親不知のせいで虫歯になった下の奥歯、かなり虫歯が神経近くまで深く、かなり削り、セラミックをいれています。
その歯が最近、違和感、軽く痛み?浮く感じがあります。ただ、レントゲン、CTでは、今の所、悪いようには見えないと言われています。
今、通ってる歯医者には、とりあえず様子見となりますが、治療するなら選択肢は、今入ってるセラミックを外すと、次に型取りをするのは、親不知を抜いた所の歯茎もあり、不可能に近く、絶対にうまくいかない(はまらない、予後が絶対に悪くなる)からセラミックは取らずに神経だけを歯の手前から取ることしかないと言われました。
また、セカンドオピニオンの歯医者には、神経を取るにしても、神経が丸くカーブしていて、さらに、歯の生え方が少し斜めになっているから、根管治療も失敗する可能性が高いと言われてます。
この動画の方は、私と同じ状況かもしれないですが、私よりも削っている所が小さいので、二人の歯医者に失敗する可能性が高いと言われてしまい、落ち込んでます。
気にすればするほど歯がうずく感じが強くなります。
先生の所では、私のような場合での最善の選択肢はありますか? ちなみに、関西なので余計に困っています。先生に助けてもらいたい…
病状を実際に拝見していないため、正確な回答が出来ないことに心苦しさを感じております。
申し訳ありません。
診て下さった先生の「なぜできないのか?」についてですが、2つの理由が考えられます。
① 患者様がご質問・ご希望されている治療法よりも良い治療法がある。それを患者様に提案するが、同意が得れない。
② 根管治療をする技術と知識を持ち合わせていない
③ そもそも根管治療で治療するという選択肢すら持ち合わせいない
例えるならば、こうです。
お客さんはラーメンを食べたいと言っています
その相手が、ラーメン屋さんならばOKですが、スパゲッティ屋さんかもしれない
そして、お客さんのお話をよく聞いてみると、それはラーメンではなくスパゲッティだった・・・・という感じです
同じ麺類ですが、ラーメンとスパゲッティは異なります。
作り方から何からすべて違います。
同じ歯科医院ですが、その技術知識は全く別物です。
ただし、外食産業との違いは、ラーメンもスパゲッティも、一般歯科医師は出来る!と「患者さま」には勘違いされているということです。
ちょっとわかりづらいたとえだったかもしれません(笑) ごめんなさい。
これが日本の保険治療の良い所であり、問題点でもあります。
根管治療専門医ならば、治療は可能かもしれません。
もうご相談されているのかもしれません。
その上で、現状をしり、御自身の希望とあう治療をご選択頂ければと感じています。