日別アーカイブ: 2021年6月7日

上の6番が抜歯になってしまったら、先生はブリッジ、入れ歯、インプラント?

根管治療した歯が30年頑張ってくれてありがたかったという、先生の考え方好きです。

先生が抜いた歯の治療は何を選択されましたか?

また上の6番が抜歯になってしまったら、先生はブリッジ、入れ歯、インプラント何を選択されますか?

6番抜けて、2年たち部分入れ歯生活ですが違和感なれずです泣

コメントありがとうございます!

左下7番は何もしていません!
その奥に親知らずもありません。
この時点で、ブリッジの選択肢はありませんので、インプラントか入れ歯でしょう。

入れ歯は専門でしたが、できれば入れたくないし、入れる必要もないと感じています(笑)
違和感、強いですよね。

インプラントの選択肢もありますが、骨が少なく、無理してインプラントする必要性も感じていません。

たしかに、放置することで、歯並びが変化したり、反対側の歯が出てきたりという不具合が生じる方もいらっしゃいますが、

それは、そういう症例なのです。

私の場合は、そうはなりません。抜いたからといって歯並びは変わりません、なので、このまま放置しています。
何も不具合は生じていません(笑)

ご質問頂いた、上の6番が無い状態、おそらく、その後ろの7番はあるのでしょう。

このような場合は色々なことを診査しなくてはいけません。

① 両隣の歯が健全である、そしてインプラントを埋入する位置に十分な骨がある。
この場合は迷わずインプラントです。

②骨がなく、両隣の歯がクラウンなど「処置済みの歯」である。迷わずブリッジです。

③両隣の歯が処置済みで、なおかつ「神経が無い歯」である。そして骨がある。
これは迷わずインプラントです。

④ ③の場合で、インプラントに躊躇されている。迷わずブリッジですが、負担のかからないようにしたい。

⑤ いずれインプラントしたいけど、とお考えの方が、時々「とりあえず入れ歯」をご選択されるケースがあります。
それは、やめて頂きたい。入れ歯を装着すると、骨が少しずつ無くなる、とする論文がある。
なので、インプラントを考えならば、入れ歯は入れないで欲しい。

上記のことに加えて、反対側の治療の状況、歯周病の状況なども考慮する必要があります。

頂いたご質問に回答するならば、第一選択はインプラントですが、骨がないならブリッジです。
入れ歯はあまり入れなくないと感じています。

実際に拝見していないため何とも申し上げづらいのが現状ではありますが、この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!