院長ブログ

根管治療のやり直し 原因は?マイクロスコープ

本動画は、根管治療した歯の歯ぐきが腫れて当院を受診された患者様の再根管治療の様子です。根管治療の回数は1回1時間。2回で終了の予定です。

根管治療に限らず、むし歯治療の目的は、「細菌の感染の除去」です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

マイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その感染を取り除くことが我々歯科医師の担う治療ですが、その治療の際中に、患歯(=処置歯)の内部に唾液が混入すると、その治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

そのため、深いむし歯治療や根管治療では、その唾液侵入を予防する術がとても大切となります。それがラバーダムです。

上顎第一小臼歯 2根管 根管の見落とし本症例である上顎第一小臼歯の根管数、根管形態は複雑です。

本症例の歯ぐきの腫れの原因は、2つある根管のうちの1つが未治療であり、そこに感染が残っていたことでした。

 

上顎第一小臼歯 2根管 18%が2根管で1根尖

動画より引用した画像です。本症例は左から2番目の2根管で、歯根の先端では1つとなる根管形態でした。全体の18%で出現する根管形態です。本症例ではそのうちの一つをの根管治療が為されていませんでいた。肉眼ではみえなかったのでしょう。その部位と、2つの根管の癒合部に感染が残ったことが「歯肉の腫れ」の原因です。

上顎第一小臼歯 2根管 18%が2根管で1根尖 イスムスを超音波チップで除去
根管治療 水酸カルシウム ホルムアルデヒド製剤 ペリオドンは使用しない当院では、根管治療中の唾液の混入をラバーダムで予防しつつ、マイクロスコープを活用して、癒合部と未根管治療部位を適切に清掃消毒しつつ、治療済みであった根管治療部位も再度根管治療しなおしました。

治療後は、水酸カルシウムを貼薬します。ペリオドンやパラホルムアルデヒド製剤は使用しません。治癒を阻害します

UCLA正式プログラム 認定 根管治療 修了証当院では、根管治療を1~3回で終了します。

毎回、無痛麻酔です。麻酔をしないで治療することなど絶対にありません。
根管治療は、「感染が取り除かれれば治ります」。

つまり、「感染が残っていれば治らない」ということです。

適切な治療コンセプトのもと、適切な治療環境と道具を揃えて根管治療に臨めば、短期間、少ない回数で根管治療は終了です。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 
マイクロスコープ&ラバーダム

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

 

 

 

深いむし歯にメタルインレー 激痛で歯ぐきが腫れる 根管治療症例

マイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者本動画は、歯ぐきが腫れてズキズキとした強い痛みがあり、当院を受診された患者様の急患対応時のマイクロスコープ根管治療の様子です。

他院にて深いむし歯治療後に銀歯(メタルインレー)を装着された患者様。

治療後より痛みがあり、次第に痛みは大きくなったため、担当医に相談するとしばらく様子をみましょうとのこと。そのまま様子をみていると、痛みはさらに強くなり、歯ぐきが腫れてきたため、心配になり当院を受診されました。

術前のレントゲン所見です。むし歯を取り除き、”セメント”で覆髄(むし歯が神経に近い場合、神経を保護すること)をしていることが読み取れます。

神経残す抜かない治療 動画で説明むし歯が深く、神経に近い症例の場合、当院では神経を残す治療を行います。

その際、ラバーダムを装着し、「唾液が患部に入り込まないようにする」配慮がとても大切になります。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。治療中の唾液の混入は、再感染の機会を与えかねないため、ラバーダムが必要となるのです。

残念ではありますが、このインレー(銀歯)を製作する際、そのような配慮は為されていなかったとのことでした。元は痛みが無かった歯であれば、おそらくその際に感染したと推察されます。

内部に感染した細菌を適切な方法で「除菌」すれば、治ります。
どうすれば治るか?

根管治療のポイントは2つです。

① むし歯(細菌の感染)を取り残すことな取り去ること。
② 治療中に感染させないこと。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

には、マイクロスコープが必要です。本症例のような複雑な根管を持つ大臼歯では猶更でしょう。
には、ラバーダムです。唾液のの中にある細菌の感染症であることを考えれば明らかです。治療中に唾液が入りやすい環境下では治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

根管治療に限らず、むし歯治療では、徹底した「無菌的配慮」が為されるべきでしょう。
一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々精進です。

むし歯 細菌の感染症 神経を残す治療 根管治療

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者

 

 

根管治療の回数 治療が必要な不可逆性歯髄炎について

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要上の前歯がジーンと痛み当院を受診された患者様の症例です。
本動画は、不可逆性歯髄炎の症例を根管治療している様子です。

むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
感染が歯の内部深くに侵攻することで、神経(=歯髄)は炎症を起こします(=歯髄炎といいます)。その炎症が、一部であれば、感染部位を取り除くことで、神経の炎症は治まり(=歯髄炎は治まり)、神経を残すことが可能です。
これを、「覆髄法」といったり、「断髄法」といいます。

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置についてしかし、感染の程度が深く大きい場合、覆髄や断髄で感染部位を取り除いても、炎症は治まりません。これを「不可逆性歯髄炎」といいます。このような症例では根管治療が必要となります。

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA「不可逆性の歯髄炎か否か?」「根管治療が必要か否か?」「チェック法?」

根管治療が本当に必要かどうかを「症状」からチェックする方法があります。

右リンクをクリック、ご参考ください。

ラバーダム 根管治療神経を残す治療 大切必要

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。その細菌感染を取り除くことが治療の目的となります。そのため、根管治療や神経を残す治療などの「深いむし歯治療」では、ラバーダムの装着が絶対に必要です。

ラバーダムは口内に手術室を作ることと同じです。
開腹手術を野原で行う人はいません。同様に、唾液が入りやすい「ラバーダムなし」の状態で治療することは、開腹手術を野原でするのと同じことなのです。

当院では、ラバーダムを装着して治療に臨みます。
マイクロスコープを活用した根管治療で、当院の目標である「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」を目指し日々の臨床に取り組んでいます。

正しいコンセプトとは?適切な治療環境とは?

マイクロスコープ&ラバーダム

 

 

歯の神経 抜かない方法 マイクロスコープMTA間接覆髄法

本動画は、メタルインレーが外れて当院を受診された患者様の「神経を取らずに(抜かずに)残す治療」についてです。

その治療方法は、マイクロスコープとラバーダムを活用したMTA間接覆髄法です。

治療前に痛みは無く、何度も治療を繰り返した跡が認められる上顎の小臼歯。
装着されていたメタルインレーが外れて当院を受診されました。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 メタルインレーの下にはコンポジットレジンで覆髄された跡があり、深いむし歯が疑われました。
患者様にその様子をマイクロスコープでご説明し、ラバーダムを装着上、治療に臨むこととなりました。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法むし歯は神経(=歯髄)に近接しており、露髄はしなかったものの、ほぼ接する状況にまでなっていました。マイクロスコープにより「むし歯を徹底して削り取り、健全な部分を徹底して残す」つまりは「できるだけ削らない治療」を行い、神経を残すこととしました。

神経周囲には、MTAを貼薬し、神経を保護する覆髄材として使用しました。

当院では多くの症例で、ラバーダムを装着し、マイクロスコープを用いてむし歯を除去し、MTAで覆髄する「神経を残す治療」を行い、良好な結果が得られています。

当院では、マイクロスコープを2機常設し、そのマイクロスコープを活用することで、可能な限り削らない治療を実践するとともに、「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」を目標に日々の臨床に取り組んでいます。

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

 

 

ジーンとする痛み 顎 かみあわせ?《メール相談》

かみあわせ?むし歯?

痛みの原因が分からず、当院にご質問・ご相談いただいた患者様からのメールとそれに対する当院の回答です。

本患者様からは詳細なるメールを頂いたのですが、実際に診せていただかないと分からない部分が多く。はっきりした回答をして差し上げることができていないことが残念です。

当院にご質問にいただくと同時に、一度ご来院いただけると、明確な当院の回答をさせて頂けるでしょう。

以下にご相談内容と回答を供覧させていただきます。


ご相談内容

食事後に歯(歯茎?)に痛みを感じることがあるのですが、原因が特定できず、相談させていただきたいです。以下に状況を記載させていただきます。

【症状】

  ①食事後、上下左右3番を中心に口全体に痛みが出ることがある。痛みはジーンとするような鈍痛?で、痛み止めが効きません。
  ②咬筋や顎まわりの筋肉に疲れを感じることがある。
  ③こめかみに指を当てて口を開いた際に、左右で動くタイミングが異なる。(右が先に動く。)
  ④睡眠時に歯ぎしりや食いしばりをしており、1ヶ月ほど前からナイトガードをはめて寝ている。

【経緯】

1,2ヶ月ほど前に歯科医院Aにて虫歯治療、歯ぎしり用のナイトガードを作成していただきました。治療完了1週間後に右上下4番辺りの歯に痛みを感じて再度通院し、早期接触とのことで少し削ってもらいました。その翌日、上記①のような感覚があり、歯科医院Bで受診し、レントゲン等で検査していただいたのですが、原因不明でした。歯科医院Bでは、上下左右3番に強い接触があるが、これが原因でなかった場合を考えると今削るのはもったいないとの診断で、今に至ります。特に気にしているのは①で、食事をするのが億劫でストレスです。。。歯並びが悪い自覚はあり、矯正治療をする必要があるとは思っているのですが、金銭的な問題もありすぐには始められない状況です。わがままであるとは思っているのですが、顎の治療や多少の噛み合わせの調整で症状が改善するものなのでしょうか?お手数ですが、ご教示いただければ幸いです。以上、よろしくお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。詳細なるご連絡をありがとうございます。拝読いたしました。

大変お困りのご様子と推察致します。実際に拝見しておりませんため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解ご了承頂いた上でご一読くださいます様お願い致します。

回答させていただきます。

口内の痛みの原因は、腫瘍を除いて、3つ。むし歯、歯周病、かみあわせ によるものです。

これらの痛みが上記3つのうちの一つ、「歯周病」から起因することは、いつくかの歯科医院に受診され、担当医の先生からのご指摘がないところを鑑みると、歯周病の可能性は少ないでしょう。残るは2つ。むし歯かかみあわせか?ということになります。

前医にてナイトガードをご製作されている既往や、ご自身で歯並びを気にされているところより、「かみあわせ」に問題があることは推察されます。

かみあわせや歯ぎしり、くいしばりを予防・補正するために装着するマウスピースはいくつかの種類があります。

当院では、その症例に合わせて、いくつかのマウスピース(スプリント)を使分け、様々な症例に対応するようにしております。

様々な種類のマウスピースの解説

マウスピースについてはこちらのリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

かみあわせチェックポイントまた、現在のかみあわせ(上下の接触の状態)をチェックする方法がございます。
こちらのリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11517

「かみあわせ」とは、上下の歯の接触や歯並びだけの問題ではありません。お時間ございます時は、こちらをご参照ください。これから受ける治療の一助になるかもしれません。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11554

②は推測の域を出ませんが、「くいしばり」によるものでしょう現在使用中のナイトガードで少しでも改善しているのであればいいのですが、もし、少しでも悪化傾向にあるのであれば、違い種類のナイトガードを再製作することをおすすめいたします。かみあわせや上下顎骨の3次元的位置関係、何を治すのか?によって、マウスピースは異なります。

③も同様にかみあわせに起因するものでしょう。所謂顎関節症の症状の一つです。右が先に動くとのご自覚より、顎関節の動きが制限されていることが分かります。もし、お口を開くときに、強い痛みが生じるような時は、無理せずにご来院ください。

また、かみあわせの調整と称しての「歯を少し削る」という行為は、当院では可能な限り行わないようにしております。削る際は、徹底した診査の上で、診断が下された上で行うようにしております。

①の痛みにつきましては、
・むし歯の進行による痛み (むし歯が深い部位があり、神経に炎症が起きている)
⇒こちらの症状をご参照ください。該当する症状はありますか?
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

・かみあわせによる違和感 ←適正なマウスピースを使用していれば、改善されるはず。

この2つの鑑別が、頂いた内容からでは推測致しかねます。1つの原因ではなく、2つ以上の原因による場合もあるため、精査が必要でしょう。

頂いたメールから推測できる回答は以上です。このメールが少しでもお力になれていれば幸いです。

当院受付には申し伝えておきます。ご希望があれば当院までお越しください。お力になれるでしょう。宮崎

《初診の流れ》
当院にお越しの患者様は必ずご一読くださいます様お願い致します。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

メールでご相談、セカンドオピニオン お気軽にご相談下さい

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

むし歯が深い 露髄 神経を残す治療 マイクロスコープ

術前 深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法他院にて根管治療が必要と診断された患者様のむし歯治療。患歯にラバーダムを装着し、マイクロスコープでむし歯を取り去り、露髄しました。

露髄とは、「むし歯が神経(=歯髄)に達し、神経が露出すること」をいいます。
露髄=根管治療と診断する歯科医師も多いでしょう。当院では、神経が生きていて、感染が取りきれれば、神経を残すようにしています。

深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法 齲蝕検知液を使用してむし歯を染色本動画は、マイクロスコープを活用したMTA部分断髄法」の治療の様子です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、治療中に唾液が患歯に接触・混入するのは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。

そのため、当院では深いむし歯治療や根管治療では、必ずラバーダムを装着して治療に臨んでいます。言うならば、口内に「無菌的な手術室」を作り上げることといっても過言ではないでしょう。神経を残す治療で、一番大切なことだと思っております。

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置について

深いむし歯 露髄 神経を取らずに残す治療 マイクロスコープMTA部分断髄法 エンドセムMTA

神経残す抜かない治療 動画で説明むし歯を取りきった後は、露髄部を薬液で洗浄消毒し、エンドセムMTAを貼薬します。生体親和性の高いMTAには抗菌作用が期待できるため、もし、目の見えない細菌感染が残っていたとしても、それを除菌・抗菌してくれる効果が期待できます。当院では多数症例にこのMTAを貼薬し、多くの良好な結果が得られています。

私は、15年以上「肉眼」での治療はしたことがありません。
またこの5年は、最低でも肉眼の5倍拡大率のルーペを使用し、神経を残す治療根管治療では、必ずマイクロスコープを使用して治療に臨みます。

当院では、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでいます。


根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

根管治療した歯が痛い 膿んでいる 痛みが引かない

仮蓋を外すと中から排膿出血 根管治療した歯が痛い 痛みがひかない 再根管治療症例 下顎大臼歯奥歯本動画は、他院で根管治療したが、ズキズキする痛みが引かず、膿んでいる状態で来院された患者様の再根管治療の様子です。

聞くと、マイクロスコープにラバーダムを使用して治療されていたとのこと。早速当院でもラバーダムを装着し根管治療に臨みました。

仮蓋を外した状態が右写真です。蓋を外すと同時に出血と排膿(膿「うみ」がでること)が根管内に満たされていました。

ペリオドンホルムアルデヒド製剤 神経の失活 殺す薬根管内を洗浄すると、その下に綿の塊があります。

ホルムアルデヒド製剤です。神経を失活(殺す)させる薬剤で、日本の一般的歯科医院で使用される根管治療薬です。当院では使用しておりません。理由は以下のリンクの通りです。治癒を阻害し、科学的根拠にかける薬剤といえるからです。https://miyazaki-dentalclinic.com/19626

根管治療 マイクロスコープ ラバーダム

むし歯は唾液中に存在する細菌が歯の内部に感染を広げる病気です。

そのため、感染を徹底的に取り除く必要があります。それにはマイクロスコープで診て治療に臨むのが効果的です。

しかし、他院で施術された本症例は、マイクロスコープを使用した上での根管治療とのこと・・・むしばの取り残しは見えているはず・・・患者様にとっては残念でならないでしょう。

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療

UCLA正式プログラム 認定 根管治療 修了証ラバーダムで治療中の歯への唾液感染を予防しつつ。内部に感染した細菌を削り、薬液で洗浄消毒する。根管治療は、これをただ黙々と行えば普通に治るのです。当院では1~3回で根管治療終了です。

マイクロスコープを用いて、徹底した歯科治療・根管治療を行うことで、当院の目標とする「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」を日々目指し精進です。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

深いむし歯の神経を残す 《MTA直接覆髄》

銀歯(メタルインレー)が外れて当院を受診された患者様。

痛みはありませんが術前のレントゲンでは深いむし歯が疑われます。
本動画は、深いむし歯が歯の神経(=歯髄)にまで達していても、神経を残すことができることをご説明しております。マイクロスコープとラバーダムを用いた「MTA直接覆髄法」です。

直接覆髄法 MTA レントゲン写真の解説

齲蝕検知液 むし歯を染色上レントゲン画像は、術前のレントゲン所見です。

10年以上前に治療して頂いた歯の再治療ですが、2層に分けた覆髄(神経を保護する治療)処置が施されていました。丁寧かつ手際よく処置されていることが分かります。

しかし、覆髄材を外すと右上写真画像のようにむし歯になっていました。
露髄部を洗浄消毒 露髄しても神経を取る必要はありません
マイクロスコープを使用して、徹底的にむし歯を取り去ります。

本症例では、むし歯が神経に達しており、むし歯を削ることで、神経(=歯髄)が露出しました。これを露髄といいます。

露髄をしても、神経を取る必要はありません。
むし歯治療は、「歯に感染した細菌を取り除くこと」です。神経にまでむし歯が及んでいても、神経全部を取る必要はないのです。「感染している部分だけ」を取り去れば治ります。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

そのためには、2つポイントがあります。
① ラバーダムを装着して治療に臨むこと
② マイクロスコープで治療に臨むこと

マイクロスコープ診療室 第1第2マイクロスコープがあれば、むし歯の残しを予防できます。
また、神経にまでむし歯が及んでいる症例で、その神経(=歯髄)の状態、生死を判定することが出来ます。

当院ではマイクロスコープを活用し、可能な限り歯の神経を取らない・残す治療を行います。一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療が当院の目標です。

 

 

 

 

 

ラバーダム 術前消毒について

むし歯 細菌の感染症 根管治療 ラバーダム マイクロスコープ 神経を残す取らない抜かない治療むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

神経を残す治療」(=覆髄法)や根管治療の際は、治療中の唾液感染を予防するために、ラバーダムを装着して治療に臨むことが大切です。

上動画で、ラバーダムについてわかり易く説明いたしました。これから深いむし歯治療を受ける方、根管治療を受ける方はぜひご参考ください。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

神経を残す 虫歯治療《メールご相談》

当院には多くの患者さまより、インプラント、根管治療、神経を残す治療、噛み合わせに関するご相談やお問い合わせをいただきます。以下の他院で根管治療が必要との診断をいただき悩まれている患者様のメール、そして当院の回答の一例を供覧させていただきます。お悩みの患者様はぜひご一読ください。

ご相談内容

別の歯科医院にて虫歯治療を行っておりますが、以前に治療した歯の① 被せものの下にかなり大きな虫歯が発見され、この歯については神経を抜く旨診断され、現在、神経の炎症を防ぐ薬を歯に詰めた状態で、次回の神経を抜く治療を待っている状態です。神経を残すことがどうしてもできないのであれば仕方ないとも考えておりますが、これまでに神経を抜いている歯が複数あるため、これ以上神経を抜きたくないと感じております。以前の段階でレントゲンで怪しい旨は伝えられておりましたが、虫歯が見つかるまでは、特に痛み等はありませんでした。このような状態で② 神経を残すことの出来る可能性があるかご教示いただきたく、ご連絡を差し上げました。お手数をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。よろしくお願い致します。病状とこれまでの処置内容に関するご連絡をありがとうございます。回答させて頂きます。尚、実際に拝見しておりません。そのため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読み下さいますようお願い致します。

①「被せものの下にかなり大きな虫歯が発見され」

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA⇒どの程度進行したむし歯であるのか?また現在の症状について知りたいところです。痛みなどはないでしょうか?心配です。神経を取るべきか否かを、現在の症状から

推測する方法は以下をご参照ください。「可逆性の歯髄炎」に分類されるようであれば、神経を取る必要がないかもしれません。https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

神経を残せる否か?その判定基準はなにか?マイクロスコープで診る 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTAまた、当院では、治療中に歯の神経(=歯髄)をマイクロスコープで精査することで、その神経が残せるか否かを診断します。その治療の様子につきましては、以下リンクの動画をご参考ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/22921

 

② 「神経を残すことの出来る可能性」

⇒実際に拝見していないため、神経を残せるか否かの可能性についてお話できる立場にいないことをご理解頂いた上で、以下のリンクをご参考くださいますようお願い致します。

当院では多くの患者様の神経を残す治療を施術させて頂いております。神経に達する深いむし歯で他院で根管治療が必要と診断された症例について2症例供覧いたします。ご自身の状態と比べて頂くことで参考になるかもしれません。

直接覆髄法
https://miyazaki-dentalclinic.com/24098

部分断髄法
https://miyazaki-dentalclinic.com/24072

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。神経を残す治療を行うにしても、残念ながら神経を残せず根管治療を行うにしても、「ラバーダム」と「マイクロスコープ」を活用した施術が望まれるでしょう。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療

少しでも不安が和らぐ回答となっていれば幸いです。実際に拝見させていただくことで具体的な治療法や明確な診断回答が可能です。当院受付に申し伝えておきます。ご来院される際はお電話にてご予約くださいますようお願い致します。(宮崎)

《当院の初診の流れ》
当院に来院される患者様におかれましては以下のリンクを必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

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