日別アーカイブ: 2021年11月25日

【抜歯の恐怖】同じ歯が2度折れる?新たな挑戦とは?#インプラント#歯医者

【タイムスケジュール】

00:00 同じ歯が2度折れるが、ブリッジでチャレンジ?
03:01 インプラント手術 術前の様子
03:06 サージカルガイド試適
03:33 歯肉を切開
03:58 歯肉を剥離
05:12 残根を抜歯
05:41 抜歯した部位を搔爬
06:08 サージカルガイドでインプラント手術部位を確認
06:35 インプラントを設置する部位に小さな穴を開ける
07:45 ドリリング 徐々に骨の穴を大きくする
09:46 2本のインプラントを埋入設置開始
10:22 トルクレンチで埋入設置
10:48 封鎖キャップ設置
10:59 1本インプラント埋入設置終了
11:03 下顎の6番に抜歯後すぐにインプラントを埋入する
11:43 メンテナンス中の患者様の状況報告を受ける
11:54 忘れっぽいことを歳のせいにする「仁先生」
12:28 2本のインプラント埋入設置を終了
12:40 手術を終了してのご感想
13:04 縫合終了
13:28 動画最後のご挨拶

大切にしていた歯が2回も折れました

1回目は7年前、折れてる歯の根っこ半分だけを抜歯して

再度ブリッジでチャレンジ

これで支え切れるとは私も患者さまも思ってはいなかったものの、

これにはチャレンジする理由がありました

歯でご苦労を重ねている患者さま、定期チェックを欠かさずメンテナンス

でも仕事が忙しく、当院がオフィスが遠くなり

通院が途絶えてから2年後に

近くの歯科医院で抜歯・入れ歯を宣告されて、ひさしぶりに受診してくれました

見ればその歯は真っ二つ

『先生、何とかなりませんか』

困った時に私を選んできてくださった。

これは涙が出るほど嬉しいこと

何とかして差し上げたい

お仕事、費用などの負担を少なく、自分自身の歯を残すことを大切に

半分残った歯の根っこを使ってのブリッジ治療で再度チャレンジすることになりました

負け戦とは分かっているものの

人生で、少しでも長く自分自身の歯を大切にすること

これがこのチャレンジの理由です

それから約6年が経過

最初から、分かってはいたものの、それでも6年頑張ってから、歯は折れました。

貴重な6年、かけがえのない6年、自分の歯で噛めました

大切な自分自身の分身、6年も頑張ってくれた

これ以上の負担をかけていけません

噛む力が強いから折れた

これは私も患者さまも痛いほど分かったこと

この原因に対抗できる方法を選び決断する

今回は妥協は要らない、逃げも要らない、勇気ある一歩が問われる時

新たなチャレンジには、恐怖が必ず付きまとう

初心者ですが私は登山をします

3000メートルを超える登山では、気候変動にルート決め。

その準備と登頂に要する体力は、計り知れないほどに面倒で、辛く感じるものでしょう。

だから人は登る前に諦める。

そんなことしなくてもいいやと

「やらない理由」を考える

現状維持、つまり一歩も前に進まない

でもそれでは明るい未来は得られない

勇気ある一歩を踏み出すことで、登頂した時の達成感と得られるその絶景に、

何で今までやらなかったのだろうと過去の臆病な自分に反省するんです。

大いなる成功には、ほんの少しの、ホントちょこっとの勇気が大切。

厚生労働省の調べでは「40歳を超えて、全て自分の歯」という人は2人に1人。

50歳を超えると6割を超える人が歯を失っている

そう考えると普通のことですよね(笑)

抜歯上等、チャレンジしましょう!

一瞬の恐怖に打ち勝って、行動を起こす勇気が大切。

怖いのは行動を開始する一瞬だけ。

行動のさなかで恐怖は消えるんです

今回の動画は、患者様と私の新たなチャレンジの様子

2本のインプラント手術、1つは抜歯即時インプラント手術です。

15分の動画

ぜひご覧下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

むし歯 手遅れ?

コメ欄で言うことではないかもしれませんが失礼します。 私は中学一年生で、何故か昔から歯磨きに苦手意識を持っていて歯を磨くのなんて数年に1、2回程度です。

でもお菓子が大好きでいつも食べているのに歯磨きしないせいかとても歯がボロボロで冷たいものを飲むと言葉にできないほどの痛みに襲われます。

今も左側の奥歯ら辺の歯茎が腫れていてここ数日はアイスノンとかで冷やして痛みを和らげていたのですが今は寝れないほど痛くて、夕方は歯の奥?がズキズキジンジンしていました。

何度か歯医者に連れていってもらったことがあるのですが私自身治したいという気持ちはあるものの恐怖心が勝り何故かいつもいつも途中で行かなくなってしまいます。

母親にも「ちゃんと歯磨かなよ!」って言われるけど「後でやるから〜」と生返事して夜遅くに寝る生活です。先程言った左側の奥歯も半分が削れ?てて表面に黒いものがちらほら見えます

。上と下の歯がかち合うととても痛くてもう死ぬかもしれない、ってくらいの痛さで、鼻で呼吸したり、鼻が詰まりやすく口で呼吸したりしてても自分の息が当たるだけですごく痛く、冷やして痛みを和らげるのももう無理になってきています。

もうこれは手遅れでしょうか?治せないでしょうか?

こんな場所で聞くのは場違いかもしれないけど今いろんな虫歯治療動画を見ていてとても不安になり聞いてしまいました、ごめんなさい🙇‍♀️💦

歯科治療というのは、「もとに戻す治療」ではありません。

むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。

歯に感染した細菌が歯を溶かします。その溶かした部分と細菌を削り取るのが、むし歯治療です。

治療をすることで、痛みは軽減しますが、削り取った部分はもとには戻りません。

そのため、型どりをして、人工の歯をかぶせたり、つめたりします。

つまり、痛みは和らぎ症状は緩解しますが、失った歯はもとには戻らないため、人工物で補う。これがむし歯治療です。

頂きました文章の最後、「もうこれは手遅れでしょうか?」とのお言葉。

歯を削らず症状を取り除くという観点では、手遅れです。
ただし、むし歯を削り取り、症状を和らげることには、手遅れはありません。

つまり、心の持ちようで、手遅れなのか否かは変わるということです。

極論をいうならば、歯を失ったとしても、命を失う事はありません。

むし歯でも、徹底的に治すことで、人生前向きに臨んでいる方、沢山沢山いらっしゃいます。

問題は先送りにしてはいけない。

問題から逃げてはいけない。

問題から目を背けてはいけない。

問題を冷静に見つめて、適切に対処することで、痛みも恐怖も克服することは可能です。

手遅れなどということは、人生において「ありません」

ぜひ、早々に、近隣の歯科医院へ行き、徹底的に治す心持ちで前向きに治療に臨んでください!

頑張って!大丈夫です!