日別アーカイブ: 2021年6月21日

親知らず、なぜ抜歯?

宮崎先生おはようございます。 いつもためになる動画投稿ありがとうございます。

MTAと別の質問になってしまうのですが、先日歯医者で歯茎の検査と共に虫歯の有無を確認したところ少し出ている親知らずが虫歯になっていて抜歯した方がいいと言われました。

親知らずの虫歯は治療より抜歯が最善の治療法なのでしょうか?

おはようございます!

現状を把握できていないため、適切な回答ではないことをご理解頂いた上でご参考程度にご一読頂ければ幸いです。

歯は、「かむこと」「見た目を良くすること」つまり「機能(咀嚼、発音、嚥下)」と「審美性」を維持するためにあります。

つまりは、これを損なうものは、歯としては要らないという事になるでしょう。

親知らずが上記機能のために働いているのであれば、抜歯する必要はありません。

しかし上記機能を損なっているのであれば、たとえば

①磨けないことにより、むし歯となり、痛みがある
②かみあわせに関与していない(横に生えているなど)
③噛んでもいないし、見た目にも関与していない
④隣の歯をむし歯にしてしまっている
⑤器具が届かず治療ができない

こんな状況の親知らずであれば抜歯でしょう!