく説明 歯医者

 

 

 

歯の神経を残す 抜かない治療《MTA直接覆髄法》

本症例は、違和感と冷水痛(冷たいものがしみる)を主訴に来院された上顎大臼歯の深いむし歯に対して、神経をとらないで残す治療を施した1症例の治療の様子です。

・レントゲンで深いむし歯があるから根管治療が必要
・レントゲンで見ると、神経にむし歯が接している、近いから根管治療
・むし歯を取ると、神経に達してしまう(=露髄)から、根管治療が必要

こんな診断を受けて、なんとか神経を残せないものか?と当院を受診される患者様が多数いらっしゃいます。本症例もその一症例と言えるでしょう。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
細菌の存在・感染がむし歯の原因ということです。

つまり、『細菌の感染と取りきれば治り、感染を残せば治らない』ということになります。

よって、むし歯治療を成功に導くには3つの大きなポイントがあります。
① むし歯を取り去ること。取り残さないこと。
② 治療中に感染させないこと。
③ 治療後に感染させないこと。

目には見えない感染症であるむし歯。
適切な治療のコンセプト(診査法、診断法、治療法)に基づき、むし歯を取り去る必要があります。

①、つまり「マイクロスコープ」です。
むし歯を取り残さないことはもちろんですが、歯の神経の生死・状態の精査にもマイクロスコープは有用です。残せる神経なのか否か?の診査診断には、マイクロスコープがなくては成り立ちません。

 

②、ラバーダムです。
治療中に唾液が処置歯の内部に混入。接触することは、治療を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えます。口内に手術室をつくり、無菌的環境の中でむし歯を取り去ることのできる「ラバーダム」は絶対に必要な治療環境といえるでしょう。

 

③は「精度の高い補綴治療」です
補綴とは、インレーやクラウンなどの人工物で削った歯を補うことをいいます。
クラウンやインレーと歯との間に隙間があると、その隙間に細菌が「再感染」し、むし歯を引き起こします。むし歯の再発です。

当院では、マイクロスコープとラバーダムを活用し、神経を残す治療を行います。残念ながら、神経が壊死している場合や炎症が治まらない症例では、根管治療が必要です。また、その後に続く補綴治療においても、マイクロスコープで精密な治療を施し、二度とむし歯にならないように努めています。

一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療。当院の目標です。

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根管治療のやり直し 原因は?マイクロスコープ

本動画は、根管治療した歯の歯ぐきが腫れて当院を受診された患者様の再根管治療の様子です。根管治療の回数は1回1時間。2回で終了の予定です。

根管治療に限らず、むし歯治療の目的は、「細菌の感染の除去」です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

マイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その感染を取り除くことが我々歯科医師の担う治療ですが、その治療の際中に、患歯(=処置歯)の内部に唾液が混入すると、その治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

そのため、深いむし歯治療や根管治療では、その唾液侵入を予防する術がとても大切となります。それがラバーダムです。

上顎第一小臼歯 2根管 根管の見落とし本症例である上顎第一小臼歯の根管数、根管形態は複雑です。

本症例の歯ぐきの腫れの原因は、2つある根管のうちの1つが未治療であり、そこに感染が残っていたことでした。

 

上顎第一小臼歯 2根管 18%が2根管で1根尖

動画より引用した画像です。本症例は左から2番目の2根管で、歯根の先端では1つとなる根管形態でした。全体の18%で出現する根管形態です。本症例ではそのうちの一つをの根管治療が為されていませんでいた。肉眼ではみえなかったのでしょう。その部位と、2つの根管の癒合部に感染が残ったことが「歯肉の腫れ」の原因です。

上顎第一小臼歯 2根管 18%が2根管で1根尖 イスムスを超音波チップで除去
根管治療 水酸カルシウム ホルムアルデヒド製剤 ペリオドンは使用しない当院では、根管治療中の唾液の混入をラバーダムで予防しつつ、マイクロスコープを活用して、癒合部と未根管治療部位を適切に清掃消毒しつつ、治療済みであった根管治療部位も再度根管治療しなおしました。

治療後は、水酸カルシウムを貼薬します。ペリオドンやパラホルムアルデヒド製剤は使用しません。治癒を阻害します

UCLA正式プログラム 認定 根管治療 修了証当院では、根管治療を1~3回で終了します。

毎回、無痛麻酔です。麻酔をしないで治療することなど絶対にありません。
根管治療は、「感染が取り除かれれば治ります」。

つまり、「感染が残っていれば治らない」ということです。

適切な治療コンセプトのもと、適切な治療環境と道具を揃えて根管治療に臨めば、短期間、少ない回数で根管治療は終了です。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 
マイクロスコープ&ラバーダム

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

 

 

 

深いむし歯にメタルインレー 激痛で歯ぐきが腫れる 根管治療症例

マイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者本動画は、歯ぐきが腫れてズキズキとした強い痛みがあり、当院を受診された患者様の急患対応時のマイクロスコープ根管治療の様子です。

他院にて深いむし歯治療後に銀歯(メタルインレー)を装着された患者様。

治療後より痛みがあり、次第に痛みは大きくなったため、担当医に相談するとしばらく様子をみましょうとのこと。そのまま様子をみていると、痛みはさらに強くなり、歯ぐきが腫れてきたため、心配になり当院を受診されました。

術前のレントゲン所見です。むし歯を取り除き、”セメント”で覆髄(むし歯が神経に近い場合、神経を保護すること)をしていることが読み取れます。

神経残す抜かない治療 動画で説明むし歯が深く、神経に近い症例の場合、当院では神経を残す治療を行います。

その際、ラバーダムを装着し、「唾液が患部に入り込まないようにする」配慮がとても大切になります。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。治療中の唾液の混入は、再感染の機会を与えかねないため、ラバーダムが必要となるのです。

残念ではありますが、このインレー(銀歯)を製作する際、そのような配慮は為されていなかったとのことでした。元は痛みが無かった歯であれば、おそらくその際に感染したと推察されます。

内部に感染した細菌を適切な方法で「除菌」すれば、治ります。
どうすれば治るか?

根管治療のポイントは2つです。

① むし歯(細菌の感染)を取り残すことな取り去ること。
② 治療中に感染させないこと。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

には、マイクロスコープが必要です。本症例のような複雑な根管を持つ大臼歯では猶更でしょう。
には、ラバーダムです。唾液のの中にある細菌の感染症であることを考えれば明らかです。治療中に唾液が入りやすい環境下では治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

根管治療に限らず、むし歯治療では、徹底した「無菌的配慮」が為されるべきでしょう。
一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々精進です。

むし歯 細菌の感染症 神経を残す治療 根管治療

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者

 

 

根管治療の回数 治療が必要な不可逆性歯髄炎について

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要上の前歯がジーンと痛み当院を受診された患者様の症例です。
本動画は、不可逆性歯髄炎の症例を根管治療している様子です。

むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
感染が歯の内部深くに侵攻することで、神経(=歯髄)は炎症を起こします(=歯髄炎といいます)。その炎症が、一部であれば、感染部位を取り除くことで、神経の炎症は治まり(=歯髄炎は治まり)、神経を残すことが可能です。
これを、「覆髄法」といったり、「断髄法」といいます。

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置についてしかし、感染の程度が深く大きい場合、覆髄や断髄で感染部位を取り除いても、炎症は治まりません。これを「不可逆性歯髄炎」といいます。このような症例では根管治療が必要となります。

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA「不可逆性の歯髄炎か否か?」「根管治療が必要か否か?」「チェック法?」

根管治療が本当に必要かどうかを「症状」からチェックする方法があります。

右リンクをクリック、ご参考ください。

ラバーダム 根管治療神経を残す治療 大切必要

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。その細菌感染を取り除くことが治療の目的となります。そのため、根管治療や神経を残す治療などの「深いむし歯治療」では、ラバーダムの装着が絶対に必要です。

ラバーダムは口内に手術室を作ることと同じです。
開腹手術を野原で行う人はいません。同様に、唾液が入りやすい「ラバーダムなし」の状態で治療することは、開腹手術を野原でするのと同じことなのです。

当院では、ラバーダムを装着して治療に臨みます。
マイクロスコープを活用した根管治療で、当院の目標である「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」を目指し日々の臨床に取り組んでいます。

正しいコンセプトとは?適切な治療環境とは?

マイクロスコープ&ラバーダム

 

 

歯の神経 抜かない方法 マイクロスコープMTA間接覆髄法

本動画は、メタルインレーが外れて当院を受診された患者様の「神経を取らずに(抜かずに)残す治療」についてです。

その治療方法は、マイクロスコープとラバーダムを活用したMTA間接覆髄法です。

治療前に痛みは無く、何度も治療を繰り返した跡が認められる上顎の小臼歯。
装着されていたメタルインレーが外れて当院を受診されました。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 メタルインレーの下にはコンポジットレジンで覆髄された跡があり、深いむし歯が疑われました。
患者様にその様子をマイクロスコープでご説明し、ラバーダムを装着上、治療に臨むこととなりました。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法むし歯は神経(=歯髄)に近接しており、露髄はしなかったものの、ほぼ接する状況にまでなっていました。マイクロスコープにより「むし歯を徹底して削り取り、健全な部分を徹底して残す」つまりは「できるだけ削らない治療」を行い、神経を残すこととしました。

神経周囲には、MTAを貼薬し、神経を保護する覆髄材として使用しました。

当院では多くの症例で、ラバーダムを装着し、マイクロスコープを用いてむし歯を除去し、MTAで覆髄する「神経を残す治療」を行い、良好な結果が得られています。

当院では、マイクロスコープを2機常設し、そのマイクロスコープを活用することで、可能な限り削らない治療を実践するとともに、「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」を目標に日々の臨床に取り組んでいます。

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ジーンとする痛み 顎 かみあわせ?《メール相談》

かみあわせ?むし歯?

痛みの原因が分からず、当院にご質問・ご相談いただいた患者様からのメールとそれに対する当院の回答です。

本患者様からは詳細なるメールを頂いたのですが、実際に診せていただかないと分からない部分が多く。はっきりした回答をして差し上げることができていないことが残念です。

当院にご質問にいただくと同時に、一度ご来院いただけると、明確な当院の回答をさせて頂けるでしょう。

以下にご相談内容と回答を供覧させていただきます。


ご相談内容

食事後に歯(歯茎?)に痛みを感じることがあるのですが、原因が特定できず、相談させていただきたいです。以下に状況を記載させていただきます。

【症状】

  ①食事後、上下左右3番を中心に口全体に痛みが出ることがある。痛みはジーンとするような鈍痛?で、痛み止めが効きません。
  ②咬筋や顎まわりの筋肉に疲れを感じることがある。
  ③こめかみに指を当てて口を開いた際に、左右で動くタイミングが異なる。(右が先に動く。)
  ④睡眠時に歯ぎしりや食いしばりをしており、1ヶ月ほど前からナイトガードをはめて寝ている。

【経緯】

1,2ヶ月ほど前に歯科医院Aにて虫歯治療、歯ぎしり用のナイトガードを作成していただきました。治療完了1週間後に右上下4番辺りの歯に痛みを感じて再度通院し、早期接触とのことで少し削ってもらいました。その翌日、上記①のような感覚があり、歯科医院Bで受診し、レントゲン等で検査していただいたのですが、原因不明でした。歯科医院Bでは、上下左右3番に強い接触があるが、これが原因でなかった場合を考えると今削るのはもったいないとの診断で、今に至ります。特に気にしているのは①で、食事をするのが億劫でストレスです。。。歯並びが悪い自覚はあり、矯正治療をする必要があるとは思っているのですが、金銭的な問題もありすぐには始められない状況です。わがままであるとは思っているのですが、顎の治療や多少の噛み合わせの調整で症状が改善するものなのでしょうか?お手数ですが、ご教示いただければ幸いです。以上、よろしくお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。詳細なるご連絡をありがとうございます。拝読いたしました。

大変お困りのご様子と推察致します。実際に拝見しておりませんため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解ご了承頂いた上でご一読くださいます様お願い致します。

回答させていただきます。

口内の痛みの原因は、腫瘍を除いて、3つ。むし歯、歯周病、かみあわせ によるものです。

これらの痛みが上記3つのうちの一つ、「歯周病」から起因することは、いつくかの歯科医院に受診され、担当医の先生からのご指摘がないところを鑑みると、歯周病の可能性は少ないでしょう。残るは2つ。むし歯かかみあわせか?ということになります。

前医にてナイトガードをご製作されている既往や、ご自身で歯並びを気にされているところより、「かみあわせ」に問題があることは推察されます。

かみあわせや歯ぎしり、くいしばりを予防・補正するために装着するマウスピースはいくつかの種類があります。

当院では、その症例に合わせて、いくつかのマウスピース(スプリント)を使分け、様々な症例に対応するようにしております。

様々な種類のマウスピースの解説

マウスピースについてはこちらのリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

かみあわせチェックポイントまた、現在のかみあわせ(上下の接触の状態)をチェックする方法がございます。
こちらのリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11517

「かみあわせ」とは、上下の歯の接触や歯並びだけの問題ではありません。お時間ございます時は、こちらをご参照ください。これから受ける治療の一助になるかもしれません。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11554

②は推測の域を出ませんが、「くいしばり」によるものでしょう現在使用中のナイトガードで少しでも改善しているのであればいいのですが、もし、少しでも悪化傾向にあるのであれば、違い種類のナイトガードを再製作することをおすすめいたします。かみあわせや上下顎骨の3次元的位置関係、何を治すのか?によって、マウスピースは異なります。

③も同様にかみあわせに起因するものでしょう。所謂顎関節症の症状の一つです。右が先に動くとのご自覚より、顎関節の動きが制限されていることが分かります。もし、お口を開くときに、強い痛みが生じるような時は、無理せずにご来院ください。

また、かみあわせの調整と称しての「歯を少し削る」という行為は、当院では可能な限り行わないようにしております。削る際は、徹底した診査の上で、診断が下された上で行うようにしております。

①の痛みにつきましては、
・むし歯の進行による痛み (むし歯が深い部位があり、神経に炎症が起きている)
⇒こちらの症状をご参照ください。該当する症状はありますか?
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

・かみあわせによる違和感 ←適正なマウスピースを使用していれば、改善されるはず。

この2つの鑑別が、頂いた内容からでは推測致しかねます。1つの原因ではなく、2つ以上の原因による場合もあるため、精査が必要でしょう。

頂いたメールから推測できる回答は以上です。このメールが少しでもお力になれていれば幸いです。

当院受付には申し伝えておきます。ご希望があれば当院までお越しください。お力になれるでしょう。宮崎

《初診の流れ》
当院にお越しの患者様は必ずご一読くださいます様お願い致します。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

メールでご相談、セカンドオピニオン お気軽にご相談下さい

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むし歯が深い 露髄 神経を残す治療 マイクロスコープ

術前 深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法他院にて根管治療が必要と診断された患者様のむし歯治療。患歯にラバーダムを装着し、マイクロスコープでむし歯を取り去り、露髄しました。

露髄とは、「むし歯が神経(=歯髄)に達し、神経が露出すること」をいいます。
露髄=根管治療と診断する歯科医師も多いでしょう。当院では、神経が生きていて、感染が取りきれれば、神経を残すようにしています。

深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法 齲蝕検知液を使用してむし歯を染色本動画は、マイクロスコープを活用したMTA部分断髄法」の治療の様子です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、治療中に唾液が患歯に接触・混入するのは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

そのため、当院では深いむし歯治療や根管治療では、必ずラバーダムを装着して治療に臨んでいます。言うならば、口内に「無菌的な手術室」を作り上げることといっても過言ではないでしょう。神経を残す治療で、一番大切なことだと思っております。

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置について

深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法 エンドセムMTA

神経残す抜かない治療 動画で説明むし歯を取りきった後は、露髄部を薬液で洗浄消毒し、エンドセムMTAを貼薬します。生体親和性の高いMTAには抗菌作用が期待できるため、もし、目の見えない細菌感染が残っていたとしても、それを除菌・抗菌してくれる効果が期待できます。当院では多数症例にこのMTAを貼薬し、多くの良好な結果が得られています。

私は、15年以上「肉眼」での治療はしたことがありません。
またこの5年は、最低でも肉眼の5倍拡大率のルーペを使用し、神経を残す治療根管治療では、必ずマイクロスコープを使用して治療に臨みます。

当院では、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでいます。


根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座